東京の夏を彩る華麗な饗宴
すべて見所！隅田川花火大会

ルーツは江戸時代、今も昔も愛される花火大会

隅田川花火大会は８代将軍徳川吉宗が享保18年に行った水神祭が始まりとされています。その後、政治事情や交通事情の悪化、隅田川の水質汚濁による臭害などが原因で数度開催を中断。1978年に現在の名称で復活し、以後毎年開催され、2017年の今年は第40回目の記念の大会です。

最高峰の技術力！　花火大会はコンクール？！

第一会場は19時05分からスタート。オープニングを飾る1000発以上の打ち上げ花火が大迫力！ 両国花火ゆかりの業者と国内の有名競技会を勝ち抜いた花火業者の技術を披露するコンクールを兼ねているので、レベルの高い独創的な打ち上げ花火を東京スカイツリー®と共に堪能することができますよ。

打ち上げ数はこちらが多い？第二会場の打ち上げ花火

第二会場は19時30分からスタート。第一会場より数多くの花火が打ち上げられます。こちらは下町情緒を楽しみながら花火が鑑賞できるので、子連れの方にはオススメです。両会場ともに20時25分くらいからフィナーレが始まります。５分間に2,000発もの花火が上がる姿は、圧巻です。

優雅に涼しい場所で楽しむためのチケットは入手困難

人気の隅田川花火大会のチケットは、手に入りにくいのが事実。東京スカイツリー®の特別営業や、周辺ホテルのレストランからの花火鑑賞プラン、展望台特別営業入場券付き宿泊プラン、屋形船などがありますが、申し込み後、抽選の場合もあるので、来年は早めにチェックすることをお勧めします。

ベストスポットでの鑑賞は「早めの現地入り」が鉄則！

会場は席取りのためにお昼頃から徐々に混み始めます。時間が近くなると会場周辺は入場制限がかかり、やっと最寄り駅についても近づくことすらできません。第二会場の方がやや空いていますが、大混雑に変わりありません。シートや折りたたみ椅子、飲み物、携帯のバッテリーなどあると便利です。

第一会場の花火を楽しむなら、穴場はここ！

お昼頃までに現地に行ける方は、両会場の花火が見える桜橋中学校周辺がおすすめ。向島の水戸街道（最寄駅：東武スカイツリーライン「曳舟」駅）は18時以降は歩行者天国に。第一会場の花火を存分に楽しめます。また、少し離れた荒川区（最寄駅：JR常磐線・東京メトロ日比谷線「南千住」駅）の汐入公園も穴場です！

ぜひ楽しんで♪　第二会場の穴場はここ！

清澄通りと江戸通りは18時になってから一斉に場所取り開始。14時くらいには周辺にいた方が良いですね。厩橋交差点（最寄駅：都営大江戸線「蔵前」駅）は駅近くの意外な穴場。東駒形三丁目や第一ホテル両国は高い建物がないため鑑賞しやすく、地元の方が集う穴場となっているようですよ。