安室島に行った経緯
沖縄県は海にサンゴが多く、それに伴い透明度が高いエリアが多いです。普通にシュノーケリングを楽しむなら本島にあるビーチでも十分楽しめます。また、サンゴは基本的にビーチそばより少しはなれば場所に群生していることが多いので、ボートシュノーケリングなら更に多くのサンゴやそこに群がる魚を楽しむことができます。
何故、安室島に行ったのか?それにはいくつか理由があります。
まず1つは、慶良間諸島にある無人島だったから。慶良間はケラマブルーという有名な美しい海が広がる場所。座間味島や渡嘉敷島、阿嘉島といった船で渡れる島には何度か行っており、そこの海を見て、ケラマなら間違いなく楽しめるという考えがあったら。
2つ目は少ない口コミの中で、ビーチからエントリーできる場所に珊瑚が群生しているという情報を見たから。実際に確かめたくなったのです。
3つ目は無人島というワクワク感のある場所であるのと、以前たまたま座間味島に行ったときに目にした島の名前「安室島」が印象的で、今回、安室島に行くことにしました。
安室島の行き方 アクセス方法
慶良間方面へは「とまりん」という施設でチケットを購入し、高速艇やフェリーに乗船します。上部にはホテルがあり、久米島に行くフェリーも出てますよ。
まずは「とまりん」へ
那覇市にあるケラマ諸島の玄関口「とまりん」を利用するため、那覇市泊へ向かいます。とまりんには地下駐車場があるので、車で来るのも大丈夫です、とまりんの地下駐車場は有料で最初の1時間200円、1時間ごとに100円必要になります。ただ、満車時の心配と、帰ってきた時、疲れて運転することを考えると、国際通り界隈のホテル宿泊であればタクシーで来たほうが良いと思います。ワンメーター560円なので。
とまりんから座間味島へ
とまりんから高速艇で1時間の「座間味島」に渡ります。現在の座間味行き高速艇乗り場は下記の通り、少しとまりんから歩いて移動します。
座間味島から安室島渡し船乗り場へ
座間味島についてからは、高速艇乗り場からすぐの船が停泊している場所から、無人島「安室島」に渡る船がいくつか出ています。私が利用した渡し船は往復で2,500円。渡し船なので、出発時間は人が集まり次第。
渡し船で安室島へ
安室島までは座間味島から約15分。行きの乗船時に帰りの時間を聞かれますので、行くときに時間を申告します。絶対その時間に迎えに来てくれるわけではなく、ある程度その日の利用者のタイミングを見て時間を決めているようです。私は、昼過ぎに安室島を出て、古座間味ビーチにいきたかったので、時間を伝えると、他の数名もたまたま古座間味ビーチに行くことになっていたようで、その方達と時間を合わせて迎えに来てもらうことにしました。
夕方まで安室島にいて1日満喫することもできます。
綺麗な海、それだけ。安室島の様子
最初からお伝えしている通り、安室島は無人島です。全く人の手が入ってない自然のままの島として残っているため、施設は一切ありません。シャワーはもちろん、トイレもありません。「トイレはどこですればいいんですか?」という質問はしないでください(笑)基本は島を出る前に済ませておく、これが大事。それでもどうしてもしたくなった場合は、見られないところでしてくださいとしか言えないですね。
島自体は無人島としては結構大きく、1周するのは難しいのではと思います。というのが、ビーチ以外の部分は草で覆われていたり、岩山だったりと1周する意欲は無くなると思います(沖縄の背丈ほどある草むらの中はハブが怖く沖縄に住んでる人なら入らない、私もビーチから散策のつもりで草むらを少し進みましたが怖くてやめました)。
なので、安室島についたら、大人しく絶対に楽しめるシュノーケリングや海水浴に時間を費やしましょう。
サンゴ礁がスゴ過ぎ!安室島シュノーケリング
ビーチから海水に入り数メートル先には珊瑚がいっぱい!他の慶良間の島でもビーチから入ってサンゴが見られる所は沢山ありますが、その量が違いすぎました。まさき奇跡の無人島、本当にびっくり!サンゴの種類はハードコーラル、ソフトコーラルさまざまで一面にびっしり、その周りを沢山の魚が群れている感じ。
魚の種類も多かったですね。
