比嘉ロードパークは宮古島の東側に位置する景勝地です。
宮古島は山がなく、標高が低い島ですが
そんな中でもここは、島のあらゆる景勝地の中で
最も高い位置から海を眺めることができます。
規模はそんなに大きくありませんが
この素晴らしい景色を見に、ぜひ足を運んでほしい
観光スポットです。
観光
2016.08.13
writer : ほりかわくみ
比嘉ロードパークは宮古島の東側に位置する景勝地です。
宮古島は山がなく、標高が低い島ですが
そんな中でもここは、島のあらゆる景勝地の中で
最も高い位置から海を眺めることができます。
規模はそんなに大きくありませんが
この素晴らしい景色を見に、ぜひ足を運んでほしい
観光スポットです。
空港に到着したら、まず海が見たい!という人が多いですよね。
そんな方にオススメしたいのがここ。
空港から車での移動時間は約20分。
目的地までの信号はなんと三つのみ!
空港を出たらまず左折して
243号線をまっ直ぐ進みます。
信号はこの243号線ある三つだけ。
三つ目の信号を越えたら、あとはひたすら進みます。
マンゴーハウスやさとうきびの畑に囲まれた坂道を下り
しばらく行くとこの道路標識が現れます。
目の前の道は突き当たりになっていて
83号線を城辺(ぐすくべ)方面へと右折します。
ちなみに突き当たりにはこの標識もあります。
宮古島のシュノーケリングスポットとして有名な
新城(あらぐすく)海岸や吉野海岸、
人気の観光スポット東平安名崎も同じ方向にあります。
あとはまたまっ直ぐ進むのみ!
ここからだと車で10分ほどで到着します。
83号線をひたすらまっ直ぐ進みますが
あまり車が走っていないのでスピードを出してしまいがちです。
でもここは慌てず急がずゆっくりと。
たまにものすごくスピードの遅い軽トラが走っていたり
畑から急に飛び出してくるおじぃやおばぁの車も多いので
十分に気をつけてください。
海岸線なので時折海の景色を眺めることができます。
車の窓を開けて島の風を感じながら
ドライブを楽しむのも良いですよ。
そして10分ほど走ると進行方向の左側に
このシーサーが現れます。
ここが比嘉ロードパークの入り口です。
広々とした駐車場と大きな東屋があるので
それを目印にしてくださいね。
到着したら、まず見てもらいたいのが
ここからの景色です!
東シナ海のダイナミックな景色が一望できます。
真下に見える浅瀬に広がる鮮やかなサンゴ礁の海と
深場の濃い海の青と水平線が一度に見渡せます。
ここは島でも標高が高く、海抜が96mあり
遠くまで海が見えるのが特徴です。
高所恐怖症の方はちょっと怖いかもしれませんね。
柵がありますが、その向こうはすぐ崖になっているので
くれぐれも気をつけてくださいね。
ビーチとはまた違った高さの目線から海の景色を
楽しむことができるのが比嘉ロードパークの良さです。
お天気が良い時は直線距離にして約16km離れた
北の方角に大神島も見ることができます。
ここには休憩することのできる大きな東屋があります。
正午前後は近くで工事をしている人達が
休憩に利用しています。
しかし、それ以外であまり利用する人がいないので
意外に穴場スポットだったりもします。
なぜならここは車で通る際は海が見えないので
ただの休憩所なんだ〜という感じで
大体の人達が通り過ぎてしまうのです。
もったいないですよね!
他にもハイビスカスやここから見える朝日の景色を
描かれたタイルの床があったり
ここからどんな方角に他に島があるのかを
教えてくれる石板などもあって楽しめます。
もちろんトイレもあるのでドライブ途中の休憩に
もってこいのスポットです。
大きな東屋には休憩できるイスとテーブルもあるので
食べ物や飲み物を持参して、ゆっくりのんびりするのも
オススメです。海からの風が吹き抜けて気持ち良いですよ!
比嘉ロードパークだけじゃ物足りない!という人に
近くに少し似た観光スポットもあるのでご紹介。
空港からだと比嘉ロードパークに行く手前にある
宮原第2水辺公園です。ここも83号線沿いにあります。
比嘉ロードパークより少し小さいですが東屋があります。
同じく海抜が高い所にあるのでダイナミックな
海の景色も眺めることができます。
ここは比嘉ロードパークとは違い、
階段がありビーチへと降りることができます。
水辺公園というだけあってビーチの反対側には
湧き水が流れ出ている所もあります。
時間のある方はこちらも合わせて
訪れてみてはいかがでしょうか?
スマートポイント
ライターのおすすめ
何も考えないでただ車で走っていると通り過ぎてしまうスポットですが、大変もったいないのでぜひ立ち寄ってほしいスポットです。あと、東屋のイスはコンクリートでできているので寝転がると冷たくて気持ちが良いですよ。
ほりかわくみ
初めての訪問時に魅了され、そのまま宮古島に移住し十数年が経過。趣味の写真を活かし島の良さを最大限に伝える。