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グルメグルメ

2016.01.08

注文の合言葉は「一人前」
タコス専門店メキシコ

writer : 中本岩郎

「タコス専門店」というだけあって、食べ物のメニューはタコス一品のみ。店名も「メキシコ」というシンプルさ。そんな頑固一徹な名店、タコス専門店メキシコの魅力をお届けします。

何かと都合の良い立地

沖縄本島中部の西海岸に位置する宜野湾市伊佐にあるタコス専門店メキシコは、何かと都合の良い立地にあります。海とショッピングを同時に楽しめる北谷町まで車で5分、観光客にも人気の宜野湾トロピカルビーチにも近く、東海岸へ続く81号線のスタート地点のすぐそばと、多くの車が行き交う絶好のポイントにあります。
西海岸をドライブ中、小腹が空いたらぜひ立ち寄ってみてください。
タコス専門店メキシコ
店頭

変わらないもの

メキシコの店内には、その名の通り中米を彷彿とさせるインテリアの中、沖縄の三線も飾ってあり、多国籍ながら、ベージュ色を基調にした落ち着いた雰囲気。フードメニューはタコスのみなので、席に着くと店員の方から「何人前にしますか?」と尋ねられます。タコスは4ピースが一人前なっているので、早速一人前を注文することに。飲み物はペプシコーラ、コロナビール、ウーロン茶があって、冷蔵庫まで自分で取りに行くというユニークなシステム。すべて瓶なので、栓抜きで開けるという懐かしい瞬間を楽しめます。
中米を彷彿とさせるインテリア
店内
ペプシコーラ

シンプル・イズ・デリシャス

生地(トルティーヤ)に包まれた挽肉とレタスとチーズ、赤色とオレンジ色が合さったような鮮やかな色のサルサソース。生地から溢れない程度に素材の分量がちょうど良く収まり、上品な着物を纏っているようにも見えます。
まずは何もつけずに食べてみると、生地から漂う小麦粉の味わいと肉の味付けが丁度良い具合。
タコス
秘伝の調味料達が具材の味を引き立っている
鮮やかなサルサソース
素材の味わいを感じたら、次に鮮やかなサルサソースをかけて食べてみることに。ひんやりとしたサルサソースの舌触りの奥にトマトと秘伝の調味料達が具材の味を引き立てます。最近は塩をかけて味わうのが常連さんのちょっとしたブームだそうです。ひと口サイズの食べ物はなぜにこんなにも手が止まらくなるのでしょう。あっという間に一人前を食べてしまいました。

これまで受け継いだ味

タコス専門店メキシコは、現在のオーナーである儀武直子さんの亡きご主人である儀武息次さんが始めました。約41年前に北谷でオープンした後、十数年前に今の宜野湾市伊佐に移転し、長い月日の中でたくさんのお客さんが訪れるようになったといいます。息次さんは三線とゴルフの名手でもあり、息次さんの人柄とメキシコのタコスに魅せられた人達に今でも愛され続けています。
オーナーの直子さんと娘さんが中心となりお店を切り盛り
息次さん亡き後お店を継いだ直子さんは、当時のタコスの味を大切に守っています。飲み物は瓶、メニューはタコスだけ、といったコダワリは息次さんから受け継いだもの。現在はオーナーである直子さんと娘さんが中心となりお店の切り盛りをしていますが、今もなおメキシコのタコスを求めて多くの人達が訪れます。お店を愛する儀武夫妻の気持ちが、レシピも価格も変わらないタコスの中に溢れている気がします。
そんな味わい深い一品をご賞味あれ。

スマートポイント

  • 駐車場には限りがありますが、近隣の店舗などには駐車しないように。
  • 昼間3時から夕方5時くらいの時間帯が比較的空いています。
  • テイクアウトもできます。

ライターのおすすめ

まずは何もつけずに、そして塩をつけて、最後にソースで味わうという味の段階を感じるのも良いです。お店の雰囲気も一緒に味わってみてください。

中本岩郎

地域の青年会に所属し、エイサーを通し真心溢れる沖縄の人々の虜に。地域に根付く文化の深部を発信する。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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