スイーツからじゃがめんまで、
道の駅ぎのざを味わおう！

新鮮な宜野座産フルーツと沖縄野菜

道の駅ぎのざの直売所では、ゴーヤーはもちろん、小ぶりなものから長さが40センチほどありそうな巨大な冬瓜や、沖縄では野菜として流通しているヘチマ、濃厚な味と食感が美味しい島バナナやパイナップルなど、村内で収穫された沖縄独特の季節の野菜と果物が売り場に並びます。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

宜野座で有名な特産品と言えば、イチゴやマンゴーなどのフルーツを思い浮かべますが、総務の仲間豪（なかま　ごう）さんによると、イチゴのシーズンはだいたい12月～ゴールデンウィーク、そしてその後、マンゴーなどの夏の果物が出回るそうです。もしもフルーツのシーズンを外してしまっても、心配ご無用！　道の駅ぎのざでは、宜野座産のフルーツを使ったジャムなどの加工食品も販売しています。パッケージも可愛らしいジャムは、季節を問わず色々な組み合わせのフルーツが堪能でき、お土産にもピッタリです！　　　　　　　　　　　　　

宜野座と沖縄の珍味

道の駅ぎのざでは、農産物の他にも宜野座産「もずく」や「海ぶどう」などの海の幸も、直売所ならではのお買い得価格で販売しています。その他にも、「山羊汁」のレトルトパックや、さんぴん茶、月桃茶、クヮンソウ茶など、沖縄ならではの珍しいお茶も販売しています。　　　　　

クヮンソウの和名は「アキノワスレグサ」で、沖縄では古くからオレンジ色の花やつぼみ、そして茎が食されきました。方言では「にーぶいぐさ」（にーぶい：眠い）と呼ばれていて、リラックス効果や安眠効果があるそうです。　　　　　　　　　　　　　
ドライブの途中に一息ついてリラックスしたい人には、直売所隣の海を眺めながら軽食やデザートが楽しめるフードコートがおすすめです！　

ジャガイモ入り沖縄そば麺「じゃがめん」

道の駅ぎのざの加工場では、宜野座の特産品を使った加工食品の製造を行っています。その中の一つに、ジャガイモを練りこんだ、その名も「じゃがめん」（一袋160円）というオリジナルの沖縄そばの麺があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　

加工場責任者の山城悟（やましろ　さとる）さんによると、わざわざ那覇からじゃがめんを購入しにくる客もいるそうで、直売所隣にある食堂「太陽亭」の沖縄そばはすべて、じゃがめんだそうです。太陽亭の三枚肉そば（小400円、中500円、大600円）は、麺自体にはそれほどクセはなく、歯ごたえがあります。　　　　
そして、一見普通の三枚肉そばですが、肉をつまんで驚きます。三枚肉というよりも、薄めのラフテーです！　厚さが1センチほどもあり、じっくり煮込まれて味がしみ込んだ、軟らかい肉です。じゃがめんはかなり腹持ちが良く、この日は少し早めのランチでしたが、夕飯までまったくお腹が空きませんでした。

イチゴのレッドカーペット！

道の駅ぎのざの一押しのおすすめといえば、何といっても季節のフルーツを使って加工場で作る、できたてスイーツです。直売所レジ横のケースには、宜野座産の卵で作ったおいしそうなプリンやケーキが並んでいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
もともとパティシエの山城さんのおすすめは「オムレット」で、スポンジ生地でフルーツをオムレツのように包んだスイーツです。　　　　　

特産品の果物の収穫時期には、季節のフルーツをのせたオムレットが登場します。 その他にも、バースデーケーキやクリスマスケーキなどの注文制作も行っていて、通常の円形のケーキの他に、大きさがタテ35センチｘヨコ45センチの長方形の特大ケーキも販売しています。普通（？）の特大ケーキは五千円、フルーツ増量特大ケーキは一万円で、他ではまねできない、直売所ならではの値段設定だと言います。大好評という特大クリスマスケーキの上には、おいしそうな宜野座産のイチゴが赤い絨毯のように、びっしりと敷き詰められています！　道の駅ぎのざでしか楽しめない味を、ご賞味あれ！