北は北海道から南は九州まで、選りすぐりのご当地餃子が楽しめる「ナンジャ餃子スタジアム」。異なる店舗の餃子を一皿で食べられる「食べ比べメニュー」もあって、餃子好きにはたまらないグルメなテーマパークです。場所は、東京を訪れる観光客にも人気の池袋・サンシャインシティにある、「ナンジャタウン」の中。餃子でパワーをつけてショッピングやレジャーを満喫しちゃいましょう!
グルメ
2016.05.12
全国のご当地餃子を食べ比べ!
ナンジャ餃子スタジアム
writer : 西宮めぐみ
昭和のノスタルジックな雰囲気も一緒に味わえる!
「ナンジャ餃子スタジアム」は、ナンジャタウンを構成する3つの街のうち、昭和30年代の懐かしい日本の風景が広がる「福袋七丁目商店街」にあります。提灯の灯る路地に置かれているのは、ビールケースに板を乗せただけのテーブル。よく見ると板塀に探し猫の張り紙があったりして、なんとも味わいのある空間です。
「ナンジャ餃子スタジアム」と言えば、餃子四天王!
全国から厳選した8店が軒を連ねる「ナンジャ餃子スタジアム」。2つのグループに分けてご紹介しましょう。まずは“餃子四天王”グループ。構成するのは、かつての「池袋餃子スタジアム」で絶大な人気を集めた「鉄なべ荒江本店」(博多)、「丸満」(古河)、「包王」(滋賀)、「華興」(東京)の4店です。(※「華興」は「全国たれ比べ餃子」店で販売。)
餃子グルメを唸らせた、店それぞれの美味しさ
独特のカリカリ食感の皮と、たっぷりのキャベツとニラに秘伝のタレを効かせた餡が絶妙な「鉄なべ荒江本店」。まんまる型がユニークな「丸満」の餃子は表面パリッ、中モッチリの皮に20種類以上の具材の餡が詰まっています。「包王」は、近江牛の肉汁あふれる餡が何ともジューシー!皮も卵黄や秘伝のスープを使う贅沢さ。「華興」の餃子は豚肉の肉汁に玉ねぎの甘味が効いていて、ジューシーながらさっぱり。皮も厚めで食べ応えアリです。さらに4月15日に新しくオープンした「北海十勝餃子」。現地直売とお取り寄せでしか手に入らなかった人気餃子が、北海道から遠く離れたナンジャタウンで楽しめるようになりました。
「ナンジャ餃子スタジアム」だから楽しめる
“食べ比べ”もう一つは“食べ比べ”グループ。テーマごとに複数店の餃子を一皿で楽しめるので、初心者からグルメまで大人気。“羽根付き餃子の共演”は、「ニイハオ」(蒲田)と「安亭」(新宿)。“宇都宮と浜松の共演”は、「宇都宮餃子館」(宇都宮)と「石松」(浜松)。そして“日本三大中華街の共演”は、「四五六菜館」(横浜中華街)、「皇蘭」(神戸南京町)、「老李」(長崎新地中華街)というラインナップです。
食べ比べることでより際立つ、それぞれの美味しさ
羽根付き餃子発祥の店、と言われる蒲田の「ニイハオ」は、羽根パリパリに皮モッチリでさすがの美味しさ。「安亭」はチーズの羽根!がクセになる香ばしさです。「宇都宮 健太餃子」は、ニラとにんにくが効いたしっかり味でタレなしでも美味。対する「石松餃子」はあっさりジューシー。浜松餃子のお約束、ゆでモヤシと共に。
横浜中華街の老舗「四五六菜館」は野菜の旨味が印象的。味噌ダレで食べる「皇蘭」は、餡のお肉も大きめカットで食べ応えあり。「老李」の水餃子は、ぷりぷり食感の皮と肉汁ジューシーな餡でつい食べ過ぎちゃいそう。
タレで食べ比べるオモシロ企画“全国たれ比べ餃子”
“全国たれ比べ餃子”では、全国から選び抜かれたタレの数々で、餃子を食べ比べることができます。どのタレがどんな餃子に合うのか、同じ餃子でもタレによってどう味が変わるのか、ぜひ“タレ比べ”てみてください。
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スマートポイント
- 荷物が多くなりがちな観光客にとってロッカーは強い味方。ナンジャタウンの入園ゲートを入った左手には、200円~500円で利用できるロッカーがあります。狭い路地も身軽に楽しめますよ。
- 「福袋七丁目商店街」の中にある「三条家」。三畳一間の靴を脱いで寛げる人気スペース。空いていたらとてもラッキー!ちゃぶ台で食べる餃子は、またひと味違うかも?!
- 「福袋七丁目商店街」には読売新聞の販売所も!ここでは1部500円で1926(大正15)年~2013(平成25)年までの好きな日付の新聞が購入できるのです。誕生日や大切な思い出の日の新聞を買って東京観光のお土産にしても楽しいですね。
ライターのおすすめ
細部まで凝っているナンジャタウン園内には、触って楽しめる仕掛けが町じゅうに!餃子を堪能した腹ごなしに、「福袋七丁目商店街」はもちろん、「ドッキンガム広場」や「もののけ番外地」も探索してみましょう!
西宮めぐみ
東京都出身。その土地の味を通して、その地の魅力や文化に触れるのも、旅の醍醐味!レストラン広報時代に鍛えられた胃袋ありがとう。一人旅好き。
INFORMATION
スポット名 | ナンジャ餃子スタジアム |
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住所 | 東京都豊島区東池袋三丁目サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル2階 |
ジャンル | 餃子ショップ、フードテーマパーク |
電話番号 | 03-5950-0765(9時30分~18時) |
料金 | ナンジャタウン入園料 大人(中学生以上):500円、 こども(4歳~小学生以下):300円、 3歳以下:無料(飲食代は別途必要) |
営業時間 | 10時~22時 (最終入園・ラストオーダー:21時) |
定休日 | 年中無休 |
備考 | アクセス:JR、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線・副都心線 「池袋駅」35番出口より徒歩8分 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」より徒歩3分 都電荒川線「東池袋4丁目駅」より徒歩4分 HP:http://www.namco.co.jp/tp/namja/food/gyoza/ |