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グルメグルメ

2016.06.02

“実力派”の呼称に納得…
老舗カフェ、ビーナチュラル

writer : 小川研

※移転しました

那覇中心部から車で50分ほど。沖縄本島南部の南城市は、近年オシャレなカフェが増え、ランチタイムはどの店に行こうか迷うほど…。そんな中でも、とっておきの穴場をご紹介。2000年オープン、沖縄カフェの先駆け的存在、『café/zakka BE NATURAL(カフェ/ザッカ ビーナチュラル)』は、ロケーションに雰囲気、料理・ドリンク&スイーツにお土産まで…全方位的に洗練された真の実力派。「料理を食べた時にイマジネーションが湧く」、そんな素敵なお店です。
夜のカフェ外観

大きな窓から緑いっぱいの庭が広がるナチュラル空間

およそ50坪の敷地に色濃く繁茂する緑に包まれ、一見全貌のわからない洋風建屋は、それだけで雰囲気たっぷり。重厚な扉を開くと、まず目に入るショーケースには、おいしそうなケーキがずらり。そして、奥に目をやると、パっと広がる開放的なナチュラル空間…。
緑多い敷地
落ち着いた光沢のフローリングに、味のあるテーブルや椅子が、ほのかな温かみとともに、静寂な空間を形成しています。そして、大きな窓の向こうには、瑞々しい植物達で溢れるガーデンが、淡い木漏れ日とともに広がります。もうこの時点で、心安らぐランチタイムが…そんな予感に満ちています。
解放感のある店内
たくさんの植物

地元産や自家製にこだわるイタリアン・フレンチの本格派

ランチ定番は「本日のおまかせ」(1,500円 ※以下すべて税別)。しかし、お手ごろ価格でいただくディナーコースこそ、実はビーナチュラルの真骨頂。独自のイタリアン・フレンチで仕立てられる肉、魚、野菜…、地元産にこだわった旬の素材をふんだんに使った各種メニューは驚きの奥深さ。特に「お魚のディナー」(1,980円)は不動の人気です。
お魚のディナー
アンティパストは、季節ごとの色合いが楽しいサラダ。
鮮やかなサラダ
プリモピアットは、主にパスタ。自慢の自家製パンと一緒にどうぞ。
パスタとパン
そしてお待ちかねのセコンドピアットは、もちろん地元・南城市の漁港から。白身魚を中心に南国の鮮魚を贅沢にいただきます。
白身魚の料理
〆はカフェ&ドルチェ。ドリンクはお好きなものを、自家製スイーツもレベル高し…。この様に、2週間替わりのメニューは、抜目ない構成が光ります。カジュアルスタイルのカフェとは思えない本格派の味わいに、ただただ感動です…
カフェ&ドルチェ

ほぼ毎年欠かさない海外研修で腕を磨くオーナーシェフの想い

沖縄歴20年以上、長野県出身のオーナーシェフ・日向 紀彦(ひなた のりひこ)さんのこだわりは多岐に渡ります。
オーナー日向さん
「生産地・生産者の表示を心がけています。また、素材は地元産を中心に、できる限りオーガニックのものを選んでいます。素材を活かすために化学調味料や既成品も使用していません。ドレッシング、パン、ジェラート、コーヒーも自家製です」。そして注目すべきは、料理への向き合い方。「毎年、イタリアの家庭を中心に料理研修に出ています。向こうの“お母さんの手料理”は、ちょっとしたリストランテと差がないほどクオリティが高いんです。その間店は閉めますが、やっぱり定期的に本場の、それも郷土料理のエッセンスに触れているのが大切です」
オーガニック製品

選びぬかれた各種直輸入アイテム達はお土産にぴったり

そしてもう一つ見逃せないのは、オーナー自ら仕入れた直輸入ものの数々。「イタリア・トスカーナ直送のバージンオリーブオイルは絶品です。春先には搾り立てを味わっていただけます」
イタリア製オリーブオイル
「料理と同じくらい雑貨、特にアンティークものが好きで、研修の際などに気に入ったものを買い付けてます。別室で販売しているのでのぞいてみてくださいね」。口数少ないはにかんだ表情から見え隠れするのは、全方面で手抜きを許さない生粋の職人の面影。「料理を食べた時にイマジネーションが湧くような、そんなお店を目指しています」
アンティーク製品
語り尽くせぬ魅力が詰まった南城市の老舗カフェ…。ぜひご自身で、その“洗練”に触れてみて下さいね。すぐに“実力派”の意味がわかるはずですから。
パスタ

スマートポイント

  • ランチ時間帯は、混み合うことが多く予約必至(特に週末)。ゆったりお食事を堪能するなら、ディナーでが断然オススメ!
  • お土産や自宅使用で人気は、県産果物を使った無添加の自家製「コンフィチュール」。旬の果物を使ったさまざまな種類が登場するので要チェック。
  • イタリア産のチーズや生ハム、地元産の野菜や魚を使った、季節ごとの各種“シェフオススメの一皿”(500円〜)は人気のサイドメニュー。ランチ、ディナーの+αとして、又ワインのお供にも◎

ライターのおすすめ

トスカーナの「ヴァージンオリーブオイル」は、イタリアでオリーブオイルソムリエの資格を取得したシェフのオススメ。口中で弾けるような刺激的な口当たりは、オリーブオイルの常識を破るほどファンタスティック!

小川研

世界を歩きまくって醸成されたオンリーワンのフィルターを媒介し、沖縄情報を立体的に熱(苦し)く伝える。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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