戦後沖縄の各地にはアメリカ軍基地が作られ、
沖縄の人々はアメリカの異文化を隣に生活してきた。
関係者以外が基地の中に入るのはイベントの開催期間か、
それ以外ではパスが必要となるが
そこまで機会が溢れているとは言い難い。
と言いつつも、週末に基地の中に入れるというから驚きだ。
それもフリーマーケットというのだから、
アメリカの掘り出し物が手に入るという勝手な想像をしながら、
3000円を片手に車のエンジンを掛けた。
英語で書くと「free market」「flea market」
と書かれる場合があり、それぞれ和製英語としての意味や、
蚤の市が発祥であるなど諸説語られているが、
今回のフリーマーケットの看板には「flea market」
と書かれていたので後者に意味に近いかもしれない。
基地内の写真を期待されていた方には大変申し訳無いが、
基地内は写真撮影ができなかったため、
この記事は文章から読み取って頂く事が多い
ということについてお詫びしたい。
今回の会場となっていたのは沖縄本島中部うるま市にある
キャンプ・コートニーと呼ばれる米軍基地で、
週によってキャンプ(基地)と時間が異なるため、
事前に確認してから出かけよう。
フリーマーケットは午前7時開始だったので、
10分程前に到着すると既に車が長蛇の列をなしており、
日が昇る前の寒い時間を車内で待つ可能性もあるので、
事前にトイレを済ませることをお勧めする。
基地内に入る際には身分証の提示が必要で、
「card?」という兵隊さんに低い声に合わせるように
運転免許証を車から見せる。
片言ではあるが言い慣れている
「アリガトウゴザマス」の言葉を後に、いざアメリカへ。