ご当地ビールやクラフトビールの流行の波を受け、グルメも大注目のマイクロブリュワリー。小規模の醸造所です。その多くは飲食スペースを併設し、出来上がったビールをそのまま楽しめるよう工夫されています。そんな自家醸造ビールを提供するお店が東京にも増えていますが、浅草にある「カンピオンエール ブリティッシュパブ&ブリュワリー」は、本場英国風のエールと本格的パブ料理が楽しめるお店です。
グルメ
2016.08.31
浅草のご当地ビールは英国風
雷門から徒歩8分の隠れ家パブ
writer : ハタレイコ
浅草寺とかっぱ橋道具街のちょうど中間、アクセス抜群
最寄駅は田原町か、つくばエクスプレスの浅草駅。大通りから入った静かなところにグリーンの背景に赤い文字の「CAMPION ALE」の看板。こちらが、ブリティッシュパブ&ブリュワリー「カンピオンエール」です。「浅草地ビール」の文字も目立ちます。
ブリティッシュスタイルのエールはじっくり味わって!
店内に入るとガラス張りの醸造スペース。ここでビールを仕込むそう。カウンターの後ろには醸造タンク。カンピオンエールのビールは英国で長い歴史のあるエール(上面発酵)タイプ。こだわりの英国産モルトとホップの香りを活かすため、あまり冷やさず供されます。キンキンに冷やして喉越しを楽しむ、というのではなく、じっくりビールの旨みを味わうことができます。
その時々のビールが楽しめるのも嬉しい
自家醸造ビールのメニューは常時3〜5種類。季節によって作るビールを変えているそう。この日は、伝統的な英国ペールエールのBITTER(ビター)、苦味が特徴のIPA(インディアンペールエール)、小麦麦芽を使ったWHEAT(ウィート)に、特別醸造ビールが提供されていました。タンクから直接つながるタップから注がれるビールは、味も風味も抜群!
オーダー時にお金を払うキャッシュオン形式
好みのビールを選んだら、サイズをチョイス。UK1/2Pint(パイント)600円、UK2/3Pint 750円、UK1Pint 1,000円。UK1Pintが568mlですから、1/2Pintは300ml弱ということになります。たった300ml?と思ったあなた、泡がほとんどなくしっかりとした味わいのエールは300mlでも思った以上の飲みごたえ。いろいろな味を楽しみたい人は、1/2Pintをおすすめします。
ぜひ食べて欲しい「フィッシュアンドチップス」!
そんな英国風のエールを飲みながら食べたいのは、なんといってもイギリスの国民的グルメ、フィッシュアンドチップス! 自家醸造ビールを衣に混ぜて、フライにした舌平目(カレイ)は大きくてボリューミー。モルトビネガーをかけてタルタルソースとグリンピースを潰したマッシーピースを添えれば、イギリスのパブにいる気分!?
食べ応えのあるバラエティ豊かなフードメニュー
他にも「ステーキとチーズのパイ」はボリューム満点。また、フライドカマンベールには、クランベリーソースが添えられています。定番のフライドポテトやオニオンリングスなど、パブ風グルメが勢ぞろいしています。
東京観光の合間にサクッと地ビールを楽しめます!
平日は夕方17時から、土日祝日は、12時からオープン。チャージはなく、ニコニコ現金払いなので、気軽に1杯が楽しめます。ここ東京・浅草でしか飲めない、自家醸造ビールを観光の合間に軽く楽しんでみてはいかがでしょうか?
スマートポイント
- フィッシュアンドチップスのフィッシュは+500円で魚1尾追加可能(Lサイズ)。人数分オーダーしてくださいね!
- 1階は、テーブル席が1つとハイテーブル、2階はゆったりとしたテーブル席。サクッと飲みたい時、ゆっくりしたい時、状況に応じて選べます。
- ファミリーにも嬉しい、お子様OK。ソフトドリンクもあるので安心です。
ライターのおすすめ
自家醸造ビールは美味しい! 醸造したそのままのビールが飲めるので、味わいも香りも生き生きとしています。私の好みはフルーティーで甘い香りのWHEATですが、男性陣は苦味のあるIPAなどがお好みのようですよ。
ハタレイコ
九州出身、食いしん坊部屋。美味しい食べ物とお酒が欠かせない性分のPRコーディネーター。日本の伝統文化に興味があり、少しずつ歴史ある街の散策を始めている。
INFORMATION
スポット名 | CAMPION ALE(カンピオンエール) |
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住所 | 東京都台東区西浅草2-2-2 |
電話番号 | 03-6231-6554 |
料金 | 1/2Pint 600円〜 |
営業時間 | 月~金 17時〜23時30分、土・日・祝 12時〜23時30分 |
定休日 | 無休 |
備考 | HP : http://www.campionale.com/jp/ 東京メトロ銀座線 田原町駅 徒歩3分 |