南国の太陽を浴びて育った県産ハーブは香りがよく、
色合いや味わいも個性豊か。
県外ではなかなかお目にかかれない、めずらしいものもあるんですよ。
全国で初めてウコン栽培やブレンドハーブティーの販売を行った
「沖縄長生薬草本社」では、南国ハーブをたっぷり使った
オリジナルのハーブティーブレンド体験が人気。
世界でひとつだけ、あなたを癒してくれる特別なおみやげが作れます。
南部ドライブで立ち寄りたい
おすすめスポット
那覇市から東南東に車を走らせて南城市へ。
おだやかに広がるさとうきび畑のあいだに
「沖縄長生薬草本社」の文字が見えてきました。
こちらが今回の目的地です。
35種類のハーブから選ぶ、
自分だけのオリジナルブレンド
ハーブ農園・ショップ・レストランを併設しているお店。
お目当てのハーブティーブレンド体験(一人1,850円税込)は、
ショップの一角で行っています。
専用のシートに必要事項を記入するところからスタート。
冷えやむくみ、心と身体の気になる項目をチェックしていきます。
スタッフの方が気軽に相談に乗ってくれるので、
分からないことは積極的に聞いてみてくださいね。
このシートをもとに35種類のハーブから好みのものを選びます。
今回は”沖縄らしいハーブティー”をコンセプトに、
県産のレモングラス、月桃、ハイビスカスローゼル、
春ウコンなどを入れてみました。
手袋をはめて、ひとつひとつ丁寧に量っていきます。
琉球王朝時代から珍重されてきた春ウコンは、
沖縄諸島と奄美地方にだけ存在した植物であり、
生産量も流通量も少ない貴重なもの。
ウコン=呑み助の味方というイメージが強いですが、
それは一般的に秋ウコンのこと。
春ウコンは20種類以上あるウコンの中でも栄養価が高いことから、
「ウコンの王様」とも呼ばれているそう!
すべてのハーブを計量したら、次は配合です。
大きなものは手でつぶしていき、全体的に混ざりやすいサイズにします。
最後に用意されたパックに入れ、密封して完成。
自分だけのオリジナルブレンドハーブティーができあがりました。
ショップには沖縄素材のハーブティーやサプリメントが充実。
お疲れ気味の上司には、沖縄みやげにリラックス系のハーブティーを
渡してみるのも良い手かと。
フレッシュハーブたっぷり!
自社栽培の薬草ランチビュッフェ
ショップに隣接しているレストラン
「ハーブカフェ・ウコンサロン」では、ハーブをふんだんに使った
ランチビュッフェ(中学生以上1,100円税込)をいただけます。
色々な調理法でハーブと野菜をたっぷりと。
70席ある客席の中でも、
お庭を眺めながら食事ができるテラス席は特等席です。
旅行中のビタミンチャージにぴったりな
ハーブバーは見るからに栄養満点。
朝採りなのでシャキッと元気いっぱいな味が楽しめます。
ローカルに大人気なのが、
天皇杯受賞の皇金ウコンを使用した「薬膳てびち 」です。
沖縄の方言で豚足を意味する「てびち」は、
コラーゲンが豊富な美容食材。
本土の人にはなじみが薄い部位ですが、とろとろに煮込まれたお肉は
優しい味付けで食べやすく、薬膳ぽい苦みもありません。
自然のエネルギーがぎゅっと詰まったお料理とドリンク。
オリジナルの青汁や黒にんじんのお茶もぜひお試しくださいね。
ランチに使用するハーブはテラス席から見える自社農園で採れたもの。
フードマイレージは徒歩10秒、目と鼻の先という距離が、
香りと味をそのまま届けてくれます。
南国ハーブのパワーを借りて、思いっきりリフレッシュできる場所。
ここにきたら、まずはゆーっくりと深呼吸から。