* * menu
閉じる

観光観光

2024.10.28

カッチンのプライベートビーチ
浜比嘉島のムルク浜

writer : 中本岩郎

沖縄本島の数あるビーチの中でも気軽に足を伸ばして、プライベートビーチ気分を味わえる上に、透明度とロケーションともに抜群なムルク浜。観光ガイドブックにもあまりのっていない、密かに人気のムルク浜をご紹介。

神秘の島への誘い

うるま市の中でも東海岸に突き出ている勝連半島一帯を、沖縄の言葉でカッチンといいます。カッチンの東に位置する屋慶名から海中道路で平安座島に渡り、右側に見えてくるのが浜比嘉島です。浜比嘉島は琉球発祥伝説の地として有名で、“神の島”と呼ぶ人もいるほど。浜比嘉島はその名の通り、浜地域と比嘉地域に分かれており、ムルク浜があるのは橋から島に向かって左側に位置する比嘉地域。
陸路をつなぐ海中道路
海中道路を通過
神秘の島
陸路をつなぐ海中道路が開通したことで交通や物流の利便性は高くなった一報で、同時に島を出る人も多くなっていきました。浜比嘉島にあった比嘉小学校も平安座島にある彩橋小学校と統合されてしまいましたが、これも時の流れ。比嘉地域に残る砂の敷き詰めた道は、歩くたびに「シャッ、シャッ」と音を響かせます。時代に流れない島の風景は、今もまだ残っています。
時代に流れないのどかな光景
砂の敷き詰めた道
時間がゆっくり流れる島光景

天然ビーチへようこそ

のどかな風景にパッと目に入るのが、観光客に人気の浜比嘉島リゾートホテル。漁港とホテル間にある道を進むと海が広がっています。運転中でも海に目を奪われそうですが、道幅が狭いので対向車に気をつけてください。ちょうどホテルの裾野にあるムルク浜には、大きな岩が幾つかあるので、岩陰は自然の日除けとして活躍してくれます。晴天の日になると海の透明度は抜群。海の奥に見えるのは無人島の南浮原島で、無人島ツアーの受付もしてくれます。
浜比嘉島リゾートホテル前にあるビーチ
無人島の南浮原島
ムルク浜。透明度抜群。
ビーチの横には有料の駐車場も完備されているので、近くまで車で乗り入れられます。駐車場の横のパーラーでは軽食やトイレの提供、マリンレジャーの受付をしています。シャワーは一人1回200円で温水も使えるので、安心して楽しめますね。南浮原島でのシュノーケルツアーもあるので、完全にプライベートを満喫したい人にはおススメです。
天然ビーチのムルク浜
ビーチ横の有料駐車場

自然だからこそ

春先になるとムルク浜にはウミガメが産卵に訪れることがありますが、近年は台風で砂が少なくなっている影響で産卵に来ないそうです。なお、ビーチに監視員はいないので、海水浴の際には十分に気をつけてください。また、遊び方やゴミの処理など、各自で責任を持って楽しめると良いですね。
浜比嘉島までは那覇市から車で90分程度、のんびり観光しながらドライブを楽しんで安全運転でお越しください。
ウミガメ産卵のための看板
ムルク浜ビーチ。ネットを張ってビーチバレー。
ウミガメが産卵に訪れる美しい砂浜

※こちらは、2015年10月30日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。

スマートポイント

  • ホテル浜比嘉リゾートとビーチが階段でつながっているので、宿泊がてら利用するのもグッド。
  • ヤギと一緒に集落を散歩できる企画もあります。詳細は比嘉集落の清ら海ファームの外間(ホカマ)さんまで。 HP : https://churaumifarm.ti-da.net/
  • 一日海で楽しみたい人は南浮原島の無人島ツアーが良いかもしれません。

ライターのおすすめ

ビーチだけでなく島全体を巡ることをおススメします。浜比嘉島独特の「島」の雰囲気が楽しめますよ。

中本岩郎

地域の青年会に所属し、エイサーを通し真心溢れる沖縄の人々の虜に。地域に根付く文化の深部を発信する。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

JALで行く!国内ツアーは格安旅行のJ-TRIP

  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする
  • この記事をシェアする
  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする

沖縄観光モデルコース

記事検索

ツアー検索