ウミガメも運がよければ見れるようですが、今回、残念ながら見ることはできませんでした(泣)
安室島にいく前に事前に知っておきたいこと
ビーチと綺麗な海以外、何もない場所です。手付かずの海が広がり、シュノーケリングには最高の場所です。
ビーチには施設が何もありません
先に説明した通り、売店はもちろんのこと、シャワーやトイレなど一切何もありません。なので、事前に飲み物やお昼ご飯は自分で用意していきましょう。また、当たり前ですが、出たゴミは全て持ち帰りましょう。
私の場合、午後から古座間味ビーチへ向かいました。古座間味ビーチにはシャワー・トイレ、食事をする施設など完備されているので、帰りはそちらを利用しました。
監視員いないので安全は自己管理
ここは無人島。監視員などはいません。一応、渡し船の方から泳いで良いエリアは教えてもらえますが、基本全て自己責任で及ぶビーチになります(施設のない自然ビーチは普通そうです)。なので、シュノーケリングする際は、ライフジャケットを必ず着用することをお勧めします。私が利用した渡し船ではシュノーケル、足ひれ、ライフジャケットを有料で貸し出ししていました。泳ぎに自信がある方でも、その日の体調などで、万が一溺れそうになった場合、誰も助けてくれませんので、ライフジャケットはつけてシュノーケリングすることをオススメします。
直射日光ガンガンで暑いです
施設がないということは、日陰もほぼありません。パラソルは有料で貸し出しありますので、借りることをオススメします(もしくは持参する)。必ず日除けがあったほうが良いです。沖縄のビーチの日差しは凄まじく、1日浴びると皮膚が弱い方は、火傷状態になりますのでご注意ください。
安室島がオススメな方
友達同士など、成人のグループにオススメ。必ず思い出に残る旅になると思います。
カップルの旅にも二人だけの楽しい無人島時間を過ごせると思います。私が行った時には、女子旅の二人が数組いらっしゃいました。
小さなお子様がいるファミリーであれば、泳ぐ時は必ず保護者が付き添い、ライフジャケットなど体が浮くものを身につけて楽しむことをオススメします。トイレやシャワーはありませんので、小さなお子様がいる場合は1日ではなく、半日などにしておくほうが良いのではないかと思います。
一人旅の場合は、助けを全く呼べない場合もあります(もし島に一人だと)。私はシュノーケルなど海のスポーツを楽しむ場合、必ず二人以上でいきます。一人で楽しむ場合は必ずライフジャケットを着用し、少しでも危険になるようなことは避けましょう。
安室島での禁止事項
安室島ではキャンプはできません。
昔、行ったことがある方向けの情報ですが、平成28年より安室島での無人島キャンプは禁止されました。座間味でキャンプされたい場合は、阿真ビーチの青少年旅行村キャンプ場を利用してください。
安室島までのアクセスにかかった費用
那覇市泊の「とまりん」から「安室島」までの往復でかかった移動費用は8,580円。その内訳は
とまりん⇄座間味島往復(高速艇) 6,080円+座間味村美ら島税
座間味⇄安室島往復(渡し船) 2,500円
沖縄のマリンアクティビティの金額と比べてみると良いと思いますが、この美しいサンゴ広がる無人島で1日楽しめる移動費用としては安いのではないかと思います。
私は友人に自分が行ったビーチなどを紹介することがよくありますが、日帰りで楽しめる無人島なら、今後はこの島をオススメしたいと思います。
また、座間味村へ来村される場合は、下記『座間味村公式webサイト』をご覧いただき、ご理解の上、お願いいたします。
この安室島シュノーケリングに関して、もっと詳しく知りたい方には、ジェイトリップで毎週土曜日に配信しているオンラインツアーをご覧ください。2021年8月28日(土)夜8時から配信いたします。YouTubeライブ配信ですので、無料で手軽にご覧いただけます。
座間味村から来島予定の皆様へのお願いとして、緊急事態措置期間中においては、沖縄県の方針に基づき、やむなく来訪する場合は、確実にPCR検査又は抗原検査による陰性判定を受けていただき、事前の十分な健康観察と感染防止対策を徹底したうえでお願いいたします。
座間味村公式webサイト2021年8月24日時点