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2018.07.09

素人が2日+αでダイビングの
Cカードを取りました!

writer : 編集部

「ダイビングのライセンス取得」とだけ聞くと、かなり大変そうなイメージがありますよね。
私もそう思ってました。そこで、ライセンス取得はどれだけ大変なのか(または簡単なのか)を体験してきました。

ダイビングイメージ

J-DIVE

そもそもダイビングするのにライセンスが必要なの?

ダイビングをしたことがない、周りにしている人もいない場合、そもそもダイビングって免許が必要なの?というところから始まると思います。「体験ダイビング」やシュノーケルはライセンスは必要無いですが、通常のダイビングにはライセンスが必要ですのでダイビングを始めたければまず、ダイビングのライセンスである「Cカード」を取得しましょう。

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どこでCカードは取得できるの?

Cカード講習を募集しているダイビングショップに申し込みましょう。ショップには、ダイビング団体が認定したインストラクターがいます。インストラクターから講習を受けることで、そのインストラクターが所属する団体のCカードを取得できます。日本国内で有名なダイビング団体は、「PADI」「NAUI」「CMAS」などです。募集要項などに「PADIオープンウォーター取得コース」などと書かれていればOKです。

ダイビングイメージ

今回お世話になった「アズワンダイブ沖縄」

私は、アズワンダイブ沖縄さんにおせわになりました。選んだ理由は日本で一番シェアの多い「PADI」のCカードだけではなく、「CMAS」に加盟している「Stars」のCカードの取得コースも運営されていて、「Stars」のCカードが欲しかったのでアズワンダイブ沖縄さんをえらびました。

アズワン

「PADI」だろうが「Stars」だろうがCカードという意味では取得してしまえばあまり違いはありませんが、講習プログラムには違いがあります。どの団体でも、オープンウォーターというランクのCカードを取得するための講習には学科と実習があります。「Stars」のオープンウォーター講習は、学科はwebで事前に学習・テストを済ませ、ダイビングショップで実習を完了することでCカードが取得できます。

0日目:セルフトレーニング

Starsのサイトでダイビングについてのイロハを学習します。webなので、もちろん24時間可能。お忙しい方は通勤途中の電車の中でスマホで学習なんてことも可能です。きちんと理解することが目的なので、1度にすべてを終わらせる必要はありません。空き時間を利用して何回かに分けての学習でもOKです。

イメージ

セルフトレーニング終了後はファイナルチェックにチャレンジ!こちらも24時間いつでも可能です。もし、1回で合格点に達しなくても何回でもチャレンジOK。間違った箇所を復習して合格を目指しましょう。合格をすると1ヶ月間有効な合格証がメールで送られてきます。実習時にダイビングショップに提出(メール画面の提示でもOK)しますので、大切に保管しておいてくださいね。このwebでのセルフトレーニングとファイナルチェック、合格証の取得までは無料です!Cカード取得を決断する前の参考材料として試してみるのもいいですね。

1日目:限定水域講習・海洋実習

朝早く(私の場合は7:30)にアズワンダイブ沖縄の方が指定の場所までお迎えに来てくれました。旅行中の場合は宿泊しているホテルまで迎えに来てもらえます。
もうひとりお一人参加でオープンウォーター講習初日の方がいらっしゃり、車の中ではご挨拶やら世間話で少し打ち解けたところで講習場所の奥武島に到着です。

奥武島・・・読めないですよね。沖縄本島の南部にある小さな島で「おうじま」と読みます。離島なんですが沖縄本島とは橋で結ばれており、しかもその橋は100m程度ですのであまり離島という感じはしません。
この奥武島の西側は水深が浅くて穏やかな場所があり、私達の他にも講習をしているグループが数組いました。最初は機材(※)の説明やセッティング方法などのレクチャーです。セッティングが終わるといよいよ海へGO!
※機材ではなく器材とベテランダイバーから指摘がありました。素人には違いがわかりませんが・・・

ダイビングイメージ
はじめは限定水域講習といって、深くても腰ぐらいまでの立てるところでの講習です。
レギュレーターという空気ボンベ(※)からつながっている空気を吸うための器具をくわえて顔をつけてみたり、マスクの中に水が入ったときの対処方法、機材を水中で着脱する訓練など、ダイビングを始めるにあたり最低限必要なスキルの練習です。
浅瀬での講習なのでお遊びに見えるかもしれませんが、深いところを潜る際は命にかかわるような重要なスキルです。
※こちらもベテランダイバーからの指摘で、ダイビング用語では「ボンベ」ではなく「タンク」と呼ぶとのことなのですが、これからダイビングを始めようかと考えている方にとっては「タンク」よりも「ボンベ」の方がわかりやすいかと思いそのままにしてます。

