おしゃれな家具店が軒を連ねる宜野湾市の国道58号線。そこからわずか30mほど入った路地に、今回紹介する「オアシス食堂」はあります。築60年の外人住宅を改装した店舗は、食堂というよりもかわいらしいカフェのよう。丁寧に作り込んだおうちごはんとカジュアルな接客が心地良く、自然と人が集まる空気感に満ちています。
居心地の良い
みんなのオアシスを目指して
住宅街の中にひっそりと佇むオアシス食堂は、併設するダイビングショップ「オアシスダイバーズ」とともに、2015年4月にオープンしました。コンセプトは店名の通り、入りやすくて過ごしやすい、オアシスのような空間。柔らかなライトグリーンが差し色に使われたお店は、周囲の住宅や植物の中に優しく溶け込み、心がふっと軽くなるような安心感を覚えます。
終日オーダーOK
ひと手間かけた野菜たっぷりの定食ランチ
こちらでいただけるのは、定番の家庭料理にひと手間加えたアレンジレシピ。「ほとんどが地元のお客様なので普段使いにちょうどいい、ほっとできる食事を出したかった」と店主の左右田知子(そうだ ともこ)さんは話します。
常時3種類ある定食のひとつ、県産豚の厚切り生姜焼き(1,100円)は、リピート率No.1の人気メニュー。ボリューム満点のメインに大盛りのサラダ、スープ、ドリンクまでセットになって大変お得です。単品でも注文できるので、お腹の空き具合に合わせて自由に選べるのもうれしいポイント。
名前の通り厚切りにカットされた豚肉はまるでステーキのような存在感。付属のジンジャーソースをたっぷりかけていただくと、軟らかなお肉にピリッとした生姜の辛味が良くあいます。
ランチは終日注文できるので、遅めのお昼ご飯や早めの夕食としても利用できます。観光で遅くなってしまった時に、落ち着いて食事ができる場所は貴重ですよね。
付け合わせというには申し訳ないほど、ボリュームたっぷりのサラダも人気の理由。自家製ドレッシングも主張しすぎず、控えめすぎず。県産の野菜を中心に、旬のおいしさをそのまま活かした優しい味付けで提供しています。