多良間島は沖縄本島より南西に約360km、宮古島と石垣島の間に位置している人口約1,200人の島。主な産業はさとうきびや葉タバコ栽培などの農業と畜産業。隆起サンゴ礁の島で一番標高が高いところでも34mと、とても平坦な地形。旧暦の8月に行われる国の重要無形文化財に指定されている豊年祭「八月踊り」が行われることでも有名。
とにかく自然が美しい島
隆起サンゴ礁からなる標高34mの八重山遠見台を最高点とした平坦な地形の多良間島。サトウキビ畑や肉用牛の放牧場があり、緑が豊かでのどかな風景が島全体に広がっている。また、透明度の高い海は複雑な地形や魚影の濃さにも恵まれ、ダイバーにとても人気がある。
多くの史跡が今もその姿を残す
多良間島は史跡が多数存在することでも有名で、重要無形文化財に指定された八月踊りをはじめ、島の神を祀る御嶽なども島のあちこちに点在している。その御嶽を取り囲むようにして植えられた樹齢百年を越すフクギやアカギの大木は、歴史を感じさせる風格ある佇まい。
観光地化されていないのが魅力
あまり観光地化されていない多良間島での過ごし方はとにかくのんびりゆっくりする事。人や車とすれ違うことがほとんどなく、青い海を眺め、波の音を聞きながら過ごすと、それだけで心が癒される。
また夜になると、星が空から降ってきそうなほどの満天の星空を眺めることができるのも魅力のひとつ。
※こちらは、公開日が2016年1月15日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。