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グルメグルメ

2024.08.29

民謡酒場デビューするなら!
あっぱりしゃんで島唄に酔う

writer : 阿久津彩子

※2015年7月5日の記事の為、各料理の金額は当時のものとなります。

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沖縄版乾杯の合図「嘉例(カリー)!」の声が聞こえてきそうな一枚。ゆいレール県庁前から徒歩5分、隠れ居酒屋「あっぱりしゃん」では島の唄に触れ合い八重山の珍味に舌鼓を打ちながら、こーんなに楽しい時間が過ごせます。

川沿いをぶらり。あっぱりしゃんの文字を発見!

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久茂地川沿いをテクテク歩けば、お店の暖簾を発見。階段を上がり店内を覗くと、開店直後ながらすでに大勢のお客さんでにぎわっていました。旅行者はもちろんですが、地元のサラリーマンの姿も目立っており、信頼度の高さがうかがえます。靴を脱いでお好きな席へ。古民家風の内装は心地よく、カウンターや座敷でゆっくりと寛げます。
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オオタニワタリにちきあぎ、八重山の貴重な食材

オーナー・長浜タケヨシさんの故郷が石垣島ということで「あっぱりしゃん」では八重山の貴重な食材をいただけます。写真下はシダ植物の一種、オオタニワタリの天ぷら(680円)。八重山直送の新鮮なものをからっと揚げた天ぷらは、シャキシャキの歯ごたえがおいしく、青々とした香りが口いっぱいに広がります。
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創業当時からの名物ちきあぎ(680円)もテッパンメニュー。イカのすり身と野菜を混ぜ、油でふんわりと揚げた石垣島特有のカマボコで、お酒のつまみにぴったりです。
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泡盛ツウが喜ぶレア物もあります

これだけおいしいアテが揃っていたら、お酒のほうも抜かりなし。石垣島ではハレの日の祝い酒としてなじみの深い銘酒・白百合(グラス550円)など、流通にはあまり乗らない泡盛も取り揃えています。
あっぱりしゃん6
昔ながらの伝統的な製法で100%天然醸造にこだわった白百合は独特のコクがあって風味豊か。好みは分かれるかもしれませんが私は大好きな味わいでした。さらにリクエスト次第ではマニア垂涎のレア物をこっそり飲ませてもらえるかも…?

本格的な八重山民謡&三線ライブ!

さて、場が盛り上がってきたところでスタッフの皆さんが何やらおもむろにセッティング。お待ちかねの民謡&三線ライブのはじまりです!

この日はプロの唄い手でもあるオーナー自身がステージに。語りかけるように浮かんでは消える島の言葉に耳をすませると、満天の星空、光指す白砂など、八重山の景色が垣間見えた気分。南国ムードたっぷりの優しく伸びやかな響きに癒されつつ、胸がじーんと熱くなりました。マイクもいらないほどの贅沢な距離感で本場の民謡をじっくり味わえます。
あっぱりしゃん7
ラストは泡盛を飲みながら沖縄の踊り「カチャーシー」を見よう見まねで踊って全員で盛り上がる!この不思議な一体感は何度訪れても格別です。感動の唄と空間、貴重な食材との嬉しい出会い。沖縄本島から八重山へ、ちょこっとプチトリップしてみませんか?
あっぱりしゃん8

スマートポイント

  • 土日は特に混むので予約がおすすめ。グループの場合は事前に席が空いているか電話で確認した方がよさそうです。
  • 国際通りに近く、那覇市内のホテルから移動しやすい立地。見つけやすいお店なので迷う心配はありません。
  • ライブは定期的ではなく、お客さんの様子を見ながら毎日数回開催します。ライブチャージ無料も嬉しいポイントです。

ライターのおすすめ

数ある那覇市の民謡居酒屋の中でもレベルの高い一軒。広すぎず、狭すぎない、アットホームな空間で素晴らしい唄声を堪能できます。

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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