近頃、流行りのグランピング(グラマラス×キャンピング)をはじめ、女子にもすっかり人気のキャンプですが、昨年、自由が丘に日本初キャンプファイヤー料理の楽しめるお店がオープンしました。その名も「THE BANFF-CAMPFIRED GRILL & CAFÉ」。グランピングなどで楽しまれているような料理をメインに出してくれるお店です。店名はカナダの地名の「BANFF」そのまま。自由が丘で本格的なキャンプ料理を味わってみましょう!
季節特集
2017.03.24
華やかにいろどる桜並木を歩き
人気お花見スポットを楽しもう
writer : 高田 洋子
おしゃれな店内はまるでカナダの山小屋!
店内に入ると目につくのは高く積まれた薪。この薪はただの薪ではなく、料理にマッチした香りを醸し出すための厳選された薪。店長の稲垣さんのお話では、いろいろな薪の香りが肉の香味に一味加え、素晴らしいスパイスになるのだそう。稲垣さんはソムリエの資格もお持ちで、香りに関してはプロ中のプロ。そんな方がチョイスしてくれる、お肉と薪のコラボはキャンプファイヤー料理の醍醐味です。
イタリアンでもフレンチでもない、それが魅力!
お料理メニューを具体的に見てみると、少し意外な感じもしますがキャンプファイヤー料理はとってもヘルシーな印象。シーフードも多く、おすすめは薪で焼き上げた野菜。ただの温野菜ではなく、大きめにカットした野菜を、キャンプファイヤーの火で炙ったようなダイナミックさ、グリルの良い香りを楽しんで。
キャンプファイヤーのスター選手、ダッチオーブン。
お次はお店のキャンプファイヤー料理のメインの一つでもあるお鍋。お鍋と言っても、キャンプファイヤーの火にかけられたダッチオーブンをイメージして。
THE BANFF-CAMPFIRED GRILL & CAFÉではCOCOT(ココット)とフランス風に呼んでいます。ポテトや魚介、お肉の煮込みなどたくさんのバリエーションが用意されていて飽きることがありません。
これが絶対おすすめ!メインはWOODFIREED GRILL!
厳選されたリブロースを薪火で焼いたメイン。遠赤外線効果のある薪火で焼き上げていて、ガスとは違い、食材の表面を一気に固く締めることで、肉が持っている旨味を外に逃がさず調理。炎はほとんど水分を含まないので表面はパリッと中はジューシーに仕上がるのです。薪のほのかな香りはなんとなく懐かしく、食材の風味を一層引き立てます。
ドリンクはオーガニックで個性的な魅力がいっぱい
店長さんがソムリエなのでワインのラインナップは万全。また、タイプの違うクラフトビールやウィスキーの品揃えも豊富で、お気に入りを見つけられそう。
キャンプファイヤー気分になれるビールやワインをお好みに合わせて相談してみましょう。
もちろんデザートもキャンプファイヤー!
デザートにはTHE BANFF-CAMPFIRED GRILL & CAFÉの看板メニュー、スモークを閉じ込めた「キャンピング・スモア」を。焼いたマシュマロとチョコレートクリーム、クランチクッキーを混ぜて頂く鉄板キャンプファイヤースイーツ。スモークの香りと熱々のマシュマロはクセになる美味しさです。季節オススメのデザートではグリルしたフルーツが添えられているのも、キャンプファイヤーらしい!
