リゾート感が満載!東南アジアをイメージした内観
籐のイス・テーブルは席ごとにデザインが違い、2~6名がけの席が用意されています。奥に1テーブルだけソファ席があり、予約が重なっていなければ事前の席予約が可能です。
赤のテーブルクロスが鮮明なテラス席は、一番人気の席。ただし、西日が差し込む夕方の時間帯は非常に暑く、それは写真が物語っています。よく見てください、この写真を。カフェなのになぜパラソルがあるのかを。
海といえば、パラソルがよく似合いますね。そんな雰囲気作りを兼ねているように見せかけた日除け!という店長の一石二鳥なアイデアが盛り込まれています。
海側の遊歩道を歩く人達からは、このような景観に写ります。なんだかこの席に座ってみたい!そんな気分になりませんか?
絶景の海カフェ!その正体をご覧あれ
店内に入ると目の前には海!そんな絶景が待っています。夏場は壁一面の窓ガラスを閉め切り、クーラーが効いた快適な室内と外のテラス席に分かれます。涼しい時期に差しかかると、このように窓を開放して全席ともに自然の海風で過ごします。
午後は少しずつ西日が差し始めて逆光になりますが、サンセットの時間帯が刻々と近づくにつれて気分がそわそわすることでしょう。
前方に見える三角形の離島が伊江島。本部港からフェリーに乗船して約1時間で到着でき、中央に高くそびえる城山は、別名「伊江島タッチュー」と地元で呼ばれています。
芝生の緑と海の青にテーブルクロスの赤が映えるこのテラス席からの眺め。行きたい衝動を押さえるほうが難しい、そんな思いがメラメラと湧いてきませんか。
海ぶどうをトッピング!人気のラフテー丼をご紹介
このカフェで一番人気の食事「ラフテー丼(980円)」は、3種盛りの前菜付。ほどよい甘さと醤油が効いたトロッとろのラフテー(豚の角煮)は、口の中で溶けながらも自己主張し続ける主役。県産海ぶどうのプチプチ感は少し歯応えのある名わき役です。
この丼は、大盛りやトッピングができ、内容と金額はこちら。
[大盛り・トッピングメニュー]
+320円で海ぶどうをトッピング。
+160円でご飯を大盛りに。
+280円でラフテーを大盛りに。
写真の丼ぶりは、ラフテー丼に海ぶどうをトッピングしたもの。
ら、ラフテーを大盛りに!?ラフテーの大盛りは沖縄でもあまり聞いたことがなく、これはなかなかのうれしい驚きです。
チャハヤブランのスイーツ4種盛り(1,100円)
通年で人気の高い自家製の「チャハヤブランのスイーツ4種盛り」は、プリン、紅芋フレーバーのちんすこう、チェー、ケーキをセットした豪華なデザート。お皿の替わりにセイロを使用し、より東南アジア感を高めながらも落ち着きのある可愛らしさを演出しています。
冬場はホットチェー、それ以外の季節はアイスチェーとなり、チェーとケーキはお好みでチョイスできます。
また、ドリンクに至っては種類が多く、スムージーやチャイ、琉球紅茶や中国茶などメニュー表を見ると軽く50種類以上あるのが一目瞭然です。
最後に、チャハヤブランの謎に迫る!
まずは、ひとつめの謎。
「スタッフさんの動きが止まらない!なぜそんなに働き続けるのか?」
女性スタッフの皆さんを見ていたら、常に動き続けている印象があり、あまりにも感心しすぎてサービスショットを追加してしまいました。
休む間もなく動き続けるスタッフさんから聞こえてきた会話は「わ、もう16時。今日は時間が立つのが早すぎるね。笑」とまさに意識高い系のお言葉です。
忙しそうな女性スタッフさんにひと声かけてカメラを向けると、笑顔でカメラ目線。それは一瞬のできごとで、その後すぐに接客へと戻るスタッフさん。その素早い行動に感動しすぎて思わず涙・・・してはいませんが、素晴らしいほどにスピード感ある仕事ぶりとサービス精神。笑顔を絶やさず楽しそうに接客する姿に割腹しました。
そして、ふたつめの謎。
「お帰りは玄関口へ。しかしなぜかトイレに向かってしまうお客様」
入口と出口は同じ場所。しかし、帰り際は時々間違えてトイレに向かってしまうお客様がいます。どちらに行くか選択する時間は一瞬であり、まさに人間の直感が成せるワザ。実際に現場でも目撃し、果たしてその原因とは何なのでしょうか。
トイレ側の壁にはシーサーの焼き物が飾られ、出入口方面は何も飾りがなくてシンプル。この華やかさの違いでとっさに判断してしまうのか。または、上の非常口ランプを見て裏口と勘違いし、無意識に「こちらではない」と判断しまうのか。そういえば、私も初めて来たとき間違えた気がします。
永遠に出口に出られない、もしくは永遠にお店で食べ続けなければならない、これはまさかのチャハヤプランの必殺トリック「沖縄版・帰れま10」かもしれません。
「サンセットがね、本当にきれいなんですよ。ぜひ夕日を見にきてくださいね」と店長の武子芙美さんより。
穏やかな時間とリゾート感が創りだす海カフェ「チャハヤブラン」の居心地の良さ。天気に左右されることはありそうですが、どのような天気でもスタッフが笑顔で出迎えてくれます。
※こちらは、2015年12月9日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。