リゾートホテルが立ち並ぶ西海岸の恩納村で、新鮮な魚介と沖縄料理に舌鼓を打ちながら、歌って踊って楽しい三線ライブ! 沖縄旅行を盛り上げてくれる贅沢なお店をご紹介。
グルメ
2018.01.10
新鮮な魚介と三線ライブで
盛り上がる!沖縄料理ちぬまん
writer : 川畑公平
恩納村の国道58号線沿いにOPEN
国道58号線を北上し、名護市に入る少し手前にあるのが「恩納サンセットモール」。入り口の看板と大きな鮪の顔が目印。
この中にある大きな二階建ての赤瓦家が、「沖縄料理 ちぬまん」。経営するちぬまんグループは、現在、沖縄県内で14店舗の沖縄料理店を展開。中でも恩納サンセットモール名嘉真店は4番目に大きく、毎日三線ライブが聞ける場所として人気だ。
店名となったちぬまんの由来
沖縄の近海に住む魚で和名「テングハギ」を方言で「ちぬまん」という。このちぬまん、おいしい事でも有名なのですが、鮮度が落ちるのが早く、鮮度が落ちるとクセがでて食べられなくなるため、お店ではなかなか食べられない代物。
実はちぬまんグループは沖縄県漁業協同組合連合会の仲買人の資格を持っているので、毎日、仲買人が市場に足を運び、買い付けた新鮮な魚をその日のうちに店頭に並べることが可能なのだ。鮮度のいい魚介類を使った料理を出す店という意味でこの「ちぬまん」という名前を付けたのだという。もちろん水揚げがある時はこの「ちぬまん」が店頭に並ぶ事もある。そのチャンスを逃さず、ぜひ味わっていただきたい。
10名から予約で食べられる「ミーバイづくし」
鮮魚や沖縄料理がたくさん並ぶ中、おすすめなのが、活ミーバイづくし(一人/6,000円税別、10名から予約可)。ミーバイとは沖縄の方言でハタ類の事、沖縄でも高級魚で祝いの席などに振舞われる魚。この高級魚をふんだんに使って様々な料理にしたのがこのミーバイづくし。
9品が盛り込まれた料理は、沖縄珍味3点盛り、ミーバイ入り刺身、ミーバイ入り5貫握り
ミーバイのあら煮
特選あぐー炙り焼き
沖縄天ぷら盛り、ゴーヤチャンプルー、ミーバイのあら潮汁
そしてミーバイのしゃぶしゃぶ(野菜付)は他店では見たことがない贅沢な料理。分厚いミーバイの身を出汁でさっとしゃぶしゃぶすれば、甘みの濃いミーバイならではの旨味を味わうことができる一品だ!
沖縄に来たからには三線ライブで盛り上がる
ちぬまんの醍醐味は、なんといっても料理をゆっくり味わいながら楽しめる、毎日6回ある三線ライブ!!
1階で19時から始まるライブは約20分。1階が終わると今度は2階と、交互に繰り広げられるライブは沖縄民謡から沖縄ポップスまで1回4~5曲。絶妙なトークとともに繰り広げられる。
リクエストも聞き入れてくれるので、ぜひ好きな曲をリクエストしてみては! お客さんの飛び入り参加も大歓迎! 歌に自信のある方は勇気を出して自慢ののどを披露してみては? 旅先でのライブは、沖縄の夜をより満喫させてくれるはず。
恩納サンセットモール内には、系列店の鮪一番という本マグロの大トロが食べられる居酒屋や、お土産屋店も隣接しているので、楽しい夜を過ごした後にお土産買って一石二鳥だ!
スマートポイント
- サービスタイムを活用しよう。沖縄県産生鮪づくしは通常1,280円がオープンから20時までは980円(税抜き)、海ぶどうは通常580円が17時~20時まで380円(税抜き)など。
- 三線ライブは19時~。お客さんはこの時間帯に集中するため、オープンから18時までは比較的空いている。
- 恩納村内ならマイクロバスで無料送迎も行っているので、大人数でも安心してみんなで飲める(当日電話でOK!)
ライターのおすすめ
2018年春頃にはこの恩納サンセットモール内に新しく「リゾートキャビン恩納テラス」というトレーラーハウスを使った宿泊施設がオープンする。完成すれば泊まって食べて飲んでとすべてが楽しめる施設に期待だ。
川畑公平
京都より移住。やんばる暮らしで、オオコウモリとフクロウの声が聞こえないと眠れなくなった。そんな自然溢れる沖縄の魅力を伝えたい。
INFORMATION
スポット名 | 沖縄料理ちぬまん 恩納サンセットモール名嘉真店 |
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住所 | 沖縄県恩納村名嘉真2199−1 恩納サンセットモール |
ジャンル | 沖縄料理 |
電話番号 | 098-967-7551 |
料金 | 3,000円~3,500円 |
営業時間 | 16時~23時(フードLO.22時、ドリンクLO. 22時30分) |
定休日 | なし |
駐車場 | あり。80台 |
備考 | 表記はすべて税別価格 HP : http://www.chinuman.com/shimancyu/sunsetmall/ |