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グルメグルメ

2024.09.17

海でゆったりまったりな時間
「浜辺の茶屋」で海カフェ満喫

writer : Hinata

看板
浜辺の茶屋ベランダ席
海カフェといえば南城市の「浜辺の茶屋」が有名だ。その海の近さといったら、もう目の前まで波が来ているくらい。

壁側の何枚もの大きなガラスの窓は、常に開け放されていて飛びっ切りの開放感。
窓辺の席
真っ青な空と海。正面からやってくる心地良い潮風に、誰もが満面の笑顔になってしまうそんな海カフェ。

木造のシンプルな造りの店内は、優しく温かみがあって、ついつい長居してしまう。
窓辺の席、店内風景

自然の中でいただきます

今日は日差しもゆるめなので、浜辺のデッキ席に座って大自然の中、おいしいサンドをいただく。
海の見える席
「沖縄のフルーツと野菜のカンパーニュサンド」(550円税別)自家製のパン釜で焼いたカンパーニュに、トマト、レタス、チーズ、レッドオニオン、季節のフルーツが挟んであるボリューム満点なサンドだ。
レッドオニオン、季節のフルーツが挟んであるボリューム満点なサンド
大きく口を開けて、がぶりとかぶりつく。アーモンドスライスの香ばしいかおりが口いっぱいに広がる。オリーブオイル味のまろやかな塩分に、フルーツの甘みとほのかな酸っぱさが混じって絶妙なハーモニー。

まっピンクのドリンクは「沖縄フルーツの酵素ジュース」(550円税別)

ハイビスカスとパッションフルーツのセパレートティー。フルーツの甘みと花紅茶の酸味がマッチした爽やかな味わいです。

思い出を振り返って

みんな、ここで何を思いながら時間を過ごすのだろう。
海辺の席
浜の左サイドの風景
浜辺の茶屋の本棚に「感想ノート」が置いてある。ここに来た人達がいろんなことを書き記して帰るというこのノートは、カフェが続いている長い間、ずっとここで保管されてきた。ふと、やってくる静かな時間。 忙しく過ごしている日常から遠く離れ、ぽっかり空いたそんな隙間の時間に、人の心は自由を見つける。 海を見ながら旅の思い出や普段の生活のこと、今日の想い、はたまた宝探しのヒントや宝の内容が書いてあるものまで、そこにはたくさんの人達の想いが溢れている。

時は緩やかに過ぎ、 海はいつまでも変わることなく青さをたたえ、波はくり返し、打ち寄せては帰っていく。何年か後にまたここに来た時、以前の自分の書いたページを探す人が結構いるという。 浜辺の茶屋は、そんな大切な時間を振り返るのにぴったりな空間だ。

浜辺の茶屋の秘密

窓辺の風景
今年で、浜辺の茶屋がオープンして20年が経つ。台風の風に吹き飛ばされそうになりながらも、奇跡的にここに存在しているこの木造の店舗には秘密がある。

大自然の恩恵を受けている分、厳しさも丸ごと受け入れる。壊れてもまた、作ればいい。日々感謝しながらここに居場所を持つ。

沖縄の心を忘れないそんな生き方が、この空間に生命力を与え続けているのだろう。
木造の店舗の外観
階段下の海
浜辺の茶屋に来るなら、あえてお昼をずらして朝や夕方などの時間帯にぜひ行ってみてほしい。そのころには、ここ本来のゆっくりした空気感が味わえるとのこと。

目の前のビーチでサンゴを拾いながら散歩をしたり、遠浅の海に足を浸して歩いてみるのも気持ちいいはず。

そして「感想ノート」に今日の想いを残していくと、いつの日かここで、何年後かのあなたと出会えるかも。
海辺のシーサー

※こちらは、2015年9月9日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。

スマートポイント

  • 店の横の階段を降りるとすぐ海が広がっていて、待ち時間の間も遊ぶことができます。
  • あらゆる場所に座席があって楽しい、さすが海カフェ!
  • オープン当初からある「田芋のから揚げ」は、地元民に人気の隠れ人気メニューです。

ライターのおすすめ

とにかくロケーションが良く、自然に触れることができるので家族連れにもおすすめ。南城市では冬の海も透明度が高く、美しいそうですよ。

Hinata

神戸出身。西表島の生活を経て沖縄本島へとたどり着く。独自の感性で沖縄の物語を伝える。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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