那覇の第一牧志公設市場周辺の『昼飲みシリーズ!』です。週末はオープンの15時とともにほぼ満席となる人気の居酒屋。那覇市泉崎にある「飲み喰い処 小やじ」の2号店でもあり、この店の人気の秘訣は、創作料理や店の雰囲気にあるようです。今回は、昭和のレトロ感が漂う「パーラー小やじ」をご紹介します。
グルメ
2016.10.20
那覇の昼飲みシリーズ!
昭和レトロな「パーラー小やじ」
writer : miya-nee(みやねえ)
第一牧志公設市場から、徒歩1分
市場から徒歩1分の距離にありながら、一瞬道に迷いそうになります。それは細い路地裏に位置しているから。「沖縄料理と美味いもん てぃーだむーん」の横にある呉屋天ぷら屋の赤いのぼりが目印です。
この細道を入るの? そんな気の迷いが生じるほど細い通路を入るとすぐに「パーラー小やじ」が現れます。
到着すると、空席があるものの既に予約が入っているとのこと。そう、この店は事前予約が可能。ただし、「15時予約のみ」に限ります。
テーブル席は4名がけ、大人数だと別々のテーブルになります。
昭和の佇まい、レトロな内装やデザイン
店のロゴが入ったのれんやタイルの壁、アンティークのかけ時計や富士山の絵が飾られ、全体的にシックな色合いで統一された昭和レトロな佇まいです。そこに木の光沢感や店内の清潔感が伴ってか、他の昼飲み酒屋よりは女子の姿を多く見かけた気がします。
オシャレで落ち着いた雰囲気のある居酒屋。20代の若者から年配者まで、幅広い年齢層のお客様が訪れていました。
この店の魅力は、創作料理にもあり!
本日のおつまみと定番メニューがあり、女子が好きそうな気になるメニューが多く、逆にこのセンスは渋いなーという究極の和食道を貫きそうな1品も。
日本酒に合いそうな「塩たらこ昆布〆」。思わずご飯がほしくなります。
普段食べてるポテトサラダと何かが違う?このポテトサラダには、なんとカリカリベーコンが紛れ込んでいました。
気になって仕方がなかった巨大な油揚げは、「定義山三角油揚げ」といい、仙台のグルメだそうです。
お箸でつまむと厚さ4cmはあろうかという大物ぶり。定義山の「七味にんにく」をかけて食べるとおいしいですよ!と店長さんからアドバイスが!
食べることに夢中になり、いえ正確にはしゃべることに夢中になり、写真を撮り忘れていた「蒸し鶏ポン酢」が残念な姿になりました。鶏肉は柔らかく、おろしポン酢とワサビで食べるさっぱりピリッと感は酒のつまみに合いすぎです。
この店のメニューは酒好きには堪らない渋い1品料理が多く、メニュー表を見るどれも食べたい衝動に駆られていきます。
最後の締めに、煮込みめしの温玉のせ
数々のヒットを打ちまくる料理を食べながら、だいぶお腹が膨らんできたその時、目に飛び込んできたのがご飯ものでした。
「あの料理は何ですか?」とスタッフに確認すると「煮込みめしです」との返答。これは、これは食べなければいけません。任務を背負った戦士のように食べることへの執着がメラメラと湧いてきました。
ここで、煮込みめし(温玉のせ)が登場です。モツの艶と温玉の艶、ダブルの艶に癒やされて食欲はMAXに。
念のため、横からも見ておくと温玉がぷるっぷるです。
和柄の制服を着た店長さんがだいぶ決まっています。
筆者はかなり食べ過ぎたようで自腹の脂肪でお腹がたっぷたぷ・・・とそこは気にしないでください。年内までにダイエットする決意を固めました。
すると店長さんも「僕もです・・・」と同じ決意があるようでした。
さまざまな個性を持つ居酒屋があり、那覇で昼飲みするなら「パーラー小やじ」というリピーターもいるようです。おいしい日本酒と1品料理を探しに、女子会や男子会、会社の上司や同僚と。この店はどんな年齢層にも合う居酒屋です。
スマートポイント
- それぞれの1品料理に上品なパンチがあり、酒好きの人にオススメしたい居酒屋。
- 旬の野菜を使った「本日のおつまみ」に注目!
- 席予約が可能。金曜日の夜や週末は、念のため事前に席予約を!
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那覇の第一牧志公設市場周辺での「昼飲みシリーズ」はまだまだ続きます!
miya-nee(みやねえ)
JTBの元ツアーコンダクター。現在はライターをはじめとして、Web講師、カメラマンなどと多岐にわたる仕事に取組む。
INFORMATION
スポット名 | パーラー小やじ |
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住所 | 沖縄県那覇市松尾2-11-8 |
ジャンル | 居酒屋 |
電話番号 | 098-860-8668 |
料金 | 2,000円〜 |
営業時間 | 15時~22時、日曜日、祝日15時~21時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし |