名護市にある「ナゴパイナップルパーク」は、大人600円、小人300円(2015年8月現在)で見学できる有料施設。パイナップルの形をしたカート「パイナップル号」に乗車して亜熱帯植物を、貝殻資料館やワイン工場を見学できます。売店では、パイン製品の試飲と試食が盛りだくさん!生パイナップルも含めて、入場料分の元を取る勢いで食べ尽くしてきてください。
観光
2024.11.19
すべての試食を食べ尽くせ!
ナゴパイナップルパーク
writer : miya-nee(みやねえ)
ハンドルは触らないでね!自動運転のパイナップル号
まず、受付を終えると園内周遊カート「パイナップル号」に案内されます。乗車時間は約10分。1台に4名まで乗車でき、自動操縦なので運転手は不要です。パイナップル畑や亜熱帯植物の中を通り抜け、運がいいとパイナップル号の行列を見学できます。
終点で降りると、後は順路通りに進んでいきます。まずは貝殻資料館、その後は窓越しに見学できるワイン工場へ。途中、通路にふと現れる大きなパイナップル。勇気のある方は、こんな写真にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
元取れワンワン!試飲と試食のオンパレード
売店に入ると、まずは試飲コーナー。パイナップルワインやジュース、お酢を使ったヘルシードリンクなど、なかなかの種類があります。そして写真に写った試飲カップご覧ください。
なんともかわいらしいサイズです。軽く10杯以上は飲めそうなかわいらしくて上品なサイズ。我こそはとうい方、ぜひ何度も往復しながら飲み尽くしてきてください。
そして続く試食コーナーが凄まじいことに!ナゴパイナップルパークが製造するお菓子の試食がズラリと並んでいます。パイナップルパイ、ワインケーキ、カステラ、タルト、クッキー、ちんすこう…など10種類どころではない焼き菓子の数々。
午前中に行く予定の方、ひとつだけご注意ください。ここで試食を食べ過ぎると楽しみなランチが入らなくなるということを。夕方に立ち寄る場合も同じでしょうか。夕食が入らなくなるほど試食を食べ続けてはいけません。
「でもせっかく来たからやっぱり食べたい!」
そう、それが旅行の醍醐味ですよね。後先のことよりも今を充実させるために気の済むまで食べ尽くしましょう。
その後は、待ちに待った生パインの試食。パイナップルダイエットとの言葉があるように、パインは食べ過ぎても太らないのでしょうか。人目を気にせず、勇気と時間のある人は1皿分丸ごと頬張ってきてください。
そしてやっと出口に辿り着いたと思ったその瞬間!そこにはもずくうどんが待っているのでした。
試食でお腹いっぱい!それでも別腹「パインソフト」
人気のパインソフトとパインシャーベット。真夏なら即食べてほしい人気の冷スイーツです。沖縄の暑さにより、アイスの形状が保てるのはせいぜい1分間。その後は華厳の滝のごとく、滝壺を目がけるかのようにソフトクリームが指や地面に向かって流れ出します。暑い日は素早く、即食べる! のがコツとなります。
ひと切れずつ包装された「パイナップルケーキプレミアム」
モンドセレクション5年連続金賞受賞の「パイナップルケーキプレミアム」。モンドセレクション金賞受賞の味とはいったいどのようなものなのか!実際に食べて検証してみました。
高級感のある深緑の箱が金色のリボンで飾られています。見るからに高級そうなフタを開けようとしたその時!金色のリボンは実はリボンでなく、伸びるゴムだと判明しました。つまり、6秒間で簡単にフタを開けられます。
フタを開けると上品にひと切れずつパッケージされ、高級感ある深緑の包み。商品名の文字はなんとゴールド!ゴージャスさを演出する深緑と金色コラボの最強説が、ここに誕生しました。
封を切ってみると手触りはしっとり。そしてパインのつぶつぶが見えます。食べてみるとなかなか後を引くおいしさ。ふわふわしっとりなスポンジにパインのつぶつぶ果肉。原材料を確認すると隠し味にブランデーが少々使用されています。
すべて食べ終わった後は、ゴムで箱を閉じてそっと食卓のテーブルに置いておきましょう。もしうっかり箱を開けて食べようとする人がいたら、中身が空でガッカリするはず。そんな時は…
「名護市にあるナゴパイナップルパークに行ってくればいいさ〜」
と優しく教えてあげるといいと思います。
店内では、生パインの試食後に「パイナップルケーキプレミアム」が出てきますので、別腹で挑んでみてください。
※こちらは、2015年10月4日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。
スマートポイント
- 「ナゴパイナップルパーク」は、沖縄そば屋が点在する伊豆味街道沿い。お昼は「沖縄そば」も捨てがたい!そして、OKINAWAフルーツらんどまで車で1分!
- 売店内は順路通りに進みます。後から「さっきのやっぱり買おう!」となると何度も店内を往復する羽目に。お土産の買い物は計画的に!また、観光シーズンはレジが混雑するため、空いてるうちにお会計を!
- 最後にソフトクリームやシャーベットが待っています。別腹のご用意を!
ライターのおすすめ
名護市のパイナップル尽くしの観光&お土産スポット。すべて見学するには約60分必要。試飲を飲み干し、試食を食べ尽くし、そして時には断る勇気も必要です。いろんな意味で頑張ってください!
miya-nee(みやねえ)
JTBの元ツアーコンダクター。現在はライターをはじめとして、Web講師、カメラマンなどと多岐にわたる仕事に取組む。
INFORMATION
スポット名 | ナゴパイナップルパーク |
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住所 | 沖縄県名護市為又1195 |
ジャンル | お土産屋 |
電話番号 | 0980-53-3659 |
料金 | 大人(16歳以上)1,200円 小人(4歳〜15歳)600円 4歳未満 無料 |
営業時間 | ■営業時間 10時~18時、最終受付17:30 ■アナナスキッチン 11:00~15:00 ■臨時休業継続店舗 レストラン「パームツリー」 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
備考 | HP : https://www.nagopine.com/ |