メイン会場は、那覇の「波の上うみそら会場」
メインステージのある那覇の「波の上うみそら会場」は、波の上うみそら公園が会場となります。那覇の中心地からやや離れた場所にあり、この期間中は波の上うみそら公園の駐車場は利用不可。また、近隣にコインパーキングがありません。
2017年度は、臨時駐車場として旧運転免許試験場跡地を開放し、会場まで無料シャトルバスを運行。沖縄モノレールの牧志駅とおもろまち駅の2カ所からも無料のシャトルバスを運行していました。
1,移動の交通手段について
沖縄県内の路線バスは、ルートや乗り換えが複雑で初めて利用する人には、やや不向き。「波の上うみそら会場」までは、モノレールの一番近い駅・旭橋駅からでも軽く20分以上は歩くため、徒歩だと体力的にも消耗します。
そこで、1番便利なのがタクシー移動になります。
2、タクシー移動の目安(波の上うみそら会場まで)
那覇空港から、約10分弱。
旭橋駅から、約10分弱。
国際通りの入口(県庁側)から、約10分
タクシー料金は、片道1,000円前後です。
3、手荷物について
もし那覇空港到着後、波の上うみそら会場に直行する場合は、場内に手荷物預かり所がありません。一度、ホテルにチェックインして大きな荷物を置いてくるか、あまり時間がないなら空港のコインロッカーを利用すると便利です。
波の上うみそら会場の入口に到着し、会場内に入ります。
入口を入って左手に、沖縄グルメのテナントが数店舗ありました。
入口を入って右手には、ラフピータウン。売店や体験を兼ねた遊び場もあり、さほど広くはないため、フラッと短時間でも立ち寄れます。
ラフピータウンのステージでは、トークショー的なイベントを開催。
その先にグルメ系の露店がいくつかあり、さらに左奥に進んでいくと、メインステージです。
途中の芝生には、のんびりと過ごす人たち。お酒を飲みながら宴会を楽しんでるグループもいます。
大きなスクリーンが見えてきました。ここは、海が目の前にある会場なのです。
想像していたよりも、席数少なめの小さな会場です。
しかしその分、舞台と客席との距離感が近く、吉本のお笑い芸人さんやアイドルのライブが間近で見れます。夜はこのスクリーンを利用して、オープンエアーの映画上映も行われるのです。
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
【2〜4日目】那覇の「桜坂劇場」では、映画を上映
沖縄国際映画祭は、やはり映画上映がメイン。那覇の小さな映画館「桜坂劇場」では、期間中、映画祭のプログラムが上映されます。映画によっては出演者らの舞台挨拶付き。
著名な俳優の舞台挨拶付きの人気の高い映画は、前売り券を販売する時点で売り切れることもあるようです。
無料上映と有料上映があり、どちらに該当するのかは、「沖縄国際映画祭の公式サイト」で確認してください。上映開始時間や会場など、映画のプログラムも公式サイトを隈なくチェックです。
桜坂劇場の入口に人だかりができ、賑やかな様子。
プログラムが見やすい大きなボードが設置されています。
(コピーライト)©2017 「N.Y.マックスマン」製作委員会
前方の席に座れば、舞台挨拶を間近で見られます。まれに一般人でも撮影可能なフォトセッションも行われますが、通常はプレスのカメラマンのみが撮影可能です。
【2・3日目】てんぶす那覇の会場は、「てんぶす広場」と「3階テンブスホール」
普段の「てんぶす那覇」は、人だかりもなく静かですが、映画祭の期間中は、1階の「てんぶす広場」に舞台が設置されてイベントが開催されます。
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
映画祭の最終日に行われる国際通りのレッドカーペットでは、この広場が終点になり、大混雑を巻き起こします。そして、建物3階の「テンブスホール」でも映画が上映されます。
【4日目】国際通りでレッドカーペット!むつみ橋交差点から、てんぶす那覇の間、約150メートルを約1,000名が歩いた
国際通りといえば、沖縄では人気の高い観光地です。その中心部に位置するむつみ橋交差点からてんぶす広場まで、約150メートルのレッドカーペットを映画の出演者や吉本のお笑い芸人、そして映画祭に協賛する沖縄企業や地域の応援団などが歩きます。
2時間30分ほどの長時間にわたるため、快晴時は日焼けに気をつけ、水分補給も心がけてください。
また、レッドカーペットを観るために、午前中から場所取りする人たちもいるとか。一番前の列を確保できると何が起こるのか。
それは……
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
サインをもらえたり、握手ができたり、時には一緒に撮影にも応じてくれるよう。
(コピーライト)©2017「兄こま」製作委員会 ©夜神里奈/小学館
そう、このレッドカーペットは一般の方による撮影が許可されているのです。
だから、SNSに投稿しても大丈夫。
終点近くのてんぶす広場前では、プレス用の撮影が行われるため、出演者らは一度ここで足を止めます。まさに、シャッターチャンス!!!
(コピーライト)©2017 YD creation
途中の沿道で待機するほうがいいのか、てんぶす広場前を確保するほういいのか。当日の状況にもよるため、何とも判断しづらいところですが、大きなチャンスにかけるならば、沿道のほうが楽しめるかもしれません。
ひとつだけコツを教えると、セルカ棒を持っていくと、一緒に写真撮影してもらえる確立が高くなるようです。
県内の各地で開催!北中城村のイオンモール沖縄ライカム、沖縄市の音市場、本部町の海洋博公園なども会場に
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
【2・3日目】北中城村のイオンモール沖縄ライカムでは、いくつかの会場にわかれてイベントを開催。1階の吹き抜けをステージにして、お笑いライブやトークショーが行われています。
(コピーライト)「ちゅらイイGIRLS UP!ステージ」@イオンモール沖縄ライカム1階屋内
【3日目】屋上の会場では、モデルによるファッションショーの「ちゅらイイGIRLS UP!ステージ」。
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
【2日目】沖縄市の「ミュージックタウン音市場」では、音楽とネタのコラボイベントを開催。
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
【3日目】沖縄本島北部・本部町の海洋博公園は、沖縄で最も有名な観光地、美ら海水族館のある場所。オキちゃん劇場では、日本初!?とうたわれた「お笑いイルカショー」を開催し、その他にも、お笑い芸人のライブも行われました。
2017年度は、石垣島・宮古島・伊平屋島の3つの離島でも開催!
(コピーライト)©沖縄県
【1日目】八重山諸島の石垣島では、石垣空港から車で約30分の「石垣市民会館」で映画が上映され、出演者らの舞台挨拶も行われました。
【2日目】宮古島では、宮古空港から車で約15分の「よしもと南の島パニパニシネマ」で映画の特別上映が行われ、その後は出演者らの舞台挨拶もあり。
(コピーライト)©2009-2017 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
【3日目】伊平屋島では、前泊港から徒歩5分弱の会場「伊平屋村産業連携拠点センター」で落語会を開催。
伊平屋島までの行き方は、那覇空港から今帰仁村の運天港まで車で約1時間30分。運天港から前泊港まで大型フェリーに乗船して1時間20分です。
2017年の沖縄国際映画祭は、4日間で約33万人の来場者数を記録。年々、日程は短くなっているものの、会場数は増えています。この期間中に沖縄に訪れたなら、どこかしらの会場でイベントを楽しむことができるでしょう。
映画の上映とともに、吉本のお笑い芸人やアイドルのライブ、モデルのファッションショーや子供向けのイベント、そしてメインイベントのレッドカーペットなど、盛りだくさんの内容なので興味のある方は、ぜひ日程を合わせて沖縄に訪れてみてはいかがでしょうか。