甘酒横丁は、通りを歩くだけで江戸情緒を感じられる散歩道。地下鉄日比谷線人形町駅(A1出口)を出てすぐにある「甘酒横丁」交差点から明治座のある清洲橋通りまでの約400mを甘酒横丁と呼びます。のぼりや標識もあるので迷うことはありません。老舗の味を守るお店と新しいお店が共存する甘酒横丁なら、きっと素敵な東京土産が見つかるはずです。
公演帰りにちょっと寄り道
昔から甘酒横丁の界隈は、人形町にあった寄席や明治座の芝居帰りの見物客で賑わっていたそうですが、今もそれは変わらず、明治座で公演があればお客さんが立ち寄ってくれるそうです。中でも「とうふの双葉」で売られている甘酒は大人気。甘酒横丁の由来である「尾張屋」から甘酒やを引継ぎ、今も変わらないこだわりの味をふるまっています。
高級たい焼きを食べたことある?
甘酒横丁の「柳屋」、麻布十番の「浪花家総本店」、四谷の「わかば」は、東京の「たい焼き御三家」と呼ばれています。有名なので食べ比べをした方もいらっしゃることでしょう。さて、柳屋のたい焼きは、十勝産の小豆で作られた甘さ控え目の自家製あんこ。型が一つ一つ独立していて、生地を流し込んでは閉めて焼くの繰返し。これほど手間がかかって1個120円です。たい焼きにしては高いと思う方でも、あまりの美味しさに納得するはすです。
水天宮の帰りに甘酒横丁
安産のご利益がある「水天宮」が2016年まで改装している為、明治座横に移転し「仮宮」として賑わっています。お参りの帰りに甘酒横丁の甘味所でちょっと休憩するのもいいですよ。毎年恒例の「桜まつり」の頃ならより一層観光客も多くなり、賑やかな甘酒横丁になります。
※こちらは、公開日が2016年1月8日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。