沖縄の海はどこまでも広く青い。透き通った海をのぞけば、カラフルなお魚の世界に大人も子どもも心が踊り出す。久米島といえばダイビングが人気です。色取りどりの熱帯魚は、ダイバーの心をつかんで止みません。そんな久米島の海岸に、潜れない人や泳げない人でも楽しめ、何より無料。自然にできた水族館をご紹介します。
観光
2015.10.27
[久米島]熱帯魚の家
魚が集まる自然の水族館
writer : 糸数麻美
熱帯魚の家の案内板を探してみよう
まずは、比屋定方面に車を走らせ、242号線にある「熱帯魚の家」の案内板を見逃さないように探してみましょう。
ありました。見つけたら、案内板通りに道に沿って進みます。
途中住宅地に入りますが、そのまま進むと海が見えてきます。
一本道をどんどん奥へと進んでいくと最後の看板が見えてきます。
この奥が熱帯魚の家です。
足場は、とにかく注意が必要!
熱帯魚の家で注意をしてもらいたいのが、足元。熱帯魚に合いに行くには、このゴツゴツとした岩場を進まなければなりません。
島ぞうりの場合、足を傷つけてしまう可能性が高いので、くれぐれも気を付けて前方右側の潮だまりへと進んでください。
熱帯魚が歓迎してくれます
潮だまりに到着し、海の中を覗いてみると、誰もがニッコリと微笑むことでしょう。
すぐに出迎えてくれるのが、熱帯魚達。人間の姿に反応に、近寄ってきます。きれいなブルーのコバルトスズメ等を見ることができるでしょう。
まさに、ここは天然の水族館。初めは熱帯魚発見で心も弾みますが、波の音を聴きながら、じっとただ水面を見つめていると、次第に穏やかな気持ちにさせてくれます。
上からも眺めてみよう
熱帯魚の家周辺を上から眺めるなら、比屋定バンタへ。
広大な海を眺めながら、売店((土曜日定休)の100円沖縄そばを堪能することもできます。熱帯魚の家付近には、公衆トイレもありませんので、こちらで休憩をされてから出発すると安心ですね。
スマートポイント
- とにかく岩場が歩きにくいので、スニーカーなど足を痛めないしっかりとした靴で行くことをオススメします。雨上がりはとても滑りやすいので更に注意が必要です。
- できるだけ干潮の時間を狙っていくと比較的車を降りてすぐの潮だまりで熱帯魚を見ることができます。
- かわいい熱帯魚は持ち帰り禁止です。釣りや遊泳もご遠慮いただき、お魚鑑賞をお楽しみください。
ライターのおすすめ
潮の満ち引きで、鑑賞場所も異なります。取材時は、干潮時だったのですぐに熱帯魚を見ることができました。お子さんも一緒に楽しめるスポットですが、尖った岩場も多いので抱っこやしっかりと手を握って安全面に気をつけて観察してください。
糸数麻美
東京出身。元旅行代理店カウンター勤務。島で唯一のベビーシッターが、魅力いっぱいの久米島をご案内します。