観光
2024.10.28
瀬長島で沖縄一番の絶景を
露天風呂から眺める青い海
writer : 福田展也
空と海が溶け合う場所
沖縄の海岸線を車で走っていると、
海と空の境界線が一つに溶け合っていることがたまにあります。
そういうときに、
「沖縄に住んでいてよかったー」と思うわけですが、
そんな風景を眺められる確率の高い場所が
那覇空港のすぐ近くにあるのを知っていますか?
神の島、瀬長島
神の島として古くから崇められてきた瀬長島にある龍神の湯。
この島には神に祈りを捧げる拝所や文化財が残っていて、
子宝を願う島としても知られています。
かつて、島内には高さ数メートルの石灰岩が隆起した岩があり、
子宝岩と呼ばれ親しまれていたそうです。
沖縄戦やアメリカの統治の時代に破壊されてしまったこの岩も、
復活を望む地元の声を受けて、
つい最近みごと復元されたばかりです。
立ち湯からのオーシャンビュー
ここ龍神の湯の一番のおすすめは、
立ち湯から間近に眺める海の風景です。
そう遠くはないところで海と空がまじわる水平線。
午前中からお昼過ぎにかけては透き通るコバルトのブルーを、
午後遅くには逆光でキラキラと揺らめく海面を、
夕方にはキレイな太陽に照らされて
青からオレンジに色を変えていく空を。
太陽の光が海と空をキャンバスにして描く風景を眺めながら、
ゆったりお湯に浸かる時間はお金では買えない
贅沢なひとときです。
浴場には金龍の湯と銀龍の湯の2種類があり、
日替わりで男湯と女湯になります。
箱庭のような小さな琉球庭園を眺めながら
水面に反射する柔らかい光を眺めることのできる内湯は
両方の湯にあります。
ロウリュウサウナでデットクス
また、一人だけの湯を独占できる壺湯や、
1日5回(9時、11時、14時、17時、19時、21時)、
サウナストーブにアロマ水をかけて水蒸気を発生させ、
スタッフが大団扇であおぐというロウリュウは県内唯一。
両方の湯で楽しめます。
そのほか金龍の湯では露天の岩風呂とアロマサウナが、
銀龍では露天の寝湯と、塩サウナがそれぞれ楽しめますので
2日続けて通うのもオススメです。
こちらの温泉は浴場、フロント、休憩室、
トイレに至るまで、クリーンリネスが行き届き、
お客さんからも清潔さが評価されているそうです。
沖縄の自然を満喫できるバスアメニティ
おすすめのポイントはまだまだありますが最後に、一つ。
それは洗場に添えつけてあるオリジナルのボディソープ、
シャンプー、コンディショナーと、
アフターシェーブローションや化粧水の使用感の心地よさです。
沖縄産のゴーヤー、月桃、シークヮーサー、
モズク成分を配合してあるだけでなく、
その香りの調合具合はかなりのおすすめです。
化粧水と乳液はフロントで販売していますが、
その他は浴場でしか味わえません。
沖縄を代表するダイビングスポット慶良間諸島を望む
西側のオーシャンビューを眺めながら、
ゆったり浸かる南国ならではの温浴は、
都会から沖縄に到着してすぐにお試しいただけたらとも思います。
瀬長島温泉 HP : https://www.resorts.co.jp/senaga/ryujinhotspring
[スマートポイント]
◎ゆったり過ごしたいなら早朝6時からお昼前まで、夕日に染まる海と空を楽しみたい方には日没の1時間前からのご利用をオススメします。
※こちらは、2015年3月22日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真は取材当時のものとなります。
福田展也
目下の趣味はサーフィン・沖縄伝統空手・養蜂。心で触れて身体で書けるようになることが10年後の目標。
INFORMATION
スポット名 | 琉球温泉 龍神の湯 |
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住所 | 沖縄県豊見城市字瀬長174-5 |
電話番号 | 098-851-7167 |
料金 | 大人(中学生以上) 2,000円 小人(小学生)1,000円 幼児 無料 ※入湯税・消費税込 |
営業時間 | 6時~24時(23時最終受付) ※浴場は日替わり制 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |