まず先に伊良部島の海を満喫します
ポイントの近くまではグラスボートで向かいます。
透き通った丸見えの海の中を見ながら
移動するので飽きることはありません。
島の周囲は切り立った断崖絶壁が続いており
そこにいくつかの洞窟が点在しています。
到着するとシーカヤックに乗り換え、
その中から3つの神秘の洞窟群を案内してもらいました。
巨大龍神が棲むという言い伝えのある
高さ25メートルもある大洞窟
200年以上も前にこのリーフで座礁し大破した海賊船が
財宝を隠したと言われている洞窟
自然が創りだした3体の仏様が鎮座する洞窟
など、それぞれの洞窟にどんなエピソードがあるのか
地元出身のガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと巡りました。
続いてはシュノーケリングポイントへと向かいます。
グレートイラブリーフでシュノーケリング
グレートイラブリーフと名の付く、サンゴ礁のポイントで
ここには様々な種類のサンゴや色とりどりの熱帯魚が生息しています。
黄金色に輝くユビエダサンゴ
見えるところ全てがサンゴ礁
バラのような形に見えるリュウキュウキッカサンゴなどを見ることができました。
色とりどりのサンゴ礁の上を泳いでいると
お花畑の上を鳥になって飛んでいるような
気分を味わうことができました。
しかし、ショップの方によると
数年前、温暖化による海水温の上昇、
オニヒトデの食害による白化現象で
1度全滅し、まだ半分ほどしか復活していないのだとか。
それでも十分見応えのあるサンゴ礁に
自然の持つ再生力を感じることができました。
ちなみに、その当時の美しいサンゴ礁を見た人が
まるでオーストラリアにあるグレートバリアリーフのようだ!
と言ったことで、グレートイラブリーフと呼ぶようになったとか。
最後はメインの青の洞窟へ!
グラスボートへと戻り
今回一番の目的地でもある青の洞窟へと向かいます。
ポイントに到着すると、
そこには岩にポッカリと開いた小さな穴がありました。
ここが洞窟の入り口です。
人が一人通れるくらいの大きさなので
シュノーケリングで泳ぎながら順番に中へと入って行きます。
洞窟の中はとても暗いので
ガイドさんが懐中電灯で照らしながら中を案内してくれます。
そんな暗い洞窟内でも、沢山の魚が群れて泳いでいました。
この魚は暗い穴の中で生息する夜行性のハタンポで
昼間は岩陰などの暗い場所で群れを作っています。
奥へと進んで行くとさらに真っ暗になり
外からの明かりもだんだんと届かなくなりました。
しばらくすると行き止まりになりました。
ん、どこが青の洞窟なんだ???と
疑問に思いながら振り返ってみると
青い!
なるほど、これが青の洞窟ということか!
言葉では言い表せないほど鮮やかな青
太陽の明かりが海の中を通り
洞窟内へと差し込むとこのように青く見えるのですが
これがとても鮮やかな色をしています。
まるで青色の絵の具を海の中に溶かしたような
ものすごく濃い青をしています。
しばらくここで青の中にとけ込んでいたい・・・
とまで思ったほど、静かで癒される空間でした。
今回、私が参加したツアーは
運良く洞窟内を貸し切り状態で楽しむことができましたが
この後、外へ出ると他のショップの船が到着し、
次から次へと人が入っていきました。人気がある証拠です。
夏は観光客が増えるシーズンなので
少し時期を外すと貸し切りで楽しめるかもしれませんね。
以上で盛りだくさんの
青の洞窟ツアーは終了となりました。
盛りだくさんのツアーがオススメ
今回、私が参加したツアーは
シーカヤック、サンゴ礁シュノーケリング、青の洞窟が楽しめる
非常に盛りだくさんのツアーでしたが
どこもポイントが近いので2.5〜3時間で楽しむことができました。
イラブルーツアーズさんでは
1日2回、午前と午後にそれぞれツアーを行っているので
到着した日や、帰る日の午前中など
スケジュールに合わせて利用することができます。
更衣室や海水を流せる場所もあるので
ツアーが終わったあとに、島の観光へ行くのもオススメです。
近くにあるオススメ観光スポットは牧山展望台で
高台にあるので伊良部大橋や宮古島を一望することができます。
伊良部島へ訪れるときは
ぜひ青の洞窟ツアーをオススメします!