サーファーやダイバーの間で有名な北谷町の海岸沿いに、
県出身芸人が愛してやまない沖縄そばの名店「浜屋」があります。
黄色い卵焼きに巨大なソーキ、透明感のある塩ベースの特製スープ。
素朴で懐かしい味わいに、芸人たちの心がほっと和むのかもしれません。
グルメ
2015.06.17
沖縄出身芸人が愛する
塩ベースのソーキそば
writer : 阿久津彩子
北谷町の中心地から車で10分弱
今回ご紹介する「浜屋」は、北谷町の観光エリアから車で10分弱。
ショッピングの途中で気軽に立ち寄れる距離にあり、
すぐ近くの海岸沿いでマリンスポーツを楽しんだ後、
お腹を満たすのにもおすすめです。
昔ながらの食堂という佇まいのお店ながら、総席数はなんと100以上!
座敷席やテーブル席、お子様用の椅子もあるので、
誰でもリラックスして食事ができます。
透明感のある塩スープ
初めて訪れたら、まずは名物の浜屋そば(大630円 小370 円)で
決まりでしょう。
こちらのそばは醤油を一滴も使わない、塩ベースのスープが大きな特徴。
見てください、どこまでも澄み切った純真無垢なスープを!鰹をはじめ、
豚や鶏など素材の旨みが凝縮されており、
その先に奥深い塩の世界が広がっています。
もしも私が20代ならば確実にすべて飲み干しているおいしさです。
美しく繊細なスープに合わせる麺は細麺かと思いきや、
予想を裏切る平太麺。
うまく絡むのか心配でしたが、
この麺の幅がスープの風味をきちんと届けてくれるんです。
圧力鍋でトロトロになるまで煮込まれた豚軟骨ソーキと
彩りを添えてくれる卵焼きも素晴らしく、
食べれば食べるほどトリコになります!
女性に嬉しい小サイズあり
ソーキも三枚肉も両方食べたい。
そんな方には沖縄そば(小420円)がぴったりです。
小サイズでも適度にボリュームがあり、お子様や女性、
お年寄りにはちょうどいい量。
食いしん坊さんは、沖縄風炊き込みご飯のじゅーしぃー(小100円)を
追加するのもアリ。
だしのきいたじゅーしぃーを一口、その後にそばを一口。
このコンボを繰り返していくと、
もうどうにもこうにも箸が止まらなくなってきます・・・
二度目は気になるメニューを試してみて
ゆしどうふそば、てびち汁は「海中で冷えた体に沁みる」と夏場でも
ダイバーに大人気。早ければ午前中に売切れてしまうんだとか。
こってりもいいけれど、シンプルなおいしさこそ一番のごちそう。
そんな思いを感じた絶品の沖縄そばでした。
スマートポイント
- 数歩歩けば慶良間諸島まで見渡す北谷町の海岸が。食後は散歩がてら海沿いを歩いてみてはどうでしょう?
- 浜屋の駐車スペースは少ないが、海岸沿いにフリースペースがあるので心配なし。
- 女性に嬉しい少量メニューもあり、好みのサイズを選べて安心。
ライターのおすすめ
沖縄そばの中では珍しい塩系スープ。こってりが苦手な人にぜひ味わってほしい一杯です。女性だと小サイズが丁度良い気がします。
阿久津彩子
得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。
INFORMATION
スポット名 | 浜屋 |
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住所 | 沖縄県北谷町字宮城2-99 |
電話番号 | 098-936-5929 |
料金 | 1,000円以下 |
営業時間 | 10時~20時30分 (LO.20時30分) |
定休日 | 盆・正月 |
駐車場 | あり |