飛行機ファンが集う癒し空間
hane-cafeで旅気分を満喫

ゆったりとくつろげる店内は、まるで空港のラウンジ

東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」のA3出口から徒歩約3分。「清澄庭園」を右手に見ながら大通りを進むと、小さな佇まいのhane-cafeが現れます。

扉を開けると、そこはまるで空港のラウンジのような開放的で爽やかな空間。店内は、壁沿いにテーブルが置かれており、いずれも1名様、2名様用になっています。ゆったりとティータイムを過ごすにはぴったりのお店ですよ。

投影型の壁時計もとってもおしゃれです。

飛行機ファンならずとも楽しめるコレクション

マスターの守屋さんは、子どもの頃からの飛行機マニア。小学生の頃から集めているという膨大なコレクションを展示する場として、hane-cafeは2009年にオープンしました。そのコレクションはマニアの域を超えて、飛行機ファンでなくとも、思わず「すごい！」と、唸ってしまうものばかりです。

東京観光を楽しみながら、次の旅行先も決まりそう！？

日本のみならず、世界各国の航空会社の機内誌や雑誌、書籍なども揃う店内。それらもすべて守屋さんのコレクションです。貴重な品ばかりなので、見たり、撮影する前には守屋さんにひと声かけてくださいね。とっても優しいので快く「いいですよ！」と言ってもらえますが、おひとりなので調理や接客などお仕事の状況で声をかけるタイミングは判断してください。数々のコレクションを見ていると、東京観光を楽しみながら次の旅行先が決まるかもしれませんよ！

飛行機に捧げた人生がここに！

小学生の頃、TVドラマ『アテンションプリーズ』を観て飛行機にハマった守屋さん。初めて国内線に搭乗した時は、両親が新幹線で移動する中、見知らぬ大人に挟まれながらひとりで初フライトを満喫したそうです。そこで目にした時刻表に惹かれたのがコレクションのきっかけ。その後も、海外の航空会社に英語で手紙を送り貴重な品を譲り受けたり、大学時代はアルバイト代がすべて飛行機代で消えるぐらい旅をしていたみたい。大学卒業後は趣味で飽き足らず、航空業界で勤務していた守屋さん。飛行機を知り尽くした彼だからこそ可能になったお店、それがhane-cafeなんです！

ひざ掛けも用意されています。店内は時折、機内放送や離陸音が流れていて、まるで飛行機に乗っている気分になりますよ。

ラテに浮かぶかわいいヒコーキ。ぜひご賞味あれ！

hane-cafeで必ずオーダーして欲しいのが、「ヒコーキラテ（500円/税込）」。エスプレッソにスチームドミルクを入れたシアトル風で、ラテアートの飛行機シルエットが大人気なんです。お菓子メニューとセットにすると、100円引きになってお得ですよ。この日はその中から「ミニタルト2個セット」をオーダー。（ヒコーキラテとセットで900円/税込）タルトは日によって異なり、数種類から選べます。程よい甘さがラテと相性抜群ですよ。


「静かに過ごせる空間をたいせつにしたい」、と語る守屋さん。おひとりで切り盛りされていることもありますが、3名様以上は対応できない場合もあるそう。「静かにゆったり流れる時間を過ごしたい…」、そんな方にはとっても居心地の良いカフェですよ。