那覇市内の首里の高台にあるブランドホテル「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」に宿泊する方向けのモデルコースと周辺情報。徒歩で回れる1日コースをご提案。レンタカー無しの旅行でも沖縄の歴史を満喫できるコースです!
観光
2018.02.13
writer : 編集部
那覇市内の首里の高台にあるブランドホテル「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」に宿泊する方向けのモデルコースと周辺情報。徒歩で回れる1日コースをご提案。レンタカー無しの旅行でも沖縄の歴史を満喫できるコースです!
「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」から那覇観光ではずせないスポット首里城を徒歩で目指します。途中、お買い物や歴史のお勉強なども出来、自然散策も盛り込まれています。女子旅やカップルでの旅行におすすめです!
【コース】
ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城-(徒歩6分)-首里琉染-(中山門跡)-(徒歩4分)-玉陵-(徒歩3分)-守礼門-(徒歩すぐ)-園比屋武御嶽-(徒歩5分)-首里城正殿-(徒歩6分)-金城町の石畳道-(徒歩3分)-首里金城町の大アカギ-(徒歩15分)-ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城
お店オリジナル!天然サンゴの化石を使った「サンゴ染め」グッズ、琉球古来からの伝統的な染め物「紅型」のお店です。1階は展示販売コーナーとなっており、着物のほか、紅型やサンゴ染めの生活雑貨やインテリアを展示販売しています。2階では琉球王朝時代の貴重な文化財などを見学できる他、さんご染めの体験もできます。時間に余裕があればぜひ体験してみてください!3階では職人さんが1点1点丁寧に作業されています。販売されている製品の製作過程を自由に見学することができ、質問することもできるので、紅型のお勉強もできちゃいます。
スポット名 | 首里琉染(しゅりりゅうせん) |
---|---|
住所 | 沖縄県那覇市首里山川町 1-54 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし |
中山門は首里に入る第一の門として重要な役割を担っていて、大きさや形は守礼門とほぼ同じ門でした。綾門大道(アイジョーウフミチ)という首里城に続く大通りの西端に建っていてました。 老朽化により1908年に取り壊されてしまいましたが、琉球紅型工房「首里琉染」前がズバリ跡地です。
玉陵(たまうどぅん)は、琉球王国、第二尚氏第3代尚真王(在位1477年 – 1526年)が父、尚円王の遺骨を改葬するために1501年に築かれ、その後、第二尚氏王統の陵墓となりました。全体が琉球石灰岩の高い石垣によって囲まれていて、内部は内郭と外格に分かれていてます。陵墓内全域に敷き詰められている珊瑚砂利は、沖縄のてぃだの光を受けて白く輝き荘厳な空気に包まれています。内郭の建物は東室、中室、西室の3つの建築物に分かれていて、墓室内部は自然の岩壁をくり貫いて造られています。3つの建物の役割は、向かって左側の東室には琉球国王と王妃、向かって右側の西室には国王夫妻以外の家族の遺骨を安置、真ん中の中室は洗骨までの間棺を安置するために使われていたと伝えられています。
※洗骨?:葬儀の後、遺骸が骨になるまで放置し、数年後に骨を取り出して海水やお酒などで洗い清めて骨壷に納めて改めてお墓に安置するという沖縄では戦前までは広く行われていた儀式です。
スポット名 | 玉陵(たまうどぅん) |
---|---|
住所 | 沖縄県那覇市金城町1-3 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし |
「守礼(しゅれい)」は「礼節を守る」という意味で、門に掲げられている扁額(へんがく)には「守礼之邦」と書かれていて、「琉球は礼節を重んずる国である」という意味です。1527~55年にはじめて建立され、戦前には国宝にも指定されていました。第2次世界大戦で破壊されましたが、1958年(昭和33)に復元され、沖縄のシンボルとして、二千円札の絵柄にもなっています。ほとんど流通していない、かわいそうな二千円札ですが沖縄県内の銀行では預金の払い戻しの際などに二千円札を指定することができるので、ぜひ日本各地に二千円札を連れて帰ってあげてください(笑)
守礼門のわきにある石門と周辺一帯の森を『御嶽(うたき)』とよんでいます。国王が首里城から出かける時は、ここ園比屋武御嶽石門で道中の安全祈願が行われました。また、琉球国最高位神女・聞声大君(きこえおおぎみ)の即位式の際にも最初にここでお参りし、斎場御嶽(せーふぁーうたき)へと向かいました。国家行事や祭祀と密着した重要な御嶽で、今も祈願に訪れる人が後を絶ちません。この園比屋武御嶽石門も、世界遺産に登録されています。
