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観光観光

2024.11.13

パワースポットだけじゃない!
ガンガラーの谷の遊び方

writer : 伊藤麻由子

パワースポットとして知られるガンガラーの谷。確かにそんな雰囲気バッチリですが、でも、ここはそれだけじゃない!他にも見たり感じたりすることがたくさん!大人も子どもも楽しめる、ここはまさにすごい!沖縄のお宝スポットです。
ガンガラーの谷

ヒールはNG。歩きやすい靴なら老若男女で楽しめる。

「ガンガンガンガーン」と大きく裂けた谷に石が落ちていく音がそう聞こえたことから地元の人がガンガラーと名付けたこの谷は、何十万年もの昔に鍾乳洞が崩れてできたものです。そこに芽吹いた植物達が深い森を形成し、今もなお変化し成長し続けています。ツアーはそこを完全ガイド付きで約80分、ゆっくり歩いて体感します。
植物達が深い森を形成する
歩く道は、自然の道。凸凹しているところもあれば、平らなところもある、ちょっとしたハイキングコースにも似ています。だから、ヒールは避けたい。くれぐれも軽装で身軽で。スタート地点ではコースの説明や基礎知識を教えてくれた後、ペットボトルなどを持っていない人のために水筒と水を無料で用意しているので、それを利用するのもいいでしょう。
水筒と水を無料で用意される

すっぽり異空間にやってきてしまった感覚に

ガンガラーの谷を散策すると何がすごいかといえば、そのスケール感と異空間の中に、ポツリと自分がいる感覚。森の賢者と名付けられた想像を絶する巨大な大主ガジュマルの大木や、6000年前に人々が生活をしていたとされる洞窟で発見された石のお棺とその中に埋葬された人骨。さらには国内初・国内最古の発見とされる、約2万年前の貝の器と人骨も間近でみれば、不思議な体験ができるにちがいありません。
約2万年前の貝の器と人骨
ここがパワースポットたるゆえんは、途中、命の誕生を願う「御嶽」があり、その昔から拝みの場所とされていたから。今でも、ゆかりの人は拝みを目的に入ってきます。イキガ洞は命の誕生・子どもたちの成長、イナグ洞は安産・良縁への祈りが捧げられています。
命の誕生を願う「御嶽」
また、天井の低い洞窟へランプを持って奥へと進んでいくスポットもありちょっとした冒険感覚も楽しく、ツリーハウスで高所に登れば、遥か遠くの海まで見渡すこともできます。
天井の低い洞窟へランプを持って奥へと進んでいくスポットも

ガンガラーの洞窟イベントは要チェック

ガンガラーの谷ツアーの入口にもなっているケーブカフェでは、さまざまなイベントが企画されています。普通のカフェとは違った空間がユニークと、利用者からはとても評判がいいのです。
谷ツアーの入り口にもなっているケーブカフェ
これまで行われてきたのは、ガジュマルの写真展、世界的なアコーディオン奏者のcobaさんによるコンサート、ホエールウオッチングの展示会、さらには、洞窟プロレスなどなど。芸術的なものから格闘技まで幅広く活用されていています。
ケイプカフェの看板
2014年に発見・発掘された2万年前の貝と人骨の遺跡もこの空間の中にあるので、古代と現代と時間を超えて一緒に楽しんでいるかもしれないと思うと、また不思議な感覚になります。

ガンガラーの谷は、楽しみ方いろいろです。
ガンガラーの谷

※こちらは、2015年9月16日公開の記事となります。更新日はページ上部にてご確認いただけます。
記事中の写真、価格は取材当時のものとなります。

スマートポイント

  • 完全予約制・完全時間制のガンガラーの谷のツアーですが、1時間ほど早めに集合場所のケーブカフェにきて、ゆっくり過ごしてみませんか?軽食もあります。
  • 約80分のツアーの終点は、道路を挟んで反対側にあるおきなわワールド内の「ハブ博物公園」付近。「ハブ博物公園」はうれしいことに入場無料なので、おまけにおきなわワールドも楽しんでください。
  • もし、お天気が怪しくなってきたり、小雨が降ってきたら。ツアーの受付にビニールガッパを300円で販売しているので利用しましょう。

ライターのおすすめ

ネーミングでびっくりする「古代人の胸毛」。ここでしか売っていないオリジナル商品で、密かに話題。ガンガラーの谷の5周年記念に考えられたアイデア商品で、その正体は乾燥もずく。お土産にいかがでしょうか。

伊藤麻由子

撮影でアフリカを回り、沖縄の離島45をも行き着くす。写真と文章で島の良さを最大限に惹きだす。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

JALで行く!国内ツアーは格安旅行のJ-TRIP

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