新鮮な魚の種類が豊富
では早速、島ならではの物を探してみよう!ということで
生鮮食品の売り場へと向かいました。
すると真っ先に目についたのはこれ。
島で獲れた鮮魚の刺身の数々。
馴染みのある魚もありますが
マチとイラブチャって何の魚かわかりますか?
ちなみに、
マチとはフエダイ科・ハマダイ亜科・チビキ科・ムツ科などの魚の総称で
イラブチャはアオブダイのことです。
こんなにもたくさんの種類の魚が揃うのは
海に囲まれた島ならでは。
ちなみにどれもその日に獲れた新鮮なものばかりです。
沖縄の魚は淡白であまり美味しくないというイメージがありますが
私個人的に言うと、脂がのっているとそんなに量が食べられないので
淡白なくらいが好みです。
島豆腐は袋入り
沖縄の豆腐といえば島豆腐。
豆腐なんて日本全国どこでも見かけるものだと思いますが
島の豆腐の珍しいところは
プラスチックなどのパッケージに入ったものではなく
ビニール袋に入ったものが売られています。
島豆腐は本土のように豆腐を水で冷ましてからではなく
出来立ての熱い状態のものを売り出します。
熱い状態で袋の封を閉じて販売すると豆腐が腐ってしまうので
冷ますためにも袋を開けた状態で売っているのだとか。
(冷めたら封を閉じるようです)
出来立て熱々の島豆腐はとてもふわふわな食感で
味が濃厚で美味しいんですよ。
伊良部島の人気商品
島には2件のパン屋さんがあります。
パンの種類も豊富で
その中でも特に人気なのが
まるそうさんのうずまきサンドです。
うずまきになったパンの間にバタークリームが挟まっているのですが
そのクリームの中に砂糖が溶けずにそのまま残っているので
ジャリジャリとした食感が楽しめます。
その他にもいろいろ種類がありました。
さらにこんなものもありました。
「伊良部げんまい」と名のつくピンク色の物体。
書いてある通り、もち粉と砂糖と水を混ぜたものに
食紅で色がつけられたドリンクです。
飲んでみると味は想像していたよりも甘くないのですが
見た目の色に抵抗があり、もち粉が入っているのでとろみがあって
グビグビ飲むことはできませんでした。
島では昔から飲まれているそうですが
でもなぜピンクなんだろう。
興味のある方はチャレンジしてみてくださいね。
その他、島や沖縄ならではの商品も多数揃います
島には泡盛の酒造所があり
そこで造られた泡盛ももちろん販売しています。
これは一升瓶が包装され2本1組になったもの。
お祝いの多い島なので、このように2本1組になった
泡盛をご祝儀として持って行きます。
左がアイスボンボン、右がアイスケーキ
このアイスも島で作られていて
島の子供達にとても人気があるそうです。
暑い島の夏にぴったり。
島人(しまんちゅ)の温かさに感動
というわけで今回は
伊良部島ならではの商品だけに関して取材をしましたが
宮古島の人口の約1割ほどしか住んでいない島なのに
意外に種類が多いと感じました。
これはあくまで私の推測ですが
今まで島から宮古島へはフェリーでしか行き来できなかったこともあり
台風などの悪天候で欠航になると長期間に渡り物流が滞り
宮古島や沖縄本島から商品を仕入れることができなくなるため
島だけの独自の生産・販売ルートで成り立っていた商品が
数多く存在するのではないかと思いました。
商品について、店員のお姉さんや
買い物に来ていた島の人に質問をしてみたのですが
みなさんとてもフレンドリーで優しく
色んなことをとても丁寧に教えてくださいました。
スーパーに行って島の物に触れるだけでなく
島人と交流するのも、島へ遊びに行く楽しみのひとつだと思いました。
橋が繋がったこの機会に伊良部島へ訪れてみてはいかがですか?