刺身や天ぷらが人気！地元民で
にぎわう、港川パヤオ鮮魚店

地元の農家さんが店まで直接持参！お手頃価格で販売する新鮮野菜

地元の農家が日ごとに異なる新鮮野菜を持参して、港川パヤオ鮮魚店で委託販売しています。この日は、タマネギ、トマト、きゅうりが並び、大きなシイタケも地元産というから驚きです。

野菜の価格帯も良心的で、新鮮な上に手頃な金額とあって、時間の経過とともに徐々に売り切れていきます。

100円のお惣菜に、1パック300円の鮮魚店の天ぷら詰め合わせ

新鮮野菜や天ぷらがこじんまりした店内で販売されています。1番混雑する時間帯は、夕食前の16時頃。お昼時は、すぐにつまめる天ぷらも人気。

店内で調理したキムチやピクルスは、1パック100円。旬の野菜が安く手に入る時期に、食材を変えて調理しているらしく、この日はもずく酢ときゅうりのキムチがありました。

1個50円相当の天ぷらを詰めた1パック300円のお手頃価格な天ぷら詰め合わせ。厚めの衣をまとった沖縄の天ぷらは、おやつ感覚でも食べられる人気の商品です。

港川漁港で水揚げされたセーイカの唐揚げ「いかの羽いちゃいちゃ」

特にオススメなのが、1パック500円で販売するこの店オリジナルのイカの唐揚げ「イカの羽いちゃいちゃ」。レジの近くに試食が置いてあり、刺身や天ぷらの購入ついでに、試食を食べていくお客さんが続出しています。

店から1km弱の距離にある、地元・八重瀬町の港川漁港で水揚げされた大型のイカ、ソデイカ（沖縄の方言でセーイカ）を店独自の味付けで唐揚げにしたもの。商品名の由来はご想像の通り、衣をつけて揚げたイカが仲良さそうにいちゃいちゃと絡まっているから。

カラッと揚げた「イカの羽いちゃいちゃ」の調味期限は3日間ほど。沖縄の島唐辛子をほんの少しだけ効かせ、後味がややピリッと辛いのです。

これは間違いなく、ビールのおつまみに合う！

歯ごたえのある油で揚げたセーイカは、ひと口サイズのわりには食べ応えあり。ドライブ途中のおやつに、今日のお酒のおつまみに、と食べ始めると3〜4名なら、あっという間に完食できるほど、あとを引く味。

試食があるので、まずはお試しを。

八重瀬町港川の鮮魚店。本命の鮮魚の刺身を紹介します

500円と1,000円の刺身盛り合わせがズラリと並ぶ鮮魚コーナー。可能な限り、地元の港川漁港で水揚げされた鮮魚をその日の朝に仕入れて販売するそうで、瑞々しい刺身が並びます。

そんな中、「みそ和え500円」の表示が気になってしょうがない。

鮮魚コーナーの奥でマグロをカットするスタッフ。次は、セーイカをカットして盛りつけ、サランラップで包んでから店頭に並べます。

こちらが、1,000円の刺身盛り合わせ。沖縄近海で捕れた赤身のまぐろに、食べ応えのある厚さの白いセーイカ。

こちらは500円の刺身盛り合わせ。写真中央のタコは島ダコ、写真右はシャコ貝のお刺身。個人的には、シャコ貝の刺身が好きなんです。皆さんもぜひお試しを。

鮮魚コーナーでひと際気になった500円の「みそ和え」は、新鮮野菜のきゅうりやたまねぎがたっぷり入り、まぐろや島ダコなどと酢味噌で和えたもの。だいぶ大きなサイズでお得感あり。

誰が考えたのか、刺身コーナーの横で「すし飯」を販売し、刺身とすし飯を一緒に購入すれば、あっという間にお寿司ができ上がる、簡単お寿司の便利セットに早変わり。

この日の朝、地元の港川漁港で水揚げされたトビウオのキラキラ加減と瑞々しさがたまらない。この後、刺身になったのでしょうか。食べたかった……

何気に置かれた魚介系の瓶詰め商品。その横には、地元の方が制作した1,200円の「食器洗い」。スタッフさんいわく、「値段は高めだけど、長持ちするし使い勝手いい食器洗いなんですよー」とのことでした。

お客さんには学生さんらしき姿も見かけ（写真の人ではありませんが……）、良心的な価格帯で新鮮な鮮魚や野菜、店で調理した天ぷらや100円惣菜も販売する、庶民的な八重瀬町の鮮魚店。

地元の人達に愛され、ローカル感が漂う「港川パヤオ鮮魚店」は、大人も子どもも楽しめるおやつの宝庫です。もちろん、食事のおかずにもどうぞ。