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観光観光

2024.11.08

南の島の生き物にきっと
出会える子どもの楽園

writer : 福田展也

コザ中心部から車で5分

象
沖縄本島中部に位置するエイサーとダンスと音楽の街、
沖縄市の中心部から車で5分の距離にある沖縄こどもの国。
動物園、ワンダーミュージアム、チルドレンズセンターという
子どものための3つの施設からなる複合施設は、
基地の街にあるということもあって、
県内外の家族やカップルはもちろんのこと、
アメリカ人ファミリーも訪れるインターナショナルな場所です。

花と緑にあふれる非日常空間

動物園内の写真
市街地にあるとは思えない広々した園内は起伏に富んでいて、
南国ならではの植物もあちこちに植えられていますので、
ちょっとした非日常感を味わえます。大きな池や芝生も
あるので家族連れでピクニックに行くスポットとして県民にも人気。
キリン
園内にはキリンや象といったおなじみの動物たちのほか、
南国ならではの動物や鳥がいるので本土の動物園とは
ひと味違う体験を楽しめそうです。

乗馬や餌やりを通じて動物と触れ合える

乗馬体験
おすすめなのは、うまんちゅ広場とふれあい広場。
馬に“うまんちゅ”(沖縄の言葉で“みんな”を意味する言葉)をかけた
うまんちゅ広場では沖縄の在来馬、ヨナグニウマや韓国南の島、
済州島の在来種のサイシュウバに乗ったり、
エサやりをすることができます。
乗馬体験、エサやりは動物により時間が異なります。詳しくはこちらをご覧ください。

やぎ
ふれあい広場では、うさぎ、モルモット、ヤギ、ヒヨコ、カメを
抱っこしたり、餌をあげたりできるので、子どもたちは大はしゃぎ。
「犬や猫以外となかなか触れ合う機会がないので、
怖がる子どももなかにはいますが、
スタッフが上手にサポートしますので、
たいていの子どもは、すぐに慣れますね」
そう語るのはこの道四半世紀以上の大ベテラン、大宜見こずえさん。

生まれて初めての体験を

へびを触る子ども達
この広場では蛇に触れたり、首に巻きつけたりもできるんです。
「先入観とか恐怖心が邪魔するのでしょうか、大人ほど、
なかなか触れない。
最初は怖がってても、やがてきゃっきゃ言って楽しんでる子どもを見て、
ようやく触ろうとする人も少なくない」とのこと。
生まれて初めての動物に触れた瞬間に子どもたちが見せる表情は
なんとも言えないそうです。
象をきれいする飼育員
「生きものの中には危険なものもいますが、
私たちと同じ地球上に生きている他の種類の生きものに触れることが、
多様性を受け入れるきっかけになる」と静かに語る大宜見さん。
「動物園がある国というのは本当に平和です。
日本は恵まれていますよね。
だからこそできることってあるんじゃないですか」
動物を通じて社会と向き合っているからこその言葉が印象的でした。

目玉施設、“琉球孤”を整備中

牛
そうそう大事な情報です。
こどもの国の目玉になる新たな施設が現在整備されています。
屋久島から与那国までの動物たちを集めたゾーン、“琉球弧”。
地域に根ざした動物園ならではの生態展示になるそうです。
その土地に生きてきた動物を実際に目にしたり、触れたりすることで、
私たちが住んでいる足元の自然や生きものと人との関係について、
思いを巡らせることもできるのではないでしょうか。
普通の動物園では見る機会のない屋久ザルや、アグー、
リュウキュウイノシシのほか、平安時代の絵巻にも描かれたことのある、
幻の日本在来の牛の仲間、クチノウマウシも鹿児島県の口之島から
仲間入りする予定だとのこと。“琉球弧”の完成が楽しみですね。

沖縄こどもの国の入り口

※こちらは、2015年3月21日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。

福田展也

目下の趣味はサーフィン・沖縄伝統空手・養蜂。心で触れて身体で書けるようになることが10年後の目標。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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