那覇市浮島通りにあるカフェ「さぼらみ」は、お肉を食べない人も楽しめる、野菜だけを使ったメニューが中心です。丁寧に作られた料理はどれも、素材の味を生かした優しい味。お店は夜9時頃まで営業しているので、浮島通りで散歩の後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか? 食を通して、心も体も癒されます。
グルメ
2017.12.26
浮島通りのビーガンカフェ
さぼらみのカレーにひとめぼれ
writer : チューリップ平岡
那覇市浮島通りの、くつろぎ系カフェ
さぼらみのある浮島通りは、端から端まで歩いても、10分かからないほどの小さな通りです。雑貨屋さんや古着屋さんが並んでいるので、ゆっくり歩いて巡るのがオススメです。
さぼらみは、通りのちょうど真ん中あたり、休憩がてら立ち寄るのにもちょうど良いお店です。グリーンの外観が目立つので、すぐに見つかります。
店内は明るく、心落ち着いた雰囲気。キッチンがオープンになっているので、店主の久高さんが料理を始めると、おいしそうな香りがお店いっぱいに広がります。
お店の奥には、キッズスペースも完備。絵本やおもちゃも置いてあり、子ども連れのお客様もゆっくり過ごせます。
お肉好きも喜ぶ、ベジキーマカレーのセット
今回ご紹介するのは、野菜だけで作られたベジキーマカレー。副菜とスープもセットになっています(850円)。
一口食べてみると、スパイシーながらも、甘みとコクのある味わい。しっかりと食べ応えがあり、お肉が入っていない物足りなさは感じられません。
レシピを聞いてみると、ひき肉の代わりに、ゴボウと厚揚げをクラッシュしたものを使って食感を出しているとのこと。そのアイデアにも、かかっている手間暇にも感服です。
サイドメニューやおつまみも充実!
カレーとセットになっていた、副菜とスープもすみには置けません。どちらも日替わりなので、お店に行ってからのお楽しみに!
この日の副菜は、「自家製ベリーベリードレッシングサラダ」「人参のピクルスカーブチー風味」「レディ大根リンゴタヒニソース和え」。ソースまで自家製で、野菜へのこだわりを感じられます。
スープは、「カボチャのVeganスープ」。口いっぱいに甘くて濃厚な風味が広がります。
セットの他にも、お酒との相性抜群のメニューがあります。
こちらは、「グルクンのリエット 自家製リンゴレーズンパン付き」(350円)。グルクンというのは、県魚にも指定されている、沖縄ではポピュラーなお魚です。リエットになって姿形はわかりませんが、しっかりと風味が感じられます。
そして意外性のある、リンゴレーズンパンとの組み合わせもばっちりです。
お酒は、グラスワインの飲み比べセット(3種1200円)など、お得なセットメニューがありますよ。
珈琲を飲んで、食後の一休み
さぼらみの珈琲(450円)は、同じく那覇市にある「たそかれ珈琲」の豆を使っています。実は、店主の久高さんのご兄弟が営んでいるお店なのです。
香りが高く、しっかりと苦味のある珈琲です。付け合わせのキャラメルナッツの甘さが、より珈琲の風味を引き立てます。
丁寧なお料理に、優しいお人柄が表れている店主の久高さん。相手のペースに合わせてくれる久高さんとのおしゃべりも、お店の魅力の一つです。慌ただしい旅路になりがちですが、さぼらみで一息ついてみてはいかがでしょうか?
スマートポイント
- さぼらみは、昼・夜でメニューが変わりません。営業時間内なら、何時に行ってもベジキーマカレーを楽しめますよ。
- キャラメルナッツのとりこになったら、お持ち帰りもできます。小袋に詰め放題で、300円です。
- 店主の久高さんは、ミュージシャンとして音楽活動もされています。それだけに、店内でかかっているBGMもクールです。
ライターのおすすめ
自家製ピザの赤と白(各650円)がおすすめです。本格的なイタリアンピッツァとは違うけれど、薄焼きでソースと具材の特徴が引き立ち、忘れられないおいしさです。友達と一枚ずつ頼んで、シェアしてみては?
チューリップ平岡
食欲と好奇心がとまらないお年頃。沖縄のおいしいものを食べて、学んで、伝えます!
INFORMATION
スポット名 | さぼらみ |
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住所 | 沖縄県那覇市松尾2-11-23 |
ジャンル | グルメ |
電話番号 | 090-7451-8327 |
料金 | 〜1,000円 |
営業時間 | 12時~21時 |
定休日 | 木・日(月2回)詳細は、フェイスブックページにてお知らせ。 |
駐車場 | なし |
備考 | facebookページ |