外人住宅のお値打ちイタリアン
セコンドカーサの絶品石釜ピザ

港川外人住宅街のニューフェイス！

イタリアンレストラン「セコンドカーサ」のある場所は、浦添市の「港川ステイツサイドタウン」と呼ばれる外人住宅街。

外人住宅とは、沖縄の米軍関係者用に作られた住居のこと。築数十年という物件もある中で、逆にそのアンティークのような味わいと、広々とした間取りなどが人気を呼び、近年外人住宅を改装したおしゃれなカフェや雑貨店が急増中。港川ステイツサイドタウンはその先駆けであり、地元の人、観光客を問わず人気です。

セコンドカーサは、そんな人気の場所に2015年11月にオープン。石釜で焼く手作りピザがおいしいと、早くも評判になっています。

こだわりの手作りピザ

ピザを作るのは、セコンドカーサのオーナーシェフの新崎秀俊さん。イタリアンのシェフとして10年以上のキャリアを持つベテランです。

ピザ生地は作ってから一日寝かせ、焼く当日に発酵がちょうど良くなるようにします。ピザ生地は管理が難しく、湿度、気温などによって発酵の具合が毎日変わるとのこと。だからこそ「常に生地と向き合うことが大切」と新崎さん。ピザの命ともいえる生地は、シェフの手間と愛情によって生まれるんですね。

焼き時間、わずか１分半。技が光る石釜ピザを実食！

薄く伸ばした生地にトマトソースやモッツァレラチーズなどをのせ、石釜へ投入。

焼いている最中に何度も生地の場所を移動させ、熱が均一に伝わるように調整します。その動きが非常に素早く、まさに職人技。「職人と名乗るのはおこがましい」と新崎さんはいいますが、素人目には十分職人技に映ります！

焼くこと約１分30秒、あっという間にピザの完成です。では、熱々のうちにピザをいただきましょう！

ひと口ほおばると、まず生地の香ばしさが口に広がり、すぐにちょうどいい塩味とトマトソースの酸味、まろやかなチーズのコクがやってきます。すべてが絶妙のコンビネーション。これはおいしい！直径25センチほどの大きなピザですが、軽く平らげてしまいそうな勢いです。

こだわりはピザだけではない！安全フレッシュな野菜

セコンドカーサのこだわりは、ピザだけにとどまりません。特に野菜には力を入れており、無農薬や自然農のものが使われています。これは、新崎さんが「子どもにも安全でおいしいイタリアンを食べてほしい」と考えているから。

ご自身も４人のお子様を持つ新崎さん。イタリアンレストランは、子どもがいるとどうしても敬遠しがち。しかしセコンドカーサは家族でも気兼ねなく来れて、安全な食事を楽しめるような場所にしたい。だからこそ、食材にはしっかりとこだわるそうです。

この野菜のおいしさを味わうのにおすすめな料理が、窯焼き野菜のバーニャカウダソース。

一つひとつの野菜の味がとても濃く、石釜で焼かれていながらも、みずみずしさが損なわれていないことに驚きます。「野菜嫌いの子どもがセコンドカーサの野菜なら食べられた」というお客さんもいたそうですが、その理由は食べれば納得。

もはや価格破壊レベル？パーティープランがすごい

おいしいイタリアンを食べていると、ついついお酒も進んでしまうもの。必然的にお会計も上がり…、という心配はご無用！イタリアンレストランでありながら2,000円飲み放題プランが、さらに、食事のコースと飲み放題のセットは3,500円から用意されています。

居酒屋レベルの値段ですが、飲み放題のビールにはプレミアムモルツを使用。ワインも白、赤、スパークリングが数種類ずつそろい、飲み放題であってもクオリティはしっかりと維持。

セコンドカーサ＝第２の家。まさにその名の通り、自分の家のようにくつろげる気軽な雰囲気が魅力のイタリアンレストラン。おいしくて安全な料理と、良心的な価格。家族連れにも、カップルにも、友人同士の食事会にもおすすめです。