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観光観光

2017.07.04

東京最大や関東最長級も!
迫力満点のいたばし花火大会

writer : 西宮めぐみ

いたばし花火大会
「いたばし(板橋区)」は、東京23区の北西にあって北側を埼玉県に接しています。実は、今回ご紹介する「いたばし花火大会」は、1951年に東京と埼玉との境界是正を記念して開催されたのが始まりなんです。その後、「いたばし花火大会」に名前を変え、打ち上げる花火も年々充実&大規模に。今ではその迫力を楽しみに50万人以上の見物客が集まる東京を代表する花火大会の一つとなっています。

荒川の夜空を彩る12,000発の花火

いたばし花火大会は、荒川の対岸、埼玉県側で開催される戸田橋花火大会と同時開催されています。1時間30分の間に川を挟んで約12,000発もの花火が次々と打ちあがる様は迫力も美しさも圧巻!花火の種類も多く、見所満載です。
河川敷からの景色

「東京最大の打ち上げ花火」は必見!

東京都内の花火大会ではほとんどが4~8号玉が最大なのに対し、いたばし花火大会では10号玉を100発も打ち上げるというから規模の違いがわかりますよね。そしてなんと言っても見ものは15号玉(尺五寸玉)!地上380~400m近くまで上がって約400mの花を開かせる「東京最大の打ち上げ花火」を都内で観られるのはいたばし花火大会だけだそうですよ。
見ものの15号玉(尺五寸玉)

まさに大瀑布!「大ナイアガラの滝」

関東最長級の「大ナイアガラの滝」も見逃せません。700mにわたって広がる滝は壮観の一言!ただし、観覧場所によっては見えない場合もあるので要注意です。
大瀑布!「大ナイアガラの滝」

日本最高峰の花火師の競演!

さらに、全国から集まった腕自慢の花火職人10名の競演も「いたばし花火大会」ならでは。芸術とも言える各名人の「渾身の一発」が夜空を彩る贅沢なひとときです。
花火職人が織りなす芸術的な花火たち

迫力を堪能できる有料指定席

花火大会は「どこで観るか?」が重要。無料の一般席もありますが、臨場感や迫力を楽しむなら有料指定席がお薦め。打ち上げ場所の真ん前で、尺五寸玉などの打ち上げに一番近く、仕掛け花火も真正面に上がり、大ナイアガラの滝も目の前の特等席「プライムシート」。手頃な価格の「B席」、打ち上げ場所に隣接し、世界各国の食べ物&飲み物が楽しめるフードトラックマーケットも出る「陸上競技場席」等々、いろいろな種類があるので、目的や予算に合った席を選びましょう。なお、「陸上競技場席」からは大ナイアガラの滝は見えませんのでご注意を。
クライマックス

観る席によって変わるアクセスに要注意

会場が広いため、席によって最寄り駅などアクセスが違ってきます。公式HPの「交通・アクセス」や「有料指定席」各ページに詳しく載っているので、しっかりチェックしておきましょう。また、当日は混雑必至。時間が倍以上かかることもあるようなので余裕を持った行動を!
交通規制のかかる17時まではバスも有効なアクセス手段。当日は増便も含め特別な時刻表での運行となるので、事前に確認しておくと良いですね。
※国際興業バス志村営業所(03-3966-2247)
大きな一輪の花の様な花火

マナーやルールを守って皆が楽しい花火見物を

最後にお願いを一つ。せっかくの花火大会を皆で楽しめるように、公式HPの禁止事項やお願いを守るのはもちろん、「自分がやられて嫌なことはしない。嬉しいことをする。」行動を。そして皆で気持ちよく夏の一夜を楽しみましょう!
色とりどりの華やかさ

スマートポイント

  • 見物場所は川の近く。蚊が多いので、虫よけスプレーや虫刺されの薬を忘れずに!
  • 雨や風など悪天候で開催中止となる場合があります。当日は午前10時以降、公式HPやFacebookに随時お知らせが出るので、こまめにチェックしておくと安心です。
  • 17:00~21:45頃まで会場周辺は車両乗り入れ禁止となります。もちろんタクシーもバスも入れません。周辺に駐車場はなく、アクセスは公共交通機関のみに。駅も大混雑します。ご注意を!

ライターのおすすめ

無料の一般席が良いけど、少しでも混雑の少ない場所で観たい!という方は、戸田市側にある戸田競艇場付近がオススメ。打ち上げ場所から近いので花火と一緒に音も楽しめますよ。

西宮めぐみ

東京都出身。その土地の味を通して、その地の魅力や文化に触れるのも、旅の醍醐味!レストラン広報時代に鍛えられた胃袋ありがとう。一人旅好き。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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