石垣離島ターミナルからフェリーで約10分。あっという間につく上に、ピストンバスのようにフェリーの本数も多いことから気軽に行くことができる八重山の離島。何といっても訪れた多くの人が口をそろえていう「沖縄の原風景」がここにある!という感動が待っています。港は人も送迎の車も多いのですが、島の中へ入れば赤瓦の町並み、白い砂の道、石灰岩でできた石垣、揺れるブーゲンビリアに青い空。まだの方はすぐにでも竹富島へ。
島内に入る前にぜひ立ち寄りたい
船客(フェリー)待合所のすぐ近くにある年中無休の「竹富島ゆがふ館」。ここは環境省の西表石垣島国立公園内のビジターセンターという位置付けで、島に関わる本や資料、年間行事の紹介、島で見かける動植物、竹富島の歩き方、土産などがいろいろと置いてあります。
まずはゆがふ館で島の概要をチェックしてから観光に出ると、より楽しく、理解も深まるはず。観光途中の疑問も島を出る前にここに立ち寄って解決していくのもおすすめです。
夢にまで見た沖縄風情がここにある
沖縄県内で最初に重要伝統的建造物群保存地に選定されたのは竹富島でした。これは、一つひとつの建造物ではなく、集落全体を指定することでその価値を保存していこうというもの。島の人達の島への思いとこの指定が相まって、竹富島の原風景は今後も変わることなく美しく守られています。
さぁ、シャッターチャンスがいっぱい!憧れていたあの沖縄の景色をこの島で見つけて存分に撮りましょう。
この島に継承される伝統文化
赤瓦やの集落の景色、コンドイビーチの美しい青の世界、西桟橋のサンセット、星砂のあるカイジ浜…。島内はサイクリング・牛車・島内観光バスで巡るのも良いですが、勝手がわかってくると徒歩も楽しいものです。そして、名物のエビそばやスイーツなど、飲食も充実しているのが竹富島。宿泊も素朴な民宿から高級リゾートホテル「星のや」までお好み次第です。
そんな中、日時を調べて計画的に行きたいのが島の行事。とりわけ「種子取祭」は竹富島の真髄を見る思い。タイミングを合わせてぜひ行ってみてください。
(なごみの塔は、平成28年9月17日に登降禁止となりました。)
※こちらは、公開日が2017年8月3日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。