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今から20年前に沖縄に移住して彫刻を学び始めた佐藤尚理(さとう・なおみち)さん。沖縄県立芸術大学の学生だったころから十数年、ひたすら彫刻を作り続けてきたそうです。木彫だったり、塑像だったり。作品からは、人の手と素材が対話をするように、ものづくりが行われてきた形跡が感じられます。
「それまではぼんやりしていた」という陶器への思いが、行動に移ったきっかけはドイツ留学。ミュンヘン芸術大学に研究生として籍を置き、1年ほど写真を学んでいた時に「やりたいことはやってみたほうがいい」と思うようになったのだそうです。