講習イメージ

浅瀬での重要なスキルの講習でインストラクターのOKが出れば、いよいよ海洋実習です。
足の届かない深いところへ泳ぎだします!今回はインストラクターの他にもう1名スタッフが補助でついてくれたので、何かあればすぐに助けてもらえる体制での講習で安心でした。

イメージ

休憩を挟んでもう一回潜り、合計2ダイブの実習を行い1日目の終了です。
奥武島を出たのが13:00頃で、那覇に帰ったのが14:00頃です。私が申し込んだ「Stars」の講習は学科は事前にwebで済ませているため1日目はこれで終了でした。
旅行で沖縄に来ての講習の場合は午後は観光もできますし、疲れたらお昼寝も可能です。
レンタカーを借りている場合は、奥武島までレンタカーで集合することも可能です。講習終了後に近場の「天然温泉さしきの猿人の湯」で温泉を楽しんだり、世界遺産「斎場御嶽」観光、アウトレットモールでのショッピングなどが奥武島から那覇への戻るルートの近くで楽しめるスポットです。

ユインチ

一緒に実習を受けた方は「PADI」のオープンウォーターコースで申し込まれていて、午後はそのままダイビングショップへ移動して学科講習があったみたいです。
海で半日講習を受けて程よく疲れ、ランチでお腹を満たした後の学科講習は睡魔との戦いですよね・・・その点私の「Stars」は午後はフリータイムなので楽ちんでした!

2日目:海洋実習

2日目の海洋実習は、1日目のようなビーチでの講習と、ボートで沖まで出ての講習が選べました。ボートでの講習にはボートの乗船代金が別途必要になりますが、インストラクターにしっかりと教えてもらえる講習のうちにビーチとボートの両方を体験することをおすすめします(と身近にいるダイバーにアドバイスをもらいました)。もちろん私はボート講習をお願いしました。場所は宜野湾マリンパークから乗船をして、5分ほど沖へ行ったあたりです。

2日目の最初は1日目のおさらいをしますが、沖まで出ているのでもちろん足は着きません。海底まで伸びたロープを伝って深くまで潜っていきます。

ダイビングイメージ

前日に始めたばかりなのに2日目にはいっぱしのダイバー気分!でしたが調子に乗るとやはりダイバーのタマゴなので、姿勢を崩して海面に上がってしまったりとつまづきながら、2日目に習うスキルなどをこなしながら泳ぎます。

アズワン

講習が終わると一度陸まで戻って休憩をとってから2本目、講習最後の実習です。最後の講習でも習う項目はいくつかあるのですが、ほぼ2日間のおさらいと泳ぎに集中です。途中サンゴがきれいな場所や、魚が泳いでいる場所なんかにも連れて行ってもらえ、ダイビングの楽しさを教えてもらいつつの講習です。

にも

↑サンゴの間にカクレクマノミの家族が2家族もいたんです!

にも

↑このくらいの近さで観察できました♪

海面に上る前の最終チェックをクリアしたら合格!

アズワン

ボートに戻った頃にはヨチヨチ歩きのヒヨコですが、Cカードを持ったダイバーの誕生です!講習はこれで終了、陸に戻った後にCカードが届くまでの仮の認定証を頂いて解散です。終了したのがだいたい13時前後です。希望をすれば、お昼ご飯を食べた後、ライセンスを持ったダイバーとしての初ダイビングも可能なので、疲れていなければそのままお願いするのもありですし、沖縄観光に繰り出すのもありですね。
ボートダイビングの集合場所は宜野湾マリンパークです。レンタカー利用の場合はそのまま北谷や恩納村など観光スポットへの移動が便利な場所ですので、旅行中の方は有意義に時間を使えますね。

Cカードを取ってみて

今回、私は「Stars」のオープンウォーターのCカードを取得しましたがおすすめです!知名度ではダントツに「PADI」ですが、「Stars」もCカードとしての効力に違いはありません。更に「Stars」は学科講習は事前にwebで済ませるため、ショップでの講習が実習のみで済ませることができるので時間を有効活用できます。また、web講習は無料なので、「PADI」などのようにテキスト購入の必要がありません。Cカード申請料は若干「Stars」の方が割高ですが、講習・テキスト代・申請料とトータルで考えると「Stars」の方が割安でCカードが取得できます。

ダイビング後は気圧の関係で当日中に飛行機に乗ることができませんので、沖縄旅行中にCカードを取得する場合は、「PADI」は学科講習があるので、最低3泊4日間が必要となります。「Stars」の場合は、多少弾丸ツアーになりますが、学科講習を事前に済ませることで最短で2泊3日間での取得も可能です。1日少ない分旅行代金が節約できたり、仕事の関係で休みを取るのが難しい方などなるべく短期間で取りたい方などにもおすすめです。

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