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観光観光

2024.10.28

雨の日でも出来る観光!
サンゴ染めと紅型染め体験

writer : まりっぺ

どうも!まりっぺです!
皆様はサンゴ染めという染め物を知っていますか?
聞いたこともない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は那覇市にある首里琉染さんへお邪魔しました。
観光地の玉陵の近くにあります。

素敵すぎる色の世界

サンゴ染めとは、サンゴの化石を平等に切断した型を使って染め上げる
染め物です。ここ首里琉染さんでは体験のほかに実際に染め物が
作られている工房も見せていただくことができます。

体験前に実際に工房を見学すると、
高い天井からたくさんの色鮮やかな染物が!
琉染_01
サンゴ染めの他に、紅型も作られているのでその美しすぎる鮮やかさと
繊細さにしばし立ち尽くしてしまいます。

工房にいらっしゃる職人さんにお聞きしたのですが
紅型は、昔から自然界の素材で色をつけているんだそうです。
植物、虫、貝…なかなか取れない素材ではそれを精製して色として
使うまでにも大変な工程があるのだと思います。
琉染_02
そして、自然のものにこだわるからこそのこの柔らかい色合いが、
ずっと見ていたくなる気持ちにさせるのでしょうか。
昔々の人たちの工夫が今もこうして受け継がれて…
歴史を感じる織物ってなんだか素敵ですね。
驚いたのは、草や木からの染料は、ほとんど茶色っぽく
なってしまうんだそう。この鮮やかさを出すのに
如何に選び抜かれた染料が使われているかわかりますね。

しばらく見とれてましたが、説明を聞いた後
いざ、体験教室へ!

サンゴ染め初体験!

今回は、サンゴ染めと紅型体験、
両方させていただくことにしました。
まずはサンゴ染めから。
工房案内してくださったお姉さんが手順を見せてくださいました。
琉染_03
まずは何にサンゴ染めをしたいか素材を選びます。
Tシャツ、トートバック、風呂敷、てぬぐい、コースターの5素材の中から選べます。

私は迷いましたが、風呂敷にしました。
お弁当が包めるくらいのサイズです。
次に自分の写したいと思うサンゴ形を選びます。
一つ一つ大きさも形も違うので
なんとなくキレイに仕上がりそうなサンゴを集めるわたし(笑)
琉染_04
その上に素材を敷きゴムで止めて色を染めていきます。
色は4種類あり、タンポと言われる布の中に綿を詰めたものでこするように色付けしていきます。
真ん中と外側を違う色にしたり、ぼかしながら混ぜたりすることで
いろんな模様とカラーが出てきて
世界に一つしかないサンゴ染めが出来上がるのです。
琉染_05
私もやってみました。
これ、楽しい!
選ぶ色、混ぜ方、サンゴの形を
一つ染めるごとに決められるので
全体にやっても飽きません。

色見本もあるので
それを見ながら次はどうしようか?と考えるのも楽しい。
あっという間に時間が過ぎました。
私の作った風呂敷の出来上がりは、こちら。
琉染_06
かなり欲張っていろんな色を使いました(笑)

青系でまとめるのも素敵だし
赤系でも鮮やかでキレイに出来るので、
好みによって全く違う個性が出ます。

終わった後もやり遂げた!って達成感と、まだやりたい!
と思える魅力がありました。
プレゼントにも良さそうですね。
琉染さんで初めてお聞きしたのですが
サンゴは縁起が良いことでも知られているそう。
子孫繁栄、長寿、家庭円満などの象徴なんだそうです。
長い時間をかけて育つサンゴだからこそ、こういった力が
宿るんでしょうか。引き出物や結婚祝い、還暦のお祝いなどでも
セレクトされる方がいらっしゃるそうです。

紅型の奥深さ

続いては、紅型。
これはわたし、実は以前別のところで体験済み。
琉染_07
でも、こちらの型は
とっても細やかな柄だったので
細かい作業が好きな私、俄然燃える(笑)

麻にすでに型の糊付けがしてあって
こちらも筆で刷り込むようにして塗って行きます。
琉染_08
2色とかで大きくグラデーションにしても綺麗らしいのですが
せっかくたくさん色もあるので
細かく色分けしました。

紅型は、私は細かく色が分かれていた方がキレイに見える気がします。
ただ、この柄は、ホントに細かい!(笑)
先に草木葉っぱだけ塗ろうと思って緑を持つものの
分量がかなりあり終わらず。
お花もたくさんあるので
最初は形に合わせて塗り分けていたのですが
だんだん塗り分け基準がごっちゃになってくる始末(笑)
でも、色を重ねるのが楽しくて夢中になりました。
琉染_09
30分ほどで無事に完成!

紅型の楽しいのはですね、
この状態から、実際の色を入れた状態まで。
お家に帰ってから仕上げるんです。
(工程はキチンと教えてくださいます)
で、出来上がりは
こんな風になりましたっ!
琉染_10
素敵ーー!!
自分がやったとは思えない
まさかの仕上がりに感激しました。

今度、額を買って来てお家に飾りたいと思います。
こちら琉染さんでは
当日も空いていたら飛び入りで体験OKなんだそうです。
一旦電話で空き状況を確認すると良さそうですよ!
急な雨で、予定が空いてしまった時でも
(もちろん、お天気のいい日でも!)
市内なので寄りやすいですね。
ショップも併設されていて、素敵な雑貨類を見ることも出来ますよ。

※こちらは、2015年3月22日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
※記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。

まりっぺ

JTRIP Smart Magazineライター。埼玉県出身、2012年より沖縄在住。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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