目の前は泡瀬海岸、遠くは海中道路を望む絶好のロケーション。
沖縄市泡瀬にある「サムズバイザシー泡瀬店」は単なる老舗レストランではありません。家族みんなが集まる日、夫婦の記念日、そんな「とっておき」の日にふさわしい特別な一軒です。
観光
2016.02.25
今夜は海辺でステーキを!
サムズバイザシー泡瀬店
writer : 阿久津彩子
古き良き時代を残す洋船のレストラン
サムズバイザシー泡瀬店の開業は1970年。サムズグループの2号店として本土復帰より前にこの場所で生まれました。
ヨットハーバーに隣接したレストランは洋船がモチーフ。丸型にくりぬかれた窓から外の世界をのぞけば、海賊気分に浸れること間違いなしです。
ハワイ系アメリカ人の創業者はここから見える景色に故郷を重ね、店内の至るところにポリネシアやオールドアメリカのエッセンスを散りばめていったそう。
往年の写真や調度品、そのどれもが歴代のスタッフによって磨き抜かれ、ここだけの特別な空間は今も変わらず残されています。
まずは伝統のカレースープを召し上がれ
クラシカルな店内に見とれていると香ばしい匂いが漂ってきました。そう、サムズといえばこの香りですよね。大きな鉄なべになみなみと入ったスープはカレースパイスで味付けをした伝統の味です。
なめらかな口当たりにざくざくのクルトン。スパイシーなスープをすすっているうちに体はじんわりと温まり、食欲がむくむくと刺激されます。
スープに続くのはガーデンサラダと自家製パン。メイン料理を待つ間はカクテルをいただきましょう。緑色の個性的なグラスでいただくフローズンマルガリータ(写真右680円税抜)、シーサーの口に注がれたトロピカルドリンク(1,080円税抜)の器はお持ち帰りできますよ。
海外のお客様が半数以上も占めるこちらのお店。メニューブックを開くと海老、カニ、ロブスターを使った本格的なシーフード料理にアメリカンなステーキなど、世界各国の顧客を楽しませる40種類もの料理が並んでいます。
食べごたえ十分!本場仕込みの厚切りステーキ
その中でも人気の高いコンビネーションディナーはステーキと海鮮を両方味わえる贅沢なひと皿です。「海老の”華彩”バター風味と サーロインステーキ」(2,850円税抜)はお肉だけでも250gとボリューム満点。プリプリのエビはパイナップルと一緒にガーリックバターで軽くソテーしてあります。
続いておすすめなのが「ガーリックソース仕立て サーロインステーキ」(2,750円税抜)。サムズのステーキを存分に堪能できるメニューです。
特製のブラウンソースを絡めたお肉はジューシーで噛みごたえ十分。カリカリのガーリックチップもいいアクセントになっています。
付け合せのブロッコリーやベイクドポテトも丁寧に調理してあり、サービスも抜群のタイミング。ほかのサムズと違って派手なパフォーマンスはありませんが、そのぶん大切な人との時間をゆっくりと過ごせます。
お腹と心が満たされたら、最後は入口で待つ白いオウム「セイラ」へのお別れをお忘れなく。また来るね。帰り際にきっとこの言葉をかけたくなるはずですよ。
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スマートポイント
- 平日の月~木曜日は「レディース特別ディナー」3,000円(税抜)を提供。前菜・メイン・デザート・ドリンクがセットになって大変お得です。※祝祭日を除く
- 新鮮なシーフードをディスプレイしており、自分で選んだ食材をお好きな調理法で味わえます。
- 白い羽に黄色のワンポイントがかわいいオウム「セイラ」はみんなのアイドル。お喋り上手なのでぜひ話しかけてみてください。
ライターのおすすめ
ディナーはすべてフルコースで提供されるため、ロマンティックな夜景を見ながら食事を楽しめます。地元の人は記念日やお祝い事、県外から友人がやってきた日に、ここを予約するそうです。
阿久津彩子
得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。
INFORMATION
スポット名 | サムズバイザシー 泡瀬店 |
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住所 | 沖縄県沖縄市泡瀬1丁目41-15 |
ジャンル | グルメ |
電話番号 | 098-937-3421 |
料金 | 1,500円~ |
営業時間 | 17時~24時 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
備考 | HP : http://www.sams-okinawa.jp/index.jsp 沖縄自動車道北中城I.C.より車で20分 |