首里城は、琉球王国が統一(1429年)されてから、琉球処分(1879年)で王朝が崩壊するまでの450年の間、琉球国王一族が居住した王宮、王国の行政や外交、文化の舞台となりました。 正確な築城年はわかっていませんが、残された資料や発掘調査から14世紀中期~後期に築城されたと思われます。 首里城は標高130メートルの高台に立地しているので那覇や港を見下ろすことができ、政治・行政・貿易・外交・軍事などの面において優れています。 一目見て、日本本土の「城」とは趣が異なることがわかると思います。 琉球王国は、中国や日本との長い交流の歴史があったため、中国の建築文化の影響を受けています。特に正殿や、正殿前の広場である御庭(うなー)は、中国の紫禁城と酷似しています。 琉球処分後の首里城は、旧日本軍の駐屯地、各種の学校施設などとして使われました。戦前、損傷がひどく大規模な修理が行われたりもしましたが、1945年、アメリカ軍の攻撃により全焼してしまいました。 戦後、跡地は琉球大学のキャンパスとして使われていましたがキャンパス移転後に復元事業がはじまり、現在見学することのできる正殿などの建物は18世紀以降の建物をモデルに復元されたものです。 2000年12月、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』のひとつとして世界遺産に登録されました。 ※『琉球王国のグスク及び関連遺産群』…首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、今帰仁城跡、勝連城跡、座喜味城跡、中城城跡、斎場御嶽 首里城正殿内御差床2階 首里城公園は、無料区域と有料区域があります。 有料区域は奉神門から先のエリアなのですが、正殿や正殿内部も見学できるので見学の価値アリです。 正殿の建築は、中国の宮廷建築と日本の建築様式を基本にしながらも琉球独特です。 龍は国王の象徴であり、たくさんの龍が首里城には棲んでいるので数えてみてください!(そんなCMがありましたね)
スポット名 | 首里城正殿 |
---|---|
住所 | 沖縄県那覇市首里当蔵町3-1 |
営業時間 | 【開園時間】※無料区域 4月~6月:8:00~19:30 7月~9月:8:00~20:30 10月~11月:8:00~19:30 12月~3月:8:00~18:30 【開館時間】※有料区域 4月~6月:8:30~19:00 7月~9月:8:30~20:00 10月~11月:8:30~19:00 12月~3月:8:30~18:00 |
有名な石畳道なのでテレビや雑誌などで一度は見たことがあるはず!琉球石灰岩が敷かれた石畳道で両脇に沖縄の古民家があり風情あふれる場所です。
石畳道の途中、細い路地を入っていくと「首里金城町の大アカギ」があります。最も大きいアカギで推定樹齢300年。戦前は樹齢200年を超えるアカギが数多く自生していたそうですが、沖縄戦で消失してしまい、今残っているのは数本のみです。拝所などもあり神秘的な雰囲気が漂う一帯です。沖縄戦の戦火をくぐり抜けた生命力がみなぎっているので、自然のパワーを感じよう!
【モノレール利用】
【タクシー利用】
※タクシーでホテル名を伝える際、「ダブルツリーbyヒルトン那覇」と伝えると別のホテルへ行ってしまう可能性があります。「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」とフルネームで伝えるか、ホテル名の前に「首里の」と付け加えていただくと間違い防止になります。
【レンタカーでカーナビを使う場合】
下記のいずれかで検索してください。
・ホテル名:ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
・電話番号:098-886-5454
・郵便番号:903-8601
・住 所:沖縄県那覇市首里山川町1-132-1
※2016年に現ホテル名に変更になっています。
旧ホテル名:ホテル日航那覇グランドキャッスルで表示される可能性もありますが、同じホテルです。
ファミリーマート:ホテル内・4階ロビー階
コープ寒川:徒歩約13分
「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」は、世界的ホテルチェーンであるヒルトン傘下のホテルです。那覇市内にはヒルトングループのホテルがもう1軒あり、名前は「ダブルツリー by ヒルトン那覇」。”首里城”が付くか付かないかだけの差です。場所は那覇の東町というところにあり、モノレールでの最寄り駅は旭橋駅となります。
同じ那覇市内ですが全く別な場所になります。
旅行会社へのオンライン予約の際に、”ダブルツリー by ヒルトン”だけをみて、間違って予約される方がいらっしゃいます。中には連泊のつもりで予約をしたのに、1日づつ間違っていて、毎日チェックアウト、ホテル移動が必要になったなんて方も…
予約の際はホテル名の最後に”首里城”がついているかどうかまで確認して予約してくださいね。また、旅行中にタクシーを利用する場合も、タクシーの運転手によっては勘違いする可能性がありますので、「首里のダブルツリー by ヒルトン」と伝えたり、旧ホテル名である「元のホテル日航那覇グランドキャッスル」と行き先を伝えたほうが行き違い防止になります。
スポット名 |
---|