沖縄の離島、宮古島より伊良部大橋を渡り車で約10分。
伊良部島の隣にある下地島に
シュノーケリングやダイビングのスポットとして有名な中の島ビーチがあります。
海へ入るとすぐ近くに色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が生息しており
誰でも気軽にシュノーケリングを楽しむことができます。
観光
2024.11.11
writer : ほりかわくみ
沖縄の離島、宮古島より伊良部大橋を渡り車で約10分。
伊良部島の隣にある下地島に
シュノーケリングやダイビングのスポットとして有名な中の島ビーチがあります。
海へ入るとすぐ近くに色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が生息しており
誰でも気軽にシュノーケリングを楽しむことができます。
下地島の外周道路を走っていると
断崖絶壁に囲まれた小さなビーチが現れます。
ここが中の島ビーチです。
かつては静かでひっそりとしたビーチだったのですが
2015年1月に伊良部大橋が開通してからというものの
今では多くの観光客で賑わっています。
車道からでも見える場所にビーチがあり、
近くの道路脇には駐車場が整備されています。
くれぐれも路上駐車はしないようにしてください。
ビーチへと向かう入り口には段差があり
岩がゴロゴロと転がっています。歩く際は十分気をつけてください。
この中の島ビーチは近くにある
白く細かい砂が特徴の渡口の浜とは違い
サンゴのカケラで敷き詰められた浜になっています。
さまざまな形をしたサンゴや模様がおもしろいサンゴがあちこちあります。
まだ泳ぐには早い、小さいお子様がいる場合は
このサンゴの石の観察をして楽しむのも良いですね。
シュノーケリングでは元気いっぱいに泳ぐ魚を見ることができます。
鮮やかなオレンジ色が特徴のクマノミをはじめ
カマスの群れなど、沖縄の海ならではの魚やサンゴがいっぱい。
さらに海の中を堪能したい人はダイビングがおすすめです。
ダイナミックな地形ポイントとして有名で、
ビーチからもエントリーできるので初心者でも楽しむことができます。
中の島ビーチでダイビングをやってみたい!という人は
伊良部島にいくつかダイビングショップがあるので
事前に問い合わせてみてください。
ビーチへの入り口にはこんな看板がありました。
「餌付禁止・立たない・蹴らない・触れない・歩かない」
と書かれています。
サンゴには一見、岩のように見えるものがあって
安易に上に乗ったり、興味本意で触る人も多いのだとか。
少しだけなら大丈夫と思っていても、
何十年とかけて大きく育ったサンゴが
日々の積み重ねで簡単に死んでしまうそうです。
この海の美しさがこれから先もずっと続くよう、
沖縄の豊かな自然を守るためにも、一人ひとりの心がけが必要となります。
さらにこのような注意書きの看板もありました。
ここはその日の海況によっては沖へと流れる離岸流が
発生するポイントでもあります。
もし万が一、流された時は流れに逆らって泳ぐのではなく
海岸線と平行に泳ぎ、その後流れがない所で海岸に戻るようにしてください。
ここは公に認められた海水浴場ではないので
監視員などもおらず、自分の身は自分で守る必要があります。
シュノーケリングの経験があるからといって自分を過信せず
十分に注意して泳ぐようにしてください。
初心者や泳ぐのに不安がある人はショップを利用するなどして
下地島の海を思う存分、楽しんでください。
※こちらは、2015年11月3日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。
スマートポイント
ライターのおすすめ
思う存分楽しむならダイビングがおすすめ。海底にある入り組んだ地形が非常におもしろく、トンネルなどもたくさんあります。穴から降り注ぐ太陽の光なども見応えありです。
ほりかわくみ
初めての訪問時に魅了され、そのまま宮古島に移住し十数年が経過。趣味の写真を活かし島の良さを最大限に伝える。