日本の渚100選に選ばれたイーフビーチ。
ビーチには、写真を撮る人・ビーチコーミングをする人・泳ぐ人。各々にビーチで過ごす時間を楽しんでいます。
そんなビーチで、遊んだあとは、当然お腹も減ってくる。
沖縄といえば、やはり沖縄そばが有名。
ここ久米島では、久米島産のそばをメニューに取り入れたお店が数多くあります。
そんな飲食店の中でも、イーフビーチからほど近く、島ぞうりでも気兼ねなく入れるお店といえば、スリーピースです。
グルメ
2015.11.22
[久米島]スリーピース
島人いち押しのピリ辛味噌そば
writer : 糸数麻美
風が通るお店
リゾートホテル久米アイランドのお隣、地元の人には「パーラー」というネーミングでも親しまれているスリーピース。
「お客様に、とにかくゆっくりと食べてもらいたいんです。」
と、穏やかな表情で語ってくれた店長の国吉さんが、平成16年にオープンさせました。
すぐそこがビーチというだけあって、潮風の香りが頬をなでる。
なんとも心地の良い席。
ダイバーも多く訪れるという、オープンエアーなお店は、海の家のように
開放的でくつろげる空間です。
絶品ピリ辛味噌そば
ここに来たらぜひとも食べてもらいたい。
地元でもファンの多い「ピリ辛味噌そば」は、一度食べたら忘れられない味と評判です。
前日からコトコトとじっくり時間をかけて仕込むという豚骨ベースのこだわりのスープに、久米島産の味噌と辛みを入れることで少しピリッするがコクのある深い味わいになっています。
麺も地元の久米島そばを使用。
食べ進めるごとに、汗が出てくる。
辛みが足りない方には、テーブルに備えてある島唐辛子を泡盛漬けした
コーレーグースをどうぞ。
久米島産の極上もやし
ピリ辛味噌そばを引き立てるこちらのもやし。
「惣慶(そけい)もやし」と呼ばれ、島内ではとてもメジャーな
久米島産もやし。
島のおいしい水で作られた惣慶もやしは、みずみずしくシャキシャキとした歯ごたえで、スープとひき肉との相性も抜群です。
このもやしも、店長の国吉さんが試行錯誤を繰り返し、辿り着いた食材のひとつだとそう。
他にも、アーサ入りの久米島そばや、タコライスなど沖縄の食を感じさせるメニューが勢ぞろい。
焼きそばも、なんと久米島そばを採用。
日曜日以外は、日替わりランチ(700円)も提供しています。
ここでしか味わえない人気のスイーツに迫る
スリーピースには、食後に注文の絶えないスイーツがあるという。
それが、沖縄ぜんざい。
ぜんざいと聞くと、温かい物を想像する方も多いのではないでしょうか。
しかし、沖縄のぜんざいと言えば、冷たいかき氷が定番。
この沖縄せんざいの中でも人気なのが、ここでしか食べることのできない、
黒糖工房&販売店おやつ村で生産されている濃厚な「糖蜜」がたっぷりとかかった
「さとうきび蜜ぜんざい」
氷の下には、白玉と小豆がゴロっと入っていて食べ応十分。
先ほどまで汗をかいていた体も、ひんやりとクールダウンさせてくれる上品な甘さのスイーツ。
このさとうきび蜜=糖蜜は、とても貴重で少量しか取れないそうです。
いわゆる加工シロップと言われるものではなく、土地や品質にこだわった
久米島のさとうきびを絞り、じっくりと手作業で窯で炊いてできたもの。
たくさんの工程を得て、これが固まり黒糖になっていく
おやつ村の糖蜜は、2016年に数量限定で発売予定。
購入出来れば、スリーピースの沖縄ぜんざいを自宅でも再現することができるかもしれませんね。
スマートポイント
- 店内は6席・店外に2席のテーブル席が設けてあります。混雑時は、お客様同士で声掛けをしてもらい相席になる場合もありますが、それもまた旅の良い想い出になることでしょう。
- 小さな子ども向けに、テーブル席でも設置できる専用の椅子が用意されています。
- 台風等悪天候の場合は、店舗が外のため、営業できない場合があります。
ライターのおすすめ
外なので、多少騒ぐ子ども達を連れても気兼ねなく、ゆっくりと味わえるお店です。島人が注文する定番メニューの温かいおそばとひんやりとした沖縄ぜんざいは相性抜群!このおいしい組み合わせ、試す価値ありです。
糸数麻美
東京出身。元旅行代理店カウンター勤務。島で唯一のベビーシッターが、魅力いっぱいの久米島をご案内します。
INFORMATION
スポット名 | スリーピース |
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住所 | 沖縄県久米島町比嘉160-3 |
ジャンル | グルメ |
電話番号 | 098-985-7037 |
料金 | ピリ辛味噌そば 750円 他 |
営業時間 | 11時~。夜も営業しています |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | あり |