『千鳥ヶ淵』は皇居の北西にあるお堀のことです。この一帯にはソメイヨシノや山桜など約260本が植栽され、例年100万人の人出がある東京屈指の人気お花見スポットです。お堀の両岸から水面に向かって伸びる見事な枝ぶりと手漕ぎボートの光景は、テレビでもよく放映されるので、一度は見たことがあるのではないでしょうか? 今回は、開花時期に開催される「千代田のさくらまつり」に焦点を当てご紹介します。
春爛漫!千鳥ヶ淵一帯がピンクに包まれる♪
千鳥ヶ淵緑道を中心に、千代田区は毎年「さくらまつり」を開催しています。2017年は3月28日(火)~4月6日(木)期間中は夜桜観賞ができるようLEDライトアップや、ボートの夜間特別営業を実施。その他、周辺の神社や劇場、大学などで関連イベントが多数開催されます。(開花状況により変更になる場合があります)
歩き方は二通り。北から行くか、南から行くか⁈
東京メトロ「九段下」駅を使う方は、緑道の北側入口からスタートします。北側は、お堀にかかる桜やボートを見ることができるあの場所です。東京メトロ「半蔵門」駅を使う方は、南側入口からスタートです。こちらは英国大使館近辺に縦に長く開けている「千鳥ヶ淵公園」があり、約170本の桜が咲き乱れます。
ボートに乗ってみる? 散策してみる?
満開の桜を愛でながら緑道をゆっくり散策するのも良いですが、ボートに乗って、お堀の中から間近に迫る桜を見上げるのも圧巻です。喧騒を離れ、時折散りゆく桜の花びらをのんびりと眺める。風情があって、とても贅沢な時間を過ごせるはずです。
東京の中心をお花見しながらお勉強
「さくらまつり」では、会期中に無料の「さくらツアー」を開催。千代田区の魅力を「江戸東京ガイドの会」の皆様が教えてくださいます。桜について・見どころ・ベストスポットなど、たくさんの教えを受けることができます。知識があると、お花見が数倍楽しくなると思いますよ。
春の夜風に誘われて、必見の価値あり!
「さくらまつり」会期中は、千鳥ヶ淵の桜が夜間ライトアップします。漆黒の闇の中、おぼろげに白く光る桜の巨木。日中は生命力あふれる美しい色を見ることができますが、夜間に見る繊細な花ばなの重なりは、ずっと見ていたくなるほどです。
期間限定! 「さくらまつり」でしか手に入らないもの
「さくらまつり」期間中でしか手に入らないグッズは、ボート場近くのグッズ販売屋台、または九段坂の緑道入口にあるグッズ販売ブースの2カ所でのみとり扱い。べっこう飴に桜の花びらを閉じ込めた飴や、江戸城古地図タオル、桜染めハンカチ、などオリジナルな商品が並んでいます。
スマートポイント
- あまりの人の多さでお花見どころじゃないわ! という方に朗報です。4月1日、2日は桜巡りのできる無料バス『さくらカルガモ号』が運行します。停留場は「千代田区観光協会」など。ぜひご活用ください。
- 今年のお花見は「和装」で楽しんでみませんか?着物をレンタルできるので手ぶらでOK。詳細はこちら→http://kanko-chiyoda.jp/tabid/3836/Default.aspx
- 観光案内所には、是非立ち寄ってください。桜や宮内の案内、公式ガイドマップを配布しているので、効率的に皇居・千鳥ヶ淵周辺を楽しむことができますよ。
ライターのおすすめ
皇居・千鳥ヶ淵緑道のすぐ横に位置するインド大使館では、桜の満開・見ごろの時期に合わせて、毎年『さくらフェスティバル』を開催しています。インド料理に舌鼓を打ったり、ステージを楽しむことができますよ。
高田 洋子
ライター、歯科衛生士。みなさんのお口の健康を守って20年。いつの間にやらライターに。日々子育て奮闘中。JAZZとコーヒーをこよなく愛す道産子です。
INFORMATION
スポット名 | 千鳥ヶ淵緑道(一般社団法人 千代田区観光協会) |
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住所 | 東京都千代田区九段南2丁目から三番町先 |
ジャンル | お花見 |
電話番号 | 03-3556-0391 |
料金 | 桜べっこう飴 500円、ボート 30分800円(観桜期) |
営業時間 | 夜間のライトアップは日没(18時頃)~22時まで |
定休日 | なし |
備考 | アクセス:東京メトロ 半蔵門線・東西線 「九段下」駅 2番出口 徒歩5分 東京メトロ 半蔵門線「半蔵門」駅 5番出口 徒歩5分 HP:http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/1116/Default.aspx |