東京ディズニーリゾートを訪れる際、混雑具合を予測し、少しでも快適に過ごしたいと考える方は多いでしょう。本記事では、東京ディズニーリゾートのチケット価格の仕組みと、それに基づく混雑予想、さらに夏場の訪問におけるポイントについて詳しく解説します。最適な訪問日を見つけるための参考にしてください。
観光
2024.08.09
夏休みのディズニー混雑状況
実は週末の方が空いている?
writer : 編集部
ディズニーチケットの値段と混雑具合の関係
東京ディズニーリゾートの入園チケットでは、変動価格制が導入されています。
季節・時期・曜日などにおける入園者数の繁閑差を標準化することを目的としており、夏休みや春休み、休日や祝日といった需要が集中する時期には料金が高く設定されています。
チケットの種類 | 価格Lv | チケット料金 | ||
---|---|---|---|---|
大人 | 中人 | 小人 | ||
1デーパスポート(1日) | 6 | 10,900円 | 9,000円 | 5,600円 |
5 | 9,900円 | 8,400円 | ||
4 | 9,400円 | 7,800円 | ||
3 | 8,900円 | 7,400円 | 5,300円 | |
2 | 8,400円 | 7,000円 | 5,000円 | |
1 | 7,900円 | 6,600円 | 4,700円 |
直近の2023年10月の価格設定により、
1デーパスポート(大人)は7,900円から最大10,900円と6段階での価格が設定されています。
夏休みなどの長期休みや休日などは料金が高く設定され、閑散期は料金が安く設定されています。そのため、公式の価格設定から、入園予定日の混雑を予想することができます。
8・9月の混雑予想
特徴 | 傾向 | |
---|---|---|
8月 | 夏休み 連休 | 土日の混雑下がりやすい 8月のお盆混雑 |
9月 | 三連休が2回 | 真ん中の日が混雑しやすい |
8月・9月の特徴と混雑の傾向をまとめると、このようになっています。
以下、月毎に解説していますので、タップしてご覧ください。
8月
8月は、小学生や中学生の夏休みの影響で、例年の傾向から「土日よりも平日の方が混雑する、土日がとても混む傾向は少ない」と考えられます。
幼稚園から大学までの幅広い年代が夏休みに入る8月は、基本的に毎日混雑しますが、
土日より平日が混雑する理由として、主に2つの可能性が考えられます。
可能性①
平日も学校が休みであることと、チケットがダイナミックプライシングになったことで、チケットの値段が少しでも安い平日に人が流れていると考えられます。
可能性②
土日は混んでいるという固定観念と猛暑の影響で、
家族連れが来園を避けているのではないかと推測されます。
お盆休みとその前後は、10,900円と最も高い価格が設定されています。毎年お盆期間は非常に混雑するので、混雑を避けたい方はこの期間を避けることをおすすめします。
9月
9月は、三連休(9/14-9/16、9/21-9/23)が2回あり、「三連休の初日と真ん中の日が混雑する」と考えられます。
例年、三連休は真ん中の日が最も混雑し、次いで初日が混雑する傾向があります。最終日は旅行や観光を早めに切り上げて帰宅する人が多いため、比較的混雑が緩和されることが多いです。
また、9月は大学生の夏休み期間でもあります。
そのため、通常は比較的空いている平日も混雑することが予想されます。
特に9月前半の平日は、夏休みの期間の中で最も安い8,400円と設定されているため、混雑が予想されます。
注意点
⚫︎ アトラクションの休止情報
以下に、8−9月に休止となるアトラクションをまとめています。(2024/7/30時点)
変更になることもあるので、来園前に確認するようにしましょう。
東京ディズニーランド
・アリスのティーパーティー 2024/7/1 – 2024/9/10
・ビーバーブラザーズのカヌー探検 2024/7/15 – 2024/9/1
・スペース・マウンテン 2024/8/1 – 未定
・ホーンテッドマンション 2024/8/20 – 2024/9/18
・イッツ・ア・スモールワールド 2024/9/17 – 未定
東京ディズニーシー
・マーメイドラグーンシアター 2020/7/1 – 未定
・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ 2024/2/13 – 2024/9/24
・スカットルのスクーター 2024/8/1 – 2024/8/15
・ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ 2024/9/4 – 2024/11/4
⚫︎暑さ対策
夏の東京ディズニーリゾートは高温多湿な気候が特徴です。パーク内にはコンクリートやアスファルトのエリアが多く、人気アトラクションやショーでは外で並ぶことが多いため、熱中症や脱水症状に注意が必要です。
まず、十分な水分補給が重要です。缶や瓶に入った飲み物は持ち込めませんが、ペットボトルや水筒に入れた飲み物は持ち込むことができます。パーク内にはレストランや自動販売機も多く設置されているので、こまめに水分補給を心がけましょう。
また、帽子やサングラス、日傘などの紫外線対策も必須。さらに、携帯用の扇風機や冷却タオルなどの冷却グッズを活用するのも効果的です。
夏のディズニーを楽しむためには、事前の準備が重要です。水分補給や紫外線対策を徹底し、熱中症や脱水症状に気をつけましょう。
混雑を避けるためのベストな日は?
夏のディズニーで混雑を避けたい方には、
8月最終週の平日がおすすめです。
夏休みシーズンのディズニーは家族連れのゲストで混雑しますが、多くの学校や家庭が新学期に向けて準備を始めるため、この時期は家族連れの来園者が減少します。
以前は8月いっぱいが夏休みというのが一般的でしたが、最近では8月最後の週から新学期が始まる学校も増えています。学校や自治体によって新学期の開始日は異なりますが、8月最終週もまだ夏休みである方は、比較的混雑を避けて夏のディズニーを楽しむ絶好の機会です。
特に夏休みやお盆など混雑が想定される時期は、ホテルや飛行機などの予約も激戦になります。
「まだ早いかな‥」と思っているうちに好条件な部屋や席が埋まり、価格も上がっていくので、
泊まりでのディズニー旅行を計画している方は早めの予約をおすすめします!