店主が焙煎して丁寧にドリップしたコーヒーはまろやかで飲みやすい。
沖縄の住宅街にひっそり佇むコーヒー屋さんは、
コーヒーの知識も深まりますよ。
グルメ
2015.10.03
沖縄セラードコーヒーが届ける
上質な自家焙煎の珈琲豆
writer : 草野裕樹
コーヒー豆の違いを知って楽しんでほしい
ここ最近、沖縄でブームを呼んでいるのが、個人が経営するコーヒーショップ。コーヒーを愛する店主が、丁寧に焙煎された豆を使い、時間をかけてドリップする。心を込めて注がれた一杯のコーヒーには温もりがあり、ひと時の安らぎを与えてくれる。
店舗が集まる港川の外人住宅街で営む「OKINAWA CERRRADO COFFEE BeansStore」も、コーヒーブームを牽引するショップのひとつだ。こちらは、焙煎した豆を店舗などに卸していた「沖縄セラードコーヒー」が昨年オープンしたお店。
店主の末吉さんは、「飲むコーヒー屋さんというよりは、豆屋さんという気持ちで営業しています。コーヒー豆の違いによって、様々な味が楽しめることを知って欲しい」と話す。
コスタリカやコロンビアなどで生産された新鮮な豆を自家焙煎。豆の特徴に合わせて焙煎方法を変えていて、浅煎り、深入りなど、多様な味を揃えている。コーヒー豆ひとつひとつに丁寧な解説が添えられていて、そんなところからも、コーヒー豆を知ってもらいたいという、店主の熱い思いが伝わってくる。
「いろいろな好みの方が楽しめるように、味のバリエーションに幅を持たせている。自分の好みを探してほしいですね」
目の前でドリップ。自宅でも試してほしい
注文をしたコーヒーを目の前で入れてくれるのも店主のこだわり。高価な専門器具は使用せず、家庭で使える器具を使ってドリップしてくれる。
「浅煎りは酸味を抑える為に短時間で入れる」「深入りは反対に時間を掛けてじっくりと入れる」「ペーパーは水に浸してから使った方が甘みを出しやすい」といった、コーヒーを入れる時にまつわる、いろいろなアドバイスをしてくれるので、家庭で入れる時の参考になる。
「自宅で一番おいしい状態で飲んでほしいので、質問されれば丁寧に伝えるようにしています」
豆のセレクト、焙煎の仕方でも異なるコーヒーの味。浅煎りはまろやかな飲み口で、甘みもある。コーヒーが少し苦手な人も飲みやすいので、一度試してみよう。
コーヒーの果肉部分を乾燥させてカスカラをシロップに。ソーダー割なので爽やかな飲み口です
スマートポイント
- 店内ではコーヒー豆や、コーヒーを入れるための器具も販売しています。
- 店内にはカフェスペースはないが、ベンチは用意されています。店主とゆっくりお話しできます。
- 店舗周囲にはパン屋さんやタルト屋さんがあり、散策しても楽しい。
INFORMATION
スポット名 | OKINAWA CERRRADO COFFEE BeansStore |
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住所 | 沖縄県浦添市港川2-15-6 NO.28 |
ジャンル | コーヒーショップ |
電話番号 | 0120-774-772 |
営業時間 | 12:00~18:30(LO. 18:00) |
定休日 | 火・木曜日、祝日 |
駐車場 | あり |
備考 | HP : http://beansstore.jp |