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観光観光

2015.11.09

[伊良部島]鳥の形をした
島一番の高台にある牧山展望台

writer : ほりかわくみ

沖縄の中でも海の青さが一番美しいと宮古島や伊良部島の島人達は口々にいいます。

それは「山がないから」

宮古島や伊良部島は琉球石灰岩の地盤が隆起してできた土地なので川がありません。

川がないので赤土や泥が海へ流出することがなく沖縄の中でも海が綺麗だといわれています。

そんな海が美しい宮古島、伊良部島の中でも高台から絶景が望める牧山展望台を紹介します。
鳥の頭のような形をした 白い建物が牧山展望台
島の一周道路から見える、この鳥の頭のような形をした白い建物が牧山展望台です。

迷った時は鉄塔を目指しましょう

伊良部大橋を渡ってすぐにある牧山展望台。

案内板を曲がり、急な坂を登って行くのですがいくつも畑道があり、迷ってしまいそうになります。

というか何回も行っている私でさえ、迷うことが多くあります。なのでそんな時に使う方法。
展望台は鉄塔の隣
この大きな鉄塔を目指して進んで行きます。展望台は鉄塔の隣にあるので、到着することができます。
展望台への案内板
展望台へと続く最後の案内板です。生い茂った木々に隠れてしまいそうなので見逃さないように気をつけてくださいね。

展望台までは坂道を登ります

駐車場に車を停め、展望台へは徒歩で向かいます。
駐車場から展望台への道
距離にして100m、いやもう少しあるでしょうか。あまり急ではないものの、まっすぐな坂道を登って行きます。

たどり着くと、そこに現れたのは、あの白い鳥の建物です。実はこれ、島へ訪れる渡り鳥「サシバ」を形どっています。
渡り鳥「サシバ」を形どった外観
そんなサシバのお尻の部分が階段になっています。

坂道を登って体力を消耗していますが絶景はもうすぐそこです!

絶景!宮古島の島々を一望

階段を登り、現れたその景色とは・・・
青い海と伊良部大橋の全貌
2015年開通したばかりの伊良部大橋です。周辺の青い海と橋の全貌を見る事ができ、圧巻です。

そしてその向こう、写真の右側に見えるのが来間島です。正面にあるのは宮古島で、平良の町並みや久松地域が見えます。

反対側に目を向けると
正面中央に大神島
正面中央にポツリと、とんがっているのが大神島です。非常に分かりづらいと思いますが、写真の左側水平線上に少し海の色が明るくなっているところが池間大橋でその隣にあるのが池間島になります。

それぞれの島の海抜が非常に低いので分かりづらいですが、よく目を凝らして見てください。

そしてなんと言っても、海の青色のコントラストがとても美しく、水深が深くなればなるほど、青の色が濃くなっています。

疲れた体をゆっくりと休めましょう

展望台にはテーブルと椅子があるので坂道を登って疲れた体を休めるのにぴったりです。
展望台のテーブルと椅子
島で一番高い場所にあり、遮るものが何もないので気持ち良い風が通り抜けます。

誰も来なかったら1日中ここでのんびり過ごしたいと思うのですが今は伊良部大橋が開通したことで訪れる観光客も多く、出入りが多いのでゆっくりするのはなかなか難しいですがそれでも気にならないという方は、お弁当などを持ち込んでゆっくりするのも良いと思います。

周囲は遊歩道や公園もあります

展望台に向けて真っ直ぐ坂を登ってきましたが帰りはちょっと寄り道をしてみるのもおすすめです。
展望台ちかくにある遊歩道
木々が空を覆い、南国の強い日差しが遮られ、少しだけ暑さをしのぐことができる遊歩道があります。

これといって見るものはないのですが木々の爽やかな香りが漂う、とても心地の良い所です。

他にも沖縄での戦争の爪痕を残す壕や、公園もあります。
縄での戦争の爪痕の壕
展望台ちかくの公園
所々、整備されていない危険な場所や草が生い茂って歩きづらくなっている場所もあるので通る際はくれぐれも気をつけてください。

展望台の見学だけですと15分もあれば十分ですが遊歩道での散歩を楽しんだり、ゆっくり休憩するのであれば1時間ほど時間に余裕を持って来られると良いと思います。

ゆったりと流れる島時間をこの展望台で過ごされてみては、いかがでしょうか。

スマートポイント

  • 展望台まで歩くと汗をかくので、タオルや飲み物を持参されるのをおすすめします。あとは貴重品やカメラなど、最低限の物だけ持って行きましょう。あまり荷物を持ちすぎると歩くのが辛くなります。
  • 素晴らしい景色をおさめるためにカメラは必須!一眼レフの方は標準以外に望遠レンズもお忘れなく。絶景の写真をたくさん撮ってください。
  • 高台にあるので徒歩や自転車で行くことはおすすめできません。できればレンタカーやレンタバイクを利用してください。

ライターのおすすめ

おすすめの時間帯はお昼少し前から14時くらいまでです。この時間帯だと太陽が高い場所にあるので一段と青い海を見る事ができます。さらに写真を撮るなら太陽が雲に隠れていない時を狙ってください。

ほりかわくみ

初めての訪問時に魅了され、そのまま宮古島に移住し十数年が経過。趣味の写真を活かし島の良さを最大限に伝える。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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