酒好きの知り合いに「絶対に行った方がいい」と言われたのは何度目か。
このたび、皆様が口を揃えて薦める理由がようやく分かりました。
溢れだすモツの旨味と炭の香り。
肉好きにはたまらないハムやサラミのオンパレード。
書いているだけで、また食べに行きたい!と思わせる魔力。
一度行けば虜になる人気の居酒屋「新小屋(アラコヤ)」を訪れました。
グルメ
2024.11.11
writer : 阿久津彩子
酒好きの知り合いに「絶対に行った方がいい」と言われたのは何度目か。
このたび、皆様が口を揃えて薦める理由がようやく分かりました。
溢れだすモツの旨味と炭の香り。
肉好きにはたまらないハムやサラミのオンパレード。
書いているだけで、また食べに行きたい!と思わせる魔力。
一度行けば虜になる人気の居酒屋「新小屋(アラコヤ)」を訪れました。
舞台は相変わらずくたびれ感満載の栄町ですが、
早い時間から大盛り上がりの酒場が多数!
至る所で既にできあがっている方に遭遇します。
千鳥足の皆様を横目に向かった先は栄町市場内ではなく場外の交番通り。
暗がりに咲く一輪の花のごとく、ぱぁっと明るい外観が目を引きます。
実はこちらのお店、プライベートで何度も足を運んだのですが、
たいがい満席。後ろ髪引かれる思いで退散した記憶があるのです。
改めて伺うと、この日は残り2席という状態で滑り込みセーフ!
運よくすきまに腰を落ち着けて、まずはビールで祝杯!
念願叶ってお店に入れた分、
普段よりもすぅっと五臓六腑に沁み渡ります(笑)
おしゃれな店内は奥にテーブル席、
手前にはカウンター席と立ち飲み席とスタイル別に用意。
じっくり派・サク飲み派どちらも楽しめそうです。
「新小屋」には、必ず食べたいマストメニューがふたつあります。
まず一つ目はシャルキュトリの盛り合わせ。
聞きなれない単語は、
ハムやパテといった豚肉加工食品の総称を表わすフランス語。
おいしいものを少しずつ食べたいという方にうってつけ、
華やかな見た目にときめくひと皿です。
盛りつけられているのは自家製テリーヌを筆頭に生ハム、辛口サラミ、
レバーペーストなど。
これで二人前目安の小サイズ(1,200円)とは太っ腹。
どれも塩気がほどよく利いてワインが進み、
塊肉がごろごろ入ったテリーヌのおいしさに大感激!
もう一つのウリは焼き加減が絶妙なモツ焼きです。
新鮮なモツを使っているので臭みやパサつきは一切なく、
部位ごとの旨味が味わえます。
しかも1本からオーダーでき、200円~とリーズナブル。
写真は左から「ふえがらみ」、「レバー」、「テッポウ」。
豚肉文化沖縄に来たのですから、ぜひマニアックな部位を
試してみてはどうでしょう。合わせるお酒は島酒から
発砲系の赤ワインランブルスコまでお好きなものを。
私は大容量の泡盛島ジョッキが止まりません!
女子ウケしそうなおしゃれメニューも注目したいポイントです。
ウフマヨは、ぷるるん食感の半熟卵と自家製マヨの絡みに悶絶ですし、
エビとセロリのエスニックハーブサラダには
山盛りのパクチーがどっさり!好き嫌いが激しく分かれる食材ですが、
パク好きにはたまらないメニュー。ああこの香り、もっと嗅いでいたい!
お肉の脂分を香草でさっぱりと整えた後、
もつ焼きや生ハムに戻るのは当然の行いと言えるでしょう。
深夜1時まで営業のお店は
栄町プライスの肉食グルメを楽しむお客さんでいつもにぎやか。
店内をのぞいて空席を見つけたら、ただちに飛び込むのがおすすめです。
※こちらは、2015年7月30日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。
スマートポイント
ライターのおすすめ
シャルキュトリの盛り合わせともつ焼きは必ず食べたいマストメニュー。カジュアルな雰囲気は女性客でも立ち寄りやすく、デート使いとしても◎
阿久津彩子
得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。
スポット名 | 新小屋(アラコヤ) |
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住所 | 沖縄県那覇市安里388-10金城貸ビル |
電話番号 | 098-882-3034 |
料金 | 4,000円~5,000円 |
営業時間 | 月〜土17時〜24時 日・祝17時〜23時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし |