平久保崎(ひらくぼさき)は、石垣島北東部の平久保半島先端に位置する岬にあり、市街地からは車で1時間10分ほどで行くことができる。岬の低い位置に灯台が建てられている点に特徴があり、美しいサンゴ礁を背景に灯台を見ることができる。一面に広がる海の東側は太平洋、西側は東シナ海にあたる。夕日の観察スポットとしても知られる。
御神崎灯台と平久保崎灯台との違い
石垣島の2大灯台である、平久保崎灯台と御神崎灯台はどちらも見晴らしがよく、夕日の観察スポットして知られている。御神岬灯台と比べた場合、平久保崎灯台は市街地から離れているため、夕暮れ時には人が少なく、落ち着いて夕日を見ることができる。塀で囲われているため、灯台に触れることはできない。灯台は岬の低い位置に建てられているため、見下ろすかたちで見ることができる。
岩場に登る際には十分な注意を
灯台の向かいにある岩場は絶景ポイントであるが、柵や手すりは備え付けられていないため、登る際には十分な注意が必要。駐車場と岩場をつなぐ小道には通行禁止の札がかけられており、登ることはできない。また、お手洗い裏の高台も、現在は登ることができなくなっている。
夕日の後はサガリバナ群落へ
6月〜9月の間は、夕日を見た後に付近の「平久保のサガリバナ群落」に立ち寄るのがおすすめ。夜に咲き、朝には散るサガリバナを見ることができる。ハイシーズンにはライトアップされていることもあるが、基本的には真っ暗な場所であるため、懐中電灯などの明かりとなるものを持って行く必要がある。
[作成日:2015年12月10日 更新日は上記に記載]