［伊江島］GWはゆり祭りで
100万の花弁に囲まれよう

100万もの純白の花弁は壮麗の一言

伊江島のテッポウユリは、日本に自生する15種類の原種ユリの一つです。
会場は島の北海岸、高低差がメリハリを演出する約86,000㎡の
広大な敷地を誇る「伊江村リリーフィールド公園」。

広場・遊歩道・休憩施設・展望台等が整備された広大な園内に、
約20万球ものテッポウユリが植樹されています。

花の数にして、100万輪という圧倒的な数で広がる純白の花弁は、
まさに壮麗の一言。沖縄随一と言っても過言ではありません。
今年は、例年より遅めの開花とのことで、取材した4月後半は、
まだまだ三分咲き程度でしたが、逆に言うとGW後半には、
ちょうど良い頃合いを迎えそうです。

原色も鮮やかな世界の種も堪能

園内奥に足を進めると、海側に見えてくる「世界のゆり展示棟」。
こちらでは、国産の原種ユリや世界各国の園芸品種など、
特徴的な種も多種多数植えられ、視覚をさらに刺激してくれます。
そのうちのいくつかをご紹介しましょう。





上から、ソルボンヌ（ニュージーランド）、タランゴ（チリ）、
ピンクパレス（チリ）、ビビアナ（ニュージーランド）、
イエローダイヤモンド（オランダ）、などなど。

いずれも赤やオレンジ、ピンクに黄色などの色鮮やかな表情は、
真っ白なテッポウユリとのコントラストが見事ですので、
ぜひ見比べてみてくださいね。

出店や各種催しも充実

期間中、園内では、島内から様々なお店が出張で営業しています。
せっかくなので、この機に、伊江島牛や伊江島ラム酒といった、
島の名産も味わっちゃいましょう。
また、週末は、特設ステージにて、様々な催しが行われます。
例えば、5/2（土）の県内各所から集ったミュージシャンによるライブ、
3（日）の「島唄フェスタ」、4（月・祝）の「エイサーフェスタ」
なども見応えありそう。最終日5（火・祝）のラストナイトライブなどは、
毎年大きな盛り上がりを見せるそうです。
詳細は、HPで告知されますので、来年は、
気になる企画に合わせて予定を立ててみてはいかがでしょうか。

船を利用するなど、なかなかアクセスしづらい離島ですが、
年に一度の「お祭り」をきっかけに、ぜひ一度足を運んでみてください。
本島とはまた違った、独自の魅力と出逢えるはずですよ。

スマートポイント

●島内の移動はレンタサイクルがベストです。この時期は予約制の
カーフェリーも増便されますが、「キャンセル待ち」がほとんどです。
また、島内はレンタカー業者も少なく、
この時期はすでに予約で埋まってます。
従って、周囲22.4kmで高低差もそれほど激しくはない伊江島は、
自転車での周遊を推奨します。
http://www.tamarentapro.com

●毎年、祭り期間中は、『伊江島観光バス』より、約2時間半の、
伊江港発の伊江島一周観光バスも運行されています。
大人：2,000円（中学生以上）、小人：1,000円（5才以上）
各便とも先着45名様まで（要予約）ですが、
かなりお得な内容となっていますので要チェックです。
http://www.iekanko.jp/1892

●同様に、毎年、沖縄本島からも各種ツアーバスが催行されていますので、
ネットなどで調べてみてくださいね。
http://okinawabus.com/wp/bt/bt_20150425/
http://www.rts21.co.jp/tour_options/view/bus_yuri
http://www.otsinfo.co.jp/okinawa/contents/
http://karrykanko.com/tour/id